経費精算システム「eKeihi」の機能や料金、導入実績を解説!

Last Updated on 2022-05-02 by プロキュア編集部

様々な企業から、経費精算システムと呼ばれるサービスが提供されています。経費精算システムの導入を検討する際には、それらの機能や料金体系、サービスの特徴を理解し、比較することで、自社にあったサービスを探し出せます。

今回は圧倒的な導入実績を持つ経費精算システム「eKeihi」の料金や機能を解説します。

>>経費精算がラクになる厳選サービス紹介中!

eKeihiとは

出典:公式サイト

eKeihiとはイージーソフト株式会社が提供する経費精算システムです。経費の申請から承認、支払処理の電子化、一元管理を実現するシステムです。

初版のリリースが2001年と、18年の歴史をもつサービスで、540,000ユーザー・2,000社以上の企業に導入されています。

自社の状況に合わせて、クラウド型とオンプレミス型の2種類の導入形態を選べます。

eKeihi(イーケイヒ)の情報なら | 料金・資料請求・サービス比較【マケスト】

eKeihiの機能

eKeihiには以下のような、日々の経理業務を効率化する多数の機能が備わっています。

  • 経費申請・精算
  • 交通費精算
  • 出張申請・精算
  • クレジットカード連携
  • 会計ソフト連携
  • 電子帳簿保存
  • 汎用ワークフロー
  • 支払い以来
  • 英語対応

経費申請・精算をスムーズに

eKeihiでは、物品の立替購入や、会議費・交際費の事前申請、事後精算が行えます。不正な入力を防ぐチェック機能があるため、承認者は使用用途や相手先などの本来必要な情報のみを確認するだけで承認までを済ませられます。

交通費精算の申請・承認を簡単に

eKeihiには交通系ICカードのデータ読み込み機能があるため、カードをスキャンするだけで交通費の精算ができます。二重取込の防止や、定期区間控除など、精算書作成にかかる手間を削減できるだけでなく、承認者や経理担当者の確認作業削減にも繋がります。

乗換案内サービス「駅すぱあと」とも連動しているため、日付、出発地、目的地を入力するだけで運賃や経路を自動取得できます。

頻繁に訪問する行き先は訪問パターンとして登録できるため、コードを選択するだけで精算書の作成ができます。運賃の改定があった場合にも、駅すぱあと連動を使用した訪問パターンであれば自動で運賃が更新されます。

また、公共交通機関だけでなく、ガソリン単価の自動計算やタクシー代の精算にも対応しています。

出張申請・精算にも対応

eKeihiでは、出張時の申請・精算に対応しています。出張申請時に入力したデータは出張精算書に自動的に反映されるため、素早く精算の手続きができます。旅費以外の経費も一緒に精算できるほか、日当や宿泊時の自動計算、仮払金の申請にも対応しています。

海外出張の場合にも、円換算や税率管理を自動で行えるため、精算業務を大幅に効率化できます。

クレジットカード連携で申請・承認を効率化

eKeihiはクレジットカードの利用明細データを取り込めます。私用でクレジットカードを利用した分は除外できるため、申請者の入力時間を削減できます。このデータを利用して作成した申請書は編集ができないため、承認者、経理担当者の確認時間も削減できます。

自動仕訳機能で時間と手間を削減

eKeihiには支払が確定した伝票を対象に仕訳データを自動生成する機能があります。所属拠点や支払単位によって支払科目を設定することなど、細かな条件分岐に基づいたカスタマイズができます。この機能により、経理担当者の時間と手間を減らせます。

データ連携で作業を自動化

eKeihiは業界最多の60以上の会計ソフトと連携しているため、自動仕訳されたデータを会計ソフトへ取り込めます。自動仕訳機能と併用すれば、時間と手間のかかる仕訳作業を完全に自動化することが可能です。

またFBデータの出力にも対応しているため、手間のかかる振込業務も自動化できます。

電子帳簿保存に対応

eKeihiは電子帳簿法のスキャナ保存要件に対応した機能を備えています。そのため領収書や請求書などの帳簿を電子データとして保存し、紙の証票を破棄するすることが可能です。

帳簿を電子化することで、証票の管理コストや、人件費、運搬コストなどを削減できます。また証票のの紛失・損傷などのリスクを回避できます。

様々な業務に利用できる汎用ワークフロー

eKeihiでは簡単かつ柔軟にワークフローを作成できます。経費以外の社内稟議や休暇などの申請もeKeihi上で管理でき、社内の各種書類を簡単に電子化することが可能です。eKeihiで作成したワークフローのデータはexcelファイルで出力できるため、ワークフローデータの集計、分析ができます。

支払依頼にも対応

eKeihi精算は社内の経費精算だけでなく、取引先からの請求書に対する支払い処理も可能です。電子承認・自動仕訳・FBデータ出力などと合わせてより業務を効率化できます。

英語対応

eKeihiでは、ログインするユーザーごとに画面の表示を日本語と英語に切り替えができます。そのため外国人スタッフがいる企業などでも、スムーズな運用が可能です。

安心のセキュリティ

eKeihiのデータはすべて暗号化され、他のユーザーのデータとは隔離された状態で保管されます。そのデータは「Microsoft Azure」の日本国法に準拠したデータセンターで厳重に管理・運用されています。データは自動的に3重化されるとともにデータセンターにバックアップされ、災害時も安心の体制です。

その他にも、24時間365日の運用監視に加え、定期的な脆弱診断を実施し、通信経路上には、ファイアウォールを設置しています。合わせてWebアプリケーション固有のリスクへの対応として、WAF(Web Application Firewall)も設置しています。

eKeihiの料金

eKeihiの料金は、クラウド型とオンプレミス型で異なっています。

クラウド型は導入費用0円〜、月額費用25,000円〜となっています。
オンプレミス型では初期費用が650,000円〜、保守費用が72,000円/年額〜となっています。

eKeihi導入のメリット

入力支援機能により申請者の入力時間を削減できる

申請者は日々の申請業務に多くの時間を取られてしまっています。

eKeihiでは、様々な入力支援機能により申請者の入力時間を削減できます。入力時のエラーチェック機能により差し戻しにかかる時間も削減できるほか、スマートフォンやタブレットを使用することで、移動の合間にも交通費の精算が可能です。

申請間違いがなくなり承認者のチェック工数を削減できる

承認者は日々上がってきます。申請を一つひとつチェックして承認するのには時間と手間がかかるだけでなく、承認漏れにも気をつけなければなりません。

eKeihiでは申請時にほとんどのエラーが排除されているため、間違いのないデータを効率よく、素早くチェックできます。さらに承認依頼メールが自動送信や、承認対象の一覧表の表示などの承認漏れの防止機能があります。スマートフォンやタブレットを利用すれば、外出先からも承認作業ができます。

経営者は経費精算にかかるコストを大幅に削減できる

経営者は日々のコストやデータを把握し、業績を上げるための判断をしなければなりません。

eKeihiでは日々の経費データをリアルタイムで把握できると同時に、経費精算にかかるすべての間接コストを大幅に削減できます。従業員は日々の申請にかかる作業時間が減るため、本業に集中でき、生産性向上や業績拡大などが期待できます。

経理担当者のメリット

経理担当者は、日々の申請に対応し、その後の処理を行わなければなりません。

eKeihiでは申請時にエラーが排除されているため、一つひとつの申請を効率よく確認できます。自動仕訳や会計ソフト連携、FBデータ生成などの機能により、承認後の業務も大幅に削減できます。ExcelやCSVでの出力により素早く集計や分析も行えます。

eKeihiの導入実績

eKeihiは2001年のサービス提供を始め、18年間で540,000ユーザー、2,000社以上の企業で導入されています。以下はeKeihiを導入している企業の一部です。

  • ほけんの窓口グループ株式会社
  • 楽天Edy株式会社
  • 株式会社メリーチョコレートカンパニー
  • ミサワホームイング株式会社
  • 富士製薬工業株式会社
  • ファイテン株式会社
  • 東芝ITコントロールシステム株式会社
  • 中央労働金庫
  • ソニーコーポーレートサービス株式会社
  • 学校法人四條畷学園

業種や企業規模に関わらず、様々な企業で導入されていることがわかります。

参考:
eKeihi(イーケイヒ)の情報なら | 料金・資料請求・サービス比較【マケスト】

他社システムと比較したeKeihiの特徴

他社と比較した際の一番の違いは、圧倒的な導入実績だと言えるでしょう。18年間で2,000者、540,000ユーザーを超える導入実績と経験は確かなものです。

またクラウド型とオンプレミス型の2種類を提供しており、どちらのタイプでもカスタマイズが可能なことも、人気の理由です。

eKeihiの口コミ

では実際の利用者の声はどのようなものでしょうか。
eKeihiを実際に利用したユーザーからは、以下のような点を評価されています。

  • マスター管理が使いやすく便利
  • シンプルで直感的な操作が可能
  • 交通系ICカードの取込機能により申請の手間が省ける
  • オンプレミス型とクラウド型の選択肢がある
  • 必要な機能がすべて基本サービスであるためコストが抑えられる

サービスの使いやすさやコスト面などが評価されていることがわかります。

参考:
eKeihiの口コミ評価ランキング(2019年)|「eKeihi」ニュース

経費精算には信頼できるサービスを

経費精算システムは企業のさまざまな重要な情報を扱うため、システム環境やセキュリティなど、考慮しなければならない点が多くあります。eKeihi精算は、確かなセキュリティと圧倒的な導入実績があり、オンプレミス型とクラウド型を選択できます。安心して情報を扱うのであれば、eKeihiの導入を検討してみるのもよいでしょう。

>>eKeihi(イーケイヒ)のサービス詳細はこちら