リクルートの勤怠管理システム「リクナビHR Tech 勤怠管理」の機能や特徴、料金を解説!

Last Updated on 2020-10-14 by プロキュア編集部

人事にまつわる業務は、採用から労務管理や勤怠管理まで多岐にわたり、多くのデータを扱いう業務です。しかしその一方で、未だにそのような業務を紙の書類などのアナログな方法で管理している企業は多く存在しています。株式会社リクルートキャリアはこのような問題を解決する「リクナビHR Tech 」シリーズのサービスを提供しています。リクナビHR Techは、転職スカウトや採用管理、勤怠管理をそれぞれシステム化し、業務を効率化できるサービスです。

今回はそのリクナビHR Techシリーズの「リクナビHR Tech 勤怠管理」の機能や特徴、料金について解説します。

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目次

  1. リクナビHR Tech 勤怠管理とは
  2. リクナビHR Tech 勤怠管理の機能
    1. 出勤・退勤時間の記録を効率化
    2. 休暇申請もシステム化
    3. シフト希望の提出
    4. 就業規則に合わせた残業基準・勤怠ルールの設定
    5. 長時間労働を防ぐアラート機能
    6. CSVの出力で外部サービスとの連携
    7. 管理者権限の設定
  3. リクナビHR Tech 勤怠管理の特徴
    1. コスト削減効果
    2. 勤怠データは5年間保存
    3. 充実のサポート体制
  4. リクナビHR Tech 勤怠管理の料金
  5. 勤怠管理システムを導入してアナログ管理から脱却

リクナビHR Tech 勤怠管理とは

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リクナビHR Tech 勤怠管理は、株式会社リクルートキャリアが提供するクラウド型勤怠管理システムです。労働時間の管理や休暇申請、シフトの提出などをシステム化することで、日々発生する勤怠管理業務を効率化できます。株式会社リクルートキャリアは、この他にも「リクナビHR Tech」シリーズとして転職スカウトシステムや、採用管理システムを提供しています。

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リクナビHR Tech 勤怠管理の機能

以下はリクナビHR Tech 勤怠管理の機能です。

出勤・退勤時間の記録を効率化

リクナビHR Tech 勤怠管理は、タイムレコーダーを用いて、毎日の出勤・退勤時間の記録が可能です。管理者はこの記録されたリアルタイムの情報をいつでも確認できるため、勤怠情報が可視化され、長時間労働をしている従業員の発見や、エラーのない正確なデータを把握することが可能となります。

以下はリクナビHR Tech 勤怠管理に対応している打刻端末とその価格です。

  • 共用PC:無料
  • 個人が所有するPC:無料
  • スマートフォン:無料
  • PC接続型のICカードリーダー:税抜 3,700円
  • 専用ICカードリーダー(液晶なし):税抜 56,500円
  • 専用ICカードリーダー(液晶あり):税抜 95,000円
  • 指ハイブリッドリーダー(PC接続):税抜 29,500円

リクナビHR Tech 勤怠管理は、共用PCだけでなく、個人所有の端末から打刻できるため、外出中でも打刻が可能です。スマートフォンを用いて打刻する場合には、位置情報も共に記録できるため、不正打刻の防止につながります。

ICカードリーダーは、交通系ICカードの規格であるFeliCaに加え、社員証などで多く用いられているMifare規格にも対応しています。普段から持ち歩くICカードを利用して打刻が可能です。

指ハイブリッドリーダーは、指の指紋と静脈を同時に読み取る端末です。本人以外がなりすますことが不可能なため、不正打刻を防止できます。

これらの打刻方法は併用も可能であり、拠点や組織ごとに打刻方法を変えることも可能なため、従業員の働き方に合わせて適した打刻方法を選択できます。

休暇申請もシステム化

リクナビHR Tech 勤怠管理では、各種休暇の申請・承認をシステム上で行えます。法定休日や法定外休日だけでなく、独自に設けている休暇の設定や消化状況などの管理も可能なため、規定に合わせて導入ができ、従来の紙やエクセルを利用した申請に比べて、よりスムーズかつ申請のミスを防止できるようになります。、日々の勤怠管理の効率化に繋がるでしょう。

シフト希望の提出

リクナビHR Tech 勤怠管理は、飲食業や、旅館・ホテル業などのシフト制の企業でも利用できます。シフト希望の提出や作成もシステム上で管理でき、事前にシフトパターンを設定しておけば、そのパターンを個人やグループ、拠点別に当てはめることで、シフトパターンの一元管理が可能です。

就業規則に合わせた残業基準・勤怠ルールの設定

リクナビHR Tech 勤怠管理では、様々な残業計算の基準を社員やアルバイトなどの就業ルールの異なる従業員ごとに設定が可能です。また、1日を最大8区分まで分割し、独自の時間区分を設定できるため、時間帯ごとに時給が異なる場合にも一括での管理が可能です。

長時間労働を防ぐアラート機能

リクナビHR Tech 勤怠管理は、時間と日数を基準として、残業時間数や遅刻回数等が一定値を超えた際にアラートを表示させられます。アラートという従業員の自主性に任せた管理が可能となるため、強制的な労働時間の管理にくらべて、従業員それぞれのモチベーションの向上が期待できるでしょう。

CSVの出力で外部サービスとの連携

リクナビHR Tech 勤怠管理は、CSV形式でのデータの入出力が可能です。レイアウトから作成し、必要データを選択できるため、使用用途に合わせたデータを生成できます。このデータを用いることで、主要給与計算ソフトとの連携も可能となるため、1つひとつのデータを入力し直す必要もありません。

管理者権限の設定

リクナビHR Tech 勤怠管理は、部署や拠点、雇用区分ごとでの管理者権限の割当が可能です。管理者が複数いる場合にも対応でき、承認フローは5段階まで設定が可能です。ひとつの承認段階に複数人の管理者を登録することもできるため、自社の承認フローに合わせた設定が可能です。

リクナビHR Tech 勤怠管理の特徴

以下はリクナビHR Tech 勤怠管理の特徴です。

コスト削減効果

リクナビHR Tech 勤怠管理を導入することで、勤怠に関わる集計業務や申請業務を自動化できます。1つひとつのデータをもとに集計作業を行う必要はなくなり、申請エラーの修正やチェックにかかる手間も大幅に削減できるため、従来の紙やエクセルを利用した勤怠管理業務に比べて、圧倒的に工数やコストを削減できます。

勤怠データは5年間保存

リクナビHR Tech 勤怠管理は従業員の勤怠データをすべて5年間保存しています。そのため、過去のデータが必要になった場合にもシステムからすぐに検索できます。従来のように全従業員の打刻後のタイムカードを何年分もロッカーに保管する必要もなくなるため、管理コストの削減にもつながります。

充実のサポート体制

リクナビHR Tech 勤怠管理は導入前と導入後ともに、専門のコールセンタースタッフがサポートに対応しているため、機能や操作の疑問だけでなく、就業規則や雇用体系などの初期設定のトラブルも解決できます。コールセンターでの対応以外にも、オンラインヘルプやリモートサポートも提供しているおり、サポート体制は万全です。

リクナビHR Tech 勤怠管理の料金

リクナビHR Tech 勤怠管理の料金体系は以下のとおりです。

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:1ユーザーあたり300円(税抜)

初期費用が無料であることに加えて、月額費用は登録人数ではなく打刻人数に応じて変動する完全従量課金型の料金体系であるため、繁忙期に従業員数が増える企業などでも、年間コストを抑えながら利用できます。

利用人数の上限・下限や、契約期間の縛りもないため、導入へのハードルは低いと言えるでしょう。

勤怠管理システムを導入してアナログ管理から脱却

リクナビHR Tech 勤怠管理の一番の特徴は、コスト面での導入ハードルの低さです。こうした勤怠管理システムなどのバックオフィスサービスは、直接説的な利益にむび付きづらいため、企業は高価なツールへの投資を躊躇してしまうものですが、リクナビHR Tech 勤怠管理であれば、安価に勤怠管理業務をシステム化できるため、導入に踏み切れるでしょう。

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