タレントマネジメントの意味とは?注目されている理由やツールの活用についてご紹介!
こんにちは。プロキュア編集部です。
人事部門における役割の1つ「タレントマネジメント」ですが、言葉は聞いたことがあるけど、タレントマネジメントの意味やなぜ注目されているのかまでは詳しく知らない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、タレントマネジメントの意味や注目されている理由、ツールの活用についてなどをご紹介します!
目次(クリックでジャンプします)
タレントマネジメントの意味とは?
「タレントマネジメント」とは、企業が抱える人材がどのようなスキルや能力を持っているのかを把握・管理し、パフォーマンスを最大化するために、戦略的な人材配置や教育などに取り組むことを意味します。
才能や素質、技量といった意味を持つ「タレント」ですが、この場合は「企業に貢献できるスキルを持った人材」や「優秀な人材」という意味が強いです。
タレントマネジメントが注目されている理由
タレントマネジメントが注目されている理由には、主に、
- 1.少子高齢化による労働人口・生産年齢人口の減少
- 2.経済のグローバル化
- 3.働き方改革の推進
の3つが挙げられます。
少子高齢化が進むことで労働人口や生産年齢人口が減少し、人材の確保が難しくなってきている現代、人を増やして成果を出すのではなく、「今いる従業員で多くの成果を出す」という意識にシフトしてきています。
また、経済のグローバル化により世界でも戦える商品やアイデアを生み出せる人材の育成が求められており、さらには長時間労働の是正など、働き方改革を実行するための手段としてタレントマネジメントを検討する企業が増えていることが背景としてあります。
タレントマネジメントの進め方
では実際に、タレントマネジメントはどのように進めていけば良いのかをご説明します。
1.タレントマネジメントを行う目的を明確にする
まずは、タレントマネジメントを行う目的を明確にすることから始めます。
タレントマネジメントの導入が目的になりがちですが、経営へどのように活かしていくのかを決めておくことが大切です。
目的だけでなく、どの部署の誰が取り組んでいくのか、責任者や担当者も決めておきましょう。
2.社内の人材情報を整理し、現状を把握する
次に、社内の人材情報を整理し、現状を把握します。
現在の役職や業務、過去の経歴、資格やスキルといった従業員のデータをはじめ、仕事に対するモチベーションや会社への満足度など、組織の状態を把握することも必要です。
3.必要としている人材のイメージを明確にする
そして、最初に設定した目的を達成するために必要な人材のイメージを明確にします。
明確にしないまま次のステップに移ってしまうと、行動を起こしたところで成果は得られません。
必要とする人材のイメージを具体化するには企業の経営理念や行動指針が大きく影響するので、自社の従業員にどのようになってほしいのかを改めて考える機会にもなるでしょう。
4.具体的なアクションを検討し、行動に移す
社内の現状を把握し、必要としている人材のイメージが固まれば、具体的なアクションを検討し、行動に移します。
具体的な行動には、必要な人材の採用や育成、適切な人材配置が挙げられます。
新卒採用で育成を行う、既存の従業員を育成するといった方法は時間を要しますが、中途採用であれば比較的短期間での人材活用が実現できるでしょう。
5.アクションに対する検証を行う
起こしたアクションに対して、検証し改善を重ねていくことも忘れてはいけません。
タレントマネジメントを行う目的が適切だったか、事業に貢献できたか、従業員にとって納得のいく配置や評価だったかなど、様々な視点からの検証が次の施策へとつながります。
タレントマネジメントツールの活用がおすすめ
このように、タレントマネジメントには、人材のあらゆる情報を管理するだけでなく、必要な情報を収集・分析するなど、様々な作業が発生します。
従業員が多ければ多いほど、管理や収集、分析が負担になってしまうことから、タレントマネジメントツールを活用している企業も増えてきています。
タレントマネジメントを効率的に進めたいとお考えの方は、ぜひツールの導入を検討してみてください。
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以上、タレントマネジメントの意味や進め方など基本的な情報をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
次回は、タレントマネジメントの目的や取り組み事例など、導入前に押さえておきたい情報をご紹介しますのでお楽しみに!
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興味のある方は、ぜひこちらもご活用ください。