【徹底比較】経費削減〈振込代行サービス〉6選【2022年最新】
Last Updated on 2022-01-18 by プロキュア編集部
毎月行われる取引先への支払い業務。大きな金額の振込であったり、振込回数が積み重なると多額の振込手数料が必要になります。こうした振込手数料、コントロールできないものと諦めてしまっていませんか?
今回は、そんな振込手数料を削減することができる「振込代行サービス」について、そして具体的なサービスをいくつか紹介していきたいと思います。
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この記事でわかること
- 振込手数料を削減する方法
- 振込代行サービスとは
- 振込代行サービスのメリット・デメリット
- 人気の振込代行サービス6選
目次(クリックでジャンプします)
振込手数料について
振込手数料とは、銀行や信用金庫などの金融機関に対してお金を振り込む際に生じる手数料のことです。金融機関によって差はありますが、取引ごとに手数料が必要になるため、少額にもかかわらず多くの振込が必要なビジネスでは、振込手数料の削減が大きな課題といえます。
また、同行宛てと比較して他行への振込をする場合に手数料が高くなる傾向があるので、その点も注意が必要です。
振込手数料を削減する方法として、主に3つの手法があります。
①ネット銀行を利用する
1つ目は、ネット銀行を開設する方法です。ネット銀行は一般的な都市銀行や地方銀行と比較して、振込手数料を安く抑えることができます。口座開設や維持にかかる費用も無料というところもあるので、長期的な目で見ても大きなメリットがあります。
一方、安定性や信頼性はまだまだ都市銀行や地方銀行に劣るため、取引先との信頼関係を重要視する企業にはおすすめすることができません。
②複数銀行の口座を開設する
上記のように、振込手数料は他行への振込を行う際に高くなる傾向があるため、複数銀行に口座をもつことも、振込手数料を削減する1つの方法です。手数料の多くを同行振込として処理できるため、比較的安く抑えることが可能です。
しかし、それぞれの銀行ごとに口座維持費(月額2000~5000円)がかかる上に、引き落とし日までに十分な残高を入金しておく必要が生じます。
③振込代行サービス
3つ目の方法が、今回ご紹介する振込代行サービスです。振込代行サービスとは、従来自分たちで行っていた振込業務を安価な手数料で代行してくれるサービスです。振込データを送信し、専用口座にお金を振り込むだけで、それぞれの取引先に振込を行ってくれます。
手数料と管理コストを大幅に削減することができるので、経費削減を目指す企業に特におすすめのサービスです。
振込代行サービス導入のメリット
1. 振込手数料を削減できる
振込代行サービスの最大のメリットは振込手数料を安く抑えることができる点です。同行、他行問わず一律の手数料で済むため、いままでコストダウンが難しいと思われていた振込手数料の見直しが可能です。
月に数百件を超える振込件数が発生している場合、振込代行サービスを導入することで大幅な経費削減が可能です。卸売業・小売業・製造業では、年間数百件から数千件の振込作業が発生するケースもあり、年間50万円~100万円以上の振込手数料を削減できることもあります。
2. 振込業務の効率化
振込代行サービスを利用することで振込データのアップデートが可能になるため、資金管理を一元管理することができます。また、振込業務に関わる煩雑な業務のほぼ全てを任せることのできるサービスも多く、振込業務にかかる手間を大幅に削減することが可能です。
さらに、振込業務と人的コストを削減することができるので、手の回っていない他の業務に専念することができます。特に、月末に給与処理や経費精算といった業務に多くの時間をとられてしまい、上手く業務フローを回せていない企業にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
3. サービス特有の利便性
通常の振込手続きでは、振込が上手くいかなかった場合の処理や、振込後のデータ管理が煩雑な場合が多いかと思われます。振込代行サービスの中には、振込のエラーや手違いを報告してくれたり、振込先や金融機関ごとに分類・管理を行ってくれるサービスもあります。
一般的な振込方法ではみられない便利な機能を多く備えているので、振込業務をさらに円滑に進めたい企業には特におすすめです。
振込代行サービスのデメリット
1. 着金まで時間がかかる
通常の振込の場合、振込を行えば即時、遅くとも当日中には相手方の口座にお金が振り込まれるかと思います。しかし、振込代行サービスを利用する場合、振込が翌営業日になる場合も多く、入金から着金まである程度時間がかかります。
振込期限が迫っている場合や、当日中に振込を完了したい場合、一般的な振込方法も併用することをおすすめします。
2. 手数料の計算
振込代行サービスは、低価格で大量の振込作業を一括で行うことが可能になるサービスです。しかし常に一定額の手数料が発生するため、しっかりと手数料の計算を行わないと逆にコストが高くなってしまう場合があります。
ネット銀行を積極的に導入している企業や、そもそも振込回数が多くない企業は、サービスの導入によって本当にコストカットが実現できるかよく検討する必要があります。
おすすめ振込代行サービス6選
それでは、おすすめする振込代行サービスをご紹介していきます。
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セゾンスマート振込代行
セゾンスマート振込代行とは
インターネットを利用し、クレディセゾンが依頼会社に代わり金融機関への振り込みを代行する法人向けの振込代行サービスです。面倒な振込手続きは必要なく、振込データ作成、承認、指定口座入金の3つの段階を踏むことで、スマートに振込業務を完了することができます。
プランによっては、申請の当日に相手方の口座にお金を振込むことができるほか、各会計ソフトを連携させることで振込データの管理を簡単に行うことが可能です。
手数料
プラン | 手数料 |
セゾンスマート振込サービス | 総合振込 286円/件 |
当日振込プラン | 総合振込 286円/件 |
給与振込プラン | 給与振込 132円/件 |
全てのプランで初期費用と月額料金が発生しません。
特長・強み
全銀フォーマットに対応しており、会計ソフトなどから出力した全銀フォーマットをアップロードすることができます。万が一、振込データに誤りがあった場合には、当日13:30までにデータ修正いただければ無料で再振込可能です。
振込ニーズに合わせてプランが用意されており、給与振込や当日振込など自社に最適なプランを選ぶことができます。サポートも充実しており、サービスの使い方やご不明点等はサービスデスクでご案内します。
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ペイジェント支払い代行サービス
ペイジェント支払い代行サービスとは
ペイジェント支払い代行サービスは、支払い先への振込をリアルタイムに行うことができる代行サービスです。支払いの効率化を可能にし、経理業務自動化の実現や、着金スピードの向上によって顧客満足度の向上などに貢献します。
システム連携によって、支払い指示を受けてからリアルタイムでの立替払いを行い、未払いリスクや着金の遅れを心配する必要はありません。
手数料
ご利用状況に基づき、営業担当者から支払い代行手数料やオプション機能などの見積りを行うことができます。 詳細はお問合せください。
特長・強み
ペイジェントが立替払いによって支払いを代行するため、事前に口座に預金を準備する必要がありません。キャッシュフローの改善を行うことができます。
全銀ネット接続先金融機関への振込は、24時間365日リアルタイムでの着金が可能です。振込時は、振込先の口座を自動確認するため口座の間違いによる業務の停滞や組み戻しを防ぎます。
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Web-Furi.Com(ウェブフリコム)
Web-Furi.Comとは
振込代行サービス「ウェブフリコム」 はインターネットを利用した、法人向け振込サービスです。銀行に行かなくてもパソコンから手軽に振込業務を行うことができます。
これまで、中小企業から一部上場企業まで7,000を超える企業に導入された実績があり、様々な業種・業態の方でもご利用いただけます。
手数料
振込方法 | 手数料 |
総合振込 | ~440円/件 |
給与振込 | ~262円/件 |
振込金額や振込先の銀行にかかわらず、 振込手数料は⼀律です。
初期費用・月額基本料金はすべて0円で、導入企業が負担するのは 振込手数料 ×振込数分の金額のみです。
特長・強み
総合振込では、当日の11:30までに受け付けた振込依頼は当日中に振込が可能です。ウェブフリコムは、振込情報を全てデータ伝送で行うため、 大量データでも当日のすばやい対応が可能です。さらに、振込に必要な資金は前日までに指定口座に入金すればよく、前日まで資金を柔軟に活用することができます。
オプション機能であるAPI接続を利用し、自社のシステムとウエブフリコムを連携させることで、振込の実行や入出金の取得が可能となります。
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たよれーる振込代行サービス
たよれーる振込代行サービスとは
たよれーる振込代行サービスは、複数口座への振り込み業務を一括処理し振込手数料も全て一律です。経費削減と振込業務の効率化を図ることができます。
CSVデータや、全銀フォーマットに対応しているため、振り込みデータをまとめてアップロードすることができます。銀行ごとに処理する手間を軽減することができます。基幹システムや支払一覧表といった外部システムと連携可能で、確認・管理業務を軽減することができます。
手数料
一律418円/1件
初期費用/3,300円
月額使用料/無料
特長・強み
たよれーる振込代行サービスなら、わざわざ銀行へ出向かなくても、お客様のパソコンからインターネットで簡単に振込データを登録できます。別の振込先であっても一度の入金で済むため、業務の効率を大幅に向上させることができます。
振込先情報や振込明細は全て自動的に保存されるため、明細書の作成や振込後のデータ管理を簡単に行うことができます。
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Flico
Flicoとは
Flicoとは、オリックスグループが提供する、振込1件あたりの手数料が一律260円(税抜)でご利用いただける振込代行サービスです。
振込に必要な操作は2STEPで、Flicoに振込データを作成・承認した後お客さま専用口座に必要資金を入金するだけで振り込みを完了することができます。
手数料
一律260円/件
初期導入費用や固定費用はかかりません。
特長・強み
Flicoは高い安全性で安心・安全な振り込み業務をサポートします。振込データは、FISC安全対策基準基づく高い安全性と信頼性を兼ね備えたデータセンターにて管理されます。
振込データの作成・承認を行う担当者と、提携金融機関への入金のご担当者を分けることが可能になるため、内部統制の強化を行うことができます。
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楽たす振込
楽たす振込とは
楽たす振込とは、仕入や一般経費、社員経費に対する振込支払い業務をMJSが代行することで、振込手数料の削減や経費業務の効率化をサポートするクラウドサービスです。
Excelデータや全銀ファイルを取り込むことができ、簡単に振込データを作成することができます。また、口座事前確認サービスによって振込エラーも未然に防ぐことができます。
手数料
振込方法 | 手数料 |
総合振込 | 一律316円/件 |
給与振込 | 一律183円/件 |
初期費用、月額基本料、組戻手数料は無料です。
特長・強み
一律の振込手数料によって経費の大幅な削減が可能です。MJSユーザーはさらに低価格で手数料を抑えることができます。
また、振込資金は信託で守られているほか、柔軟な権限設定が可能なので安心・安全な運用が実現できます。
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まとめ
いかがでしたか?
経費削減において、振込代行サービスがもたらすメリットの大きさをお分かりいただけたと思います。今回は6つのおすすめサービスをご紹介しましました。各社ごとの手数料や利用方法など、特徴に差があり、導入の際は十分に比較検討する必要があります。是非この記事を参考に、自社に最適な振込代行サービスの検討をしてみてはいかがでしょうか!
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