株式会社アスク
株式会社アスクは、1991年創業以来、快適なマンションライフをサポートする「フロントサービス」の提供を開始し、現在では約30万世帯の居住者様へサービスを提供しています。2019年2月にはパートタイマーの従業員数が2,500名以上と、多くの主婦(夫)層の採用とマネジメントを行っています。
──本当に多くのパートスタッフがいらっしゃいますね。
はい、その多くのパートスタッフがマンションコンシェルジュのお仕事に携わっています。フロントサービス提供時間や営業時間はマンションごとに異なりますが、物件の中には4~5時間など短いシフト勤務もあり、当社にとっては時間給で働いていただけることで運用最適化が図られます。パートスタッフさんも短い時間帯で家庭と両立して負担なく働くことができるなど双方にメリットがあり、必然的に増えてきました。
当社マンションコンシェルジュスタッフのボリュームゾーンは、40~50代の主婦(夫)の方です。豊富な対人スキルと落ち着いた雰囲気がマンションの居住者様への接客にマッチしていますね。この業務は主婦(夫)スタッフにどんどんお願いしたいと考えています。
──主婦(夫)層を登用されてきた過程で、苦労されたことはありましたか?
サービス業全般が抱える課題として、遅い時間帯の勤務や土日出勤への協力でしょうか。ご家族の理解をいただいて負担のない範囲でご協力いただける方もたくさんおりますが、中には採用後にご家族の理解が得られず辞退する方も。ですのでご応募していただく前にご家族とよく相談していただくことが必要だと思います。選考時もこの点はよく確認していますね。パートタイムへの理解など、社内の認識に関しては苦労したことは少ないです。
最近社内の認識を変えようと力を入れていることは、シニア層の積極採用ですね。現役を終えてもまだまだ社会で活躍されたい60歳以上の優秀な方々が活躍できる職場が当社にはあります。
─── しゅふJOBパート導入の決め手は?
利用していた求人メディアで満足のいく応募者数が集まらなかったので、とにかく何でもやってみようという思いで「しゅふJOBパート」を導入しましたが、当時はこれほど効果が出るとは正直思っておりませんでした。今では当社の主力媒体が「しゅふJOBパート」です。
── しゅふJOBパートをご利用してどのような効果がありましたか?─
当社が「採用したい層」と「マッチする人材」が多い求人媒体ですので、応募が多くとても助かっています。
弊社は自社で求人を作成していますが、しゅふJOBパートからいただく提案も活用しており、特にプロのライターさんからの「求人見直し」のご提案はとても良かったです。弊社で書く見出しと異なる目線やキャッチコピーはとても参考になります。社内のナレッジとして蓄積し、他の求人でも活用しています。
─── 採用後も長くトラブルなく働いていけるように、気を付けていることは何かありますか?
「公平感」と「調和感」を重視してマネジメントを行っています。トラブルの要因として一番多いのはシフトに関することなのですが、現場マネージャーは不公平感のないシフト編成を行うこと、お互いの負担度合いを考えながら仕事をする職場環境づくりを心掛けています。
採用の場面で気を付けていることは、やりがいのある部分と大変な部分をしっかり伝え、入社後のミスマッチをなくしていくように気を付けています。また当社では勤続10周年のスタッフを年に1回表彰しています。40代の時に入社された方はもちろん、50代・60代以上の方も多くおります。
─── 今後の主婦(夫)層のご採用に関するビジョンを教えてください。
サービス提供によるお客様満足を高めていくことは当然ですが、当社のビジネスモデル上、多くの雇用を創出できる立場としての責任を全うしていきたいと考えております。
より多くのもっと働きたいという方々と社会をつないでいける存在となればと考えております。
─── 主婦(夫)採用を検討されている企業様へ向けてメッセージをお願いします。
主婦(夫)には主婦(夫)の強みがあります。自社の事業内容の中で、その強みを生かせるようなニーズがないか?、深堀をすることで良い雇用関係のきっかけが生まれるかもしれません。また、同時に主婦(夫)側のニーズを掴むことも大事だと思います。雇用を生み出せそうだと思ったら、主婦(夫)さんたちが抱える応募までのハードルを下げていく。「私でもできそうかも?」と思ってもらえることで、お互いにチャンスが生まれるのかなと。
実際に当社でも「最初は不安だったけど、やってみたら居住者様から必要とされることがとても楽しく、誇りを持って働いている」といった声がたくさん上がってきます。家事や子育ては思っている以上に大変です。そこで培われた優先順位の付け方や臨機応変さは、どのような仕事にも活きるスキルだと思います。
弊社としましては競合が増えるのは悩ましいところですが、参画企業が増え、しゅふJOBパートの知名度がさらに上がれば弊社側にもメリットがあります。しゅふJOBパート事業部の皆さんも、親身になって募集~採用までサポートしてくださいます。是非、一度検討されてみてはいかがでしょうか。