FXクラウドシリーズの料金や機能を解説 TKC会計ソフトの選び方
日々の記帳業務だけでなく、経営状況の可視化や金融機関からの信頼性向上といった課題をお持ちの企業も多いでしょう。 FXクラウドシリーズは、会計の専門家であるTKC会員事務所のサポートを受けながら運用する、経営支援に主眼を置いたクラウド会計ソフトです。 正確な月次決算と経営改善を支援する機能が搭載されており、多くの企業で導入されています。 本記事ではFXクラウドシリーズの特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
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FXクラウドシリーズの料金や機能を解説 TKC会計ソフトの選び方

仕訳入力の効率性
5
セキュリティ
5
決算書作成機能
5
設置・導入のしやすさ
4
銀行・カード連携
5
機能一覧
365日変動損益計算書
部門別業績管理
TKCモニタリング情報サービス
銀行信販データ受信機能
証憑保存機能
おすすめの業界
全業種
おすすめの企業規模
購入・導入情報
月額9,200円〜
良い点
税理士・公認会計士による毎月の巡回監査とサポートがある
金融機関からの信頼性が高く資金調達に有利
電子帳簿保存法やインボイス制度などの法令に完全対応
データの改ざん防止機能により信頼性が保たれる
リアルタイムな業績把握が可能
気になる点
TKC会員事務所(税理士)との顧問契約が必須で市販されていない
導入・運用コストが他のクラウド会計ソフトより高め
監査完了後のデータ修正・削除ができないため柔軟性に欠ける
機能が多く使いこなすには一定の知識が必要
FXクラウドシリーズの主な特徴3点
FXクラウドシリーズのサービスとしての特徴が気になる方も多いのではないでしょうか?主な特徴を3点紹介します。
TKC会員事務所による巡回監査が前提
本シリーズは、TKC会員事務所(税理士・公認会計士)による毎月の「巡回監査」を受けることを前提とした運用が基本です。 専門家が定期的に訪問し、会計資料と入力データに相違がないかを確認します。 これにより、会計データの正確性と適法性が担保される点が大きな特徴と言えるでしょう。
経営判断を支援する365日変動損益計算書
費用を「変動費」と「固定費」に分けて管理会計を行うための「365日変動損益計算書」が標準搭載されています。 これは、売上高の増減が利益にどう影響するかを分析する帳票です。 限界利益(粗利)の推移を直感的に把握できるため、迅速な経営判断を支援します。
データの遡及訂正を制限する厳格な仕様
データの信頼性を高めるため、一度確定した仕訳データを簡単に修正・削除できない仕様になっています。 訂正や修正が必要な場合は、その履歴が必ず残る仕組みです。 これにより、データの改ざんを防止し、会計帳簿としての証拠能力を高く保つことができます。
FXクラウドシリーズを導入するメリット
FXクラウドシリーズを選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?主なメリットを3点解説します。
金融機関からの信頼性向上と資金調達
株式会社TKCが発行する「記帳適時性証明書」は、会計帳簿が適時かつ正確に作成されていることを第三者として証明する書類です。 この証明書を金融機関に提出することで、融資審査の円滑化や有利な条件での資金調達につながる可能性があります。
電子帳簿保存法など最新の法令改正に対応
電子帳簿保存法やインボイス制度といった、頻繁に行われる法令改正へ迅速に対応しています。 JIIMA(日本文書情報マネジメント協会)の認証も取得しており、システムを利用することで法制度に準拠した運用がしやすくなります。 これにより、企業のコンプライアンスリスク低減に貢献します。
スマートフォンからリアルタイムに業績を把握
「スマート業績確認機能」を利用すると、経営者はスマートフォンやタブレットからいつでも最新の業績を確認可能です。 全社だけでなく部門別・取引先別といった詳細な分析も行えるため、課題を早期に発見し、経営改善に向けた具体的な検討を進めやすくなります。
導入前に知っておきたい注意点やデメリット
FXクラウドシリーズの導入を検討する上で、注意すべき点やデメリットが気になる方もいるでしょう。 ここでは主な注意点を3点解説します。
TKC会員事務所との顧問契約が必須
本シリーズは、Webサイトから直接申し込める一般的なSaaSとは異なります。 原則として、TKC全国会に加盟する税理士・公認会計士事務所を通じて導入する必要があります。 したがって、現在の顧問税理士がTKC会員でない場合、導入のために顧問契約の見直しや変更を検討する必要が出てきます。
顧問料などを含めたトータルコスト
システム利用料の他に、毎月の巡回監査に対する顧問料や監査料が別途必要です。 そのため、市販のクラウド会計ソフトと単純に比較した場合、月々の運用コストは高くなる傾向があります。 具体的な料金は企業の規模や利用する機能によって異なるため、導入前にTKC会員事務所へ見積もりを依頼し、総額を確認することが重要です。
データの修正・削除に制限がある
データの信頼性を担保する設計思想から、巡回監査が完了した後の仕訳データはロックされ、簡単に修正・削除できません。 入力ミスを訂正する場合も、新たに修正仕訳を追加する必要があるなど、操作に一定の制約があります。 そのため、過去のデータを柔軟に書き換えたい運用を想定している場合は、窮屈に感じられるかもしれません。
FXクラウドシリーズの導入が向いている企業
FXクラウドシリーズは、どのような企業での活用が考えられるのでしょうか?導入が特に推奨されるケースを3点紹介します。
金融機関からの信頼を得て資金調達をしたい
信頼性の高い試算表や決算書を迅速に作成できる体制は、金融機関からの評価向上につながります。 「TKCモニタリング情報サービス」を利用すれば、金融機関の求めに応じて決算書などのデータをオンラインで開示することも可能です。 そのため、資金調達を円滑に進めたい企業に向いています。
数値に基づいた経営判断を行いたい
部門別や商品別の利益構造を可視化するなど、管理会計に関する機能が備わっています。 感覚だけに頼らず、正確な会計データに基づいたPDCAサイクルを回したいと考える経営者にとって、有用なツールとなるでしょう。
法令遵守や内部統制を強化したい
データの改ざん防止機能や操作履歴を管理するログ機能は、内部統制の強化に役立ちます。 上場準備段階にある企業や、子会社のガバナンスを重視する企業など、不正会計のリスクを低減したい場合に適しています。
導入が向いていない可能性のあるケース
FXクラウドシリーズの導入が、必ずしも全ての企業に合うとは限りません。 どのようなケースで導入が向いていない可能性があるのか、3つの視点から解説します。
コストを最優先で検討している
専門家によるサポートや豊富な機能が含まれるため、機能よりも価格を重視する場合には、他の安価なサービスが選択肢になることもあります。 最低限の記帳機能のみを求めている場合、本シリーズの機能がオーバースペックに感じられる可能性も考慮すべきでしょう。
税理士の関与なしで自社運用したい
税理士との連携を前提としたシステムのため、自社の判断のみで会計ソフトを導入・運用したい場合には不向きな側面があります。 現在の顧問税理士がTKC会員ではなく、かつ顧問契約の変更を望まない場合、導入は難しいでしょう。
過去のデータを柔軟に修正したい
会計データの信頼性を重視する仕様上、過去のデータを遡って自由に修正・削除するような運用には対応していません。 入力後の修正しやすさや手軽さを優先したい場合は、他の柔軟な操作が可能な会計ソフトのほうが適している可能性があります。
まとめ
FXクラウドシリーズは、単なる記帳ソフトにとどまらず、会計の専門家と連携して経営改善を目指すための経営管理システムです。 導入にはTKC会員事務所との契約が必要ですが、その分「データの信頼性」や「経営支援機能」の面で多くの利点があります。 金融機関からの信頼度向上や、数値に基づいた経営体制の構築を目指す企業にとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。

仕訳入力の効率性
5
セキュリティ
5
決算書作成機能
5
設置・導入のしやすさ
4
銀行・カード連携
5
機能一覧
365日変動損益計算書
部門別業績管理
TKCモニタリング情報サービス
銀行信販データ受信機能
証憑保存機能
おすすめの業界
全業種
おすすめの企業規模
購入・導入情報
月額9,200円〜
良い点
税理士・公認会計士による毎月の巡回監査とサポートがある
金融機関からの信頼性が高く資金調達に有利
電子帳簿保存法やインボイス制度などの法令に完全対応
データの改ざん防止機能により信頼性が保たれる
リアルタイムな業績把握が可能
気になる点
TKC会員事務所(税理士)との顧問契約が必須で市販されていない
導入・運用コストが他のクラウド会計ソフトより高め
監査完了後のデータ修正・削除ができないため柔軟性に欠ける
機能が多く使いこなすには一定の知識が必要
概要
会計事務所のサポートを前提とし、正確な記帳と黒字経営支援に特化したクラウド会計システムです。金融機関からの信頼性を重視する企業に適しています。









