Touch On Time(タッチオンタイム)の導入メリットや料金を徹底解説
Touch On Time(タッチオンタイム)は、小売業・飲食業をはじめとした様々な業種で利用されている、勤怠管理システムです。この記事では、Touch On Timeを利用するメリット、導入の流れ、導入事例を紹介します。
目次(クリックでジャンプします)
Touch On Timeとは
Touch On Timeは、株式会社デジジャパンが提供する、クラウド型の勤怠管理システムです。導入企業数12,500社以上、利用者数75万人以上と、勤怠管理システムのなかでも多くの人から支持されています。
オフィスだけでなく、飲食店やサービス業、医療・介護の現場でも導入されていることが特徴です。様々な勤務形態の職場に対応できる機能が充実しています。
Touch On Timeを利用するメリット
タイムカードと違って煩雑な集計は必要なし!
Touch On Timeは、クラウド型の勤怠管理システムです。出勤時間・退勤時間の情報はシステム上で管理され、データは自動集計されます。
従業員は打刻をするだけ。複雑な申請は不要です。そして管理者も紙の管理や表計算ソフトでの計算をする必要がなく、煩雑な業務を効率化できます。
従業員ごとに時給設定をしておけば、人件費の概算をリアルタイムに把握可能です。また、勤怠データはCVSファイルで出力できるので、CSVファイルの読み込みに対応している給与システムを利用すれば、給与管理も効率的に実施できます。
クラウド型システムでコストを削減
自社サーバーを利用した、オンプレミス型の勤怠管理システムは、それぞれの企業に合わせたシステム構築が可能です。しかし、初期費用や維持費が高額で、一度作ったシステムを作り変えるにもコストがかかります。
一方で、Touch On Timeはクラウド型システムなので、導入時にサーバー購入費を支払う必要もありません。初期費用はタイムレコーダーの代金のみ。非常に安く抑えられます。
勤務形態や社内の状況に合わせて、設定を変更することも簡単です。その際にも追加料金はかかりません。また、無料で年3回のバージョンアップを行っており、どんどん使いやすいシステムへと改良されていきます。労働時間に関する法改正があった場合にも、無料のバージョンアップで対応します。
パソコン不要の「タッチオンタイムレコーダー And.」
Touch On Timeでは、4種類のタイムレコーダーとPC、スマホ、タブレットから打刻方法が選択できます。そしてTouch On Timeを利用する企業の約7割は、独自開発したタイムレコーダー「タッチオンタイムレコーダー And.」を利用しています
「タッチオンタイムレコーダー And.」の特徴は、PC不要で3種類の打刻方法を選べることです。
まず、レコーダー本体に15万件のデータを蓄積できるため、PCと常時接続する必要がありません。データは、レコーダーを直接インターネットに接続してシステムに送れます。インターネットに接続できない場合は、SDカードを使って、インターネットに接続されている機器にデータ移行ができます。
PC不要なので、店内にPCを設置するのが難しい飲食店や、24時間出退勤を記録する必要がある医療機関などで活用できます。
また、同一の機器で「指紋認証」、「ICカード認証」、「パスワード認証」の3つの認証方法を併用できます。従業員にとっても利便性が高く、不正打刻の防止にも役立ちます。
Touch On Time導入までの流れと利用料金
30日間無料トライアル
Touch On Timeは、導入前に30日間の無料トライアルを行っています。WebサイトやFAXなどで申し込むと、希望のタイムレコーダーを含むスターターキットが届きます。
利用中は、問い合わせフォーム、電話、FAXにてサポートセンターにいつでも問い合わせが可能。就業ルールは企業や店舗によって異なるため、導入から運用まで親身になって手厚くサポートします。
トライアル期間の終了後、サポートセンターが継続利用の希望を確認します。継続の場合には、トライアル期間の設定をそのまま使用できます。
導入後の料金
導入時に必要な費用は、利用する台数分のタイムレコーダーの代金だけ。すでに所持しているPCやタブレット、各自のスマホ・境内電話を打刻に使う場合、初期費用は0円です。タイムレコーダーのレンタルプランもあります。
導入後の料金は、1人当たり月額300円です。月々の料金はその月に打刻を行った人数で計算されます。オプションによる追加料金も一切なし。最低利用人数は1名、1ヶ月から利用可能で、もし打刻がなくなれば自動的に請求が停止されるため、安心して利用できます。
Touch On Timeの導入事例
医療機関:社会医療法人 寿楽会 大野記念病院
大野記念病院では、手書きのタイムカードで紙による出退勤の記録、集計を行っていたところ、業務効率化のためTouch On Timeを導入しました。
Touch On Timeを選んだ理由のひとつは、システム検証にコストがかからないこと。30以上の拠点を持ち、約800人が働く医療法人なので、初期費用が高額なシステムを導入するリスクが高いのです。そこで、無料でトライアルの実施後、運用コストも低くいつでも辞められる、Touch On Timeを選択しました。
生体認証ができることも重要でした。病院業務では、万が一問題が起きた時のため、いつ誰が出勤していたのか病院側が正確に把握する必要があります。Touch On Timeの生体認証は、確実な記録を残せるため、病院での導入にぴったりです。
導入インタビュー:勤怠の見える化に成功し、従業員の健康面を意識したシフト管理ができるようになりました
クリーニング:有限会社大佛
東京都の武蔵野・小金井エリアを中心にクリーニング店を展開する、株式会社大佛では、タイムカードの集計に時間がかかりすぎるのが課題でした。特に「応援勤務」(他店舗での勤務)の集計が難しく、タイムカード集計に毎月4日間ほどかかっていました。
これは明らかに改善の余地があると考えていたところ、偶然Touch On Timeを知り、1ヶ月トライアルで使ってみることにしました。実際にトライアルが始まると、今までの悩みは完全に解決できそうだとわかり、導入に至りました。
それまでは紙で管理していたため、複数の店舗で同一人物の打刻情報がそれぞれ保管されていました。Touch On Timeの導入で、従業員ごとに打刻情報がまとめられ、勤務時間の集計が格段に楽になったそうです。
集計にかかる人件費が抑えられたので、コスト削減にもなりました。サポートセンターの対応力の高さも、他社に勝っているといいます。
導入事例:手作業と締日からの解放労働時間の効率化に成功しました
Touch On Timeで勤怠管理を効率的に
Touch On Timeは、PC接続の必要がなく生体認証による打刻ができるため、幅広いシチュエーションで勤怠管理に利用できます。とくに飲食店や病院、店舗の行き来があるチェーン店等でおすすめです。
Touch On Timeのようなクラウド型の勤怠管理システムには、コストが安く抑えられるので導入のハードルが低い、多様な勤務形態に随時対応できる、といったメリットがあります。人事業務の効率化を考えている方は、ぜひ勤怠管理システムを比較検討してみてください。