フォーティエンスコンサルティング株式会社の特徴と導入メリットを整理
2026年5月7日
フォーティエンスコンサルティング株式会社は、NTTデータグループに属する総合ビジネスコンサルティングファームで、戦略立案から業務改革・デジタル変革の実装までを一貫して支援する会社です。 経営課題の整理や事業変革のパートナー候補を探している担当者向けに、選定の判断材料を整理しました。 同社は2009年7月にNTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティングの合併により株式会社クニエとして発足し、2025年10月1日にフォーティエンスコンサルティング株式会社へ社名変更しています。 約1,200名のコンサルタント体制で、製造業や流通業を中心に幅広い業界へサービスを提供しています。 本記事ではフォーティエンスコンサルティング株式会社の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!
目次
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フォーティエンスコンサルティング株式会社の特徴と導入メリットを整理

サポート体制
4
価格
3
操作性
3
接続安定性
3
機能の網羅性
5
機能一覧
経営・事業戦略立案
新規事業開発
DX・ビジネストランスフォーメーション
グローバル戦略
組織・人材変革
おすすめの業界
製造, 消費財, 小売・流通, 通信・メディア, サービス・公益, ヘルスケア, 金融, 公共, ライフサイエンス
おすすめの企業規模
従業員501名以上
購入・導入情報
個別見積もり
良い点
NTTデータグループの一員として最先端のデジタル技術とグローバルネットワークを活用可能
業界・サービス領域を幅広くカバーする総合コンサルティングファーム
戦略立案から実行まで一貫して支援するBridge & Hub型のコンサルティング
タイ・インドネシア・ベトナム等に海外拠点を有しグローバル展開支援が可能
約1
200名のコンサルタントを擁する体制
気になる点
大企業向け中心で中小企業には価格帯が合わない可能性
個別見積もりのため事前に費用感を把握しにくい
サービスの特徴と類似サービスとの違い
同社の特徴は、戦略立案から実行までを一貫して支援する「Bridge & Hub」型のスタイルにあります。 ここでは類似ファームと比較した際の違いを3点紹介します。
①NTTデータグループ傘下の総合コンサルティング体制
NTTデータの100%子会社として、グループの先端デジタル技術と世界各地に広がるグローバルネットワークを活用できる点が強みです。 アーンスト・ヤング、キャップジェミニ、NTTデータビジネスコンサルティングを源流とする総合コンサルティング会社で、戦略立案から業務プロセス改革、システム実装までを一気通貫で支援できます。 グループ各社との連携によって、構想から実装フェーズまでを橋渡しする体制が整っています。
②幅広い業界・サービス領域をカバーする総合性
製造業や流通業を中心に、消費財、通信・メディア、ヘルスケア、金融、公共など幅広い業界へ支援を提供しています。 サービス領域も経営・事業戦略、新規事業開発、DX、SCM/S&OP、調達購買改革、PLM、組織・人材変革など多岐にわたります。 業界専門性とサービス専門性を縦横に組み合わせて支援できるため、複合的な経営課題にも対応しやすい構成です。
③Foresight・Fortitude・Intelligence・Experienceを軸とした思想
新社名は「Foresight(先見性)」「Fortitude(不屈の精神)」「Intelligence(知性)」「Experience(経験)」の4要素を組み合わせた造語です。 未来を洞察し、最後までやり遂げる姿勢を企業思想として掲げており、変化の本質を見極めて顧客のあるべき姿を共に描く点が特徴です。 「Our passion, your progress」というブランドステートメントのもと、価値提供と成果創出にコミットする姿勢を打ち出しています。
調べてわかったフォーティエンスコンサルティング株式会社の良いところ5点
同社の魅力は、グループ連携力・業界知見・グローバル展開力を併せ持つ総合ファームである点です。 ここでは具体的なメリットを5点紹介します。
①NTTデータグループの先端技術を活用できる
NTTデータグループの一員として、先端のデジタル技術とグローバルネットワークを活用したコンサルティングを受けられる点が魅力です。 生成AIやエージェント型AIなどの先進技術を取り入れた変革支援も提供しており、グループ会社との連携によるAI関連の企業変革支援メニューも展開しています。 技術導入と業務変革を同時に進められる体制は、DXを推進したい企業にとって検討材料になります。
②業界・サービス領域を幅広くカバーする総合コンサルティングファーム
製造業や流通業を中心に、金融、公共、ヘルスケア、ライフサイエンスまで幅広い業界に対応しています。 経営戦略から組織・人材変革、SCM、調達購買、ファイナンシャル・マネジメント、セキュリティマネジメントまで多様なメニューを保有しています。 複数領域にまたがる課題を一つのファームでまとめて相談できる点で、検討の幅を広げやすくなります。
③戦略立案から実行まで一貫支援するBridge & Hub型
戦略と実行のBridge & Hubとなり、構想策定だけでなく現場での定着まで伴走するスタイルです。 同社のコンサルタントは「最後まで諦めずに伴走する姿勢」をカルチャーとしており、海外プロジェクトでも顧客に同行して責任をもって支援する事例があります。 企画と実行の両方を強化することで、変革を成果につなげやすくなる点が評価できます。
④海外拠点を有しグローバル展開を支援できる
タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中国の5拠点で約100名のコンサルタントが顧客の海外事業を支援する体制を備えています。 日本のコンサルタントが現地まで同行するスタイルも採られており、海外現地メンバーと協働しながらプロジェクトを推進できます。 グローバル展開を進める企業にとって、現地と本社をつなぐ支援を受けやすい構造です。
⑤約1,200名のコンサルタント体制と顧客基盤
従業員数は約1,200名規模で、フォーチュングローバル500に入る日本企業の85%を顧客に持つとされています。 直近5年で売上が約2倍に拡大しており、顧客の約8割が継続顧客であるなど、関係性を中長期で築くスタイルがうかがえます。 総合コンサルティングとして十分な人員規模と実績を備えている点は、長期プロジェクトを進めるうえで安心材料になります。
注意すべきポイントと導入時のハードル
同社の利用を検討する際は、自社規模や費用感とのフィットを見極める必要があります。 ここでは判断材料となる注意点を3点解説します。
①大企業向け中心で中小企業には価格帯が合わない可能性
主要顧客はグローバルに事業展開する大企業や政府・自治体が中心です。 中小企業にとっては価格帯やプロジェクト規模が合わない可能性があります。 総合コンサルティングファームとしての体制を踏まえると、一定の予算規模を前提としたプロジェクトに向いているといえるでしょう。 中小規模の経営課題をスポットで解決したい場合は、別の選択肢との比較検討が望ましい構造です。
②個別見積もりのため事前に費用感を把握しにくい
コンサルティングフィーは案件ごとの個別見積もりが基本であり、公開された価格情報は限定的です。 戦略支援や業務改革支援の費用感は事前に把握しにくい傾向にあります。 RFP段階で複数社相見積もりを取り、スコープと費用の妥当性を比較する進め方が推奨されます。
③専門領域ごとにチームが分かれているため横断テーマでは確認が必要
PLM、SCM、経営管理など、専門領域ごとにチームが構成されている点には留意が必要です。 複数領域にまたがるテーマでは、担当体制や横断連携の進め方を事前に確認しておくと安心です。 提案段階で支援体制図を確認し、横断対応の可否を見極めるとよいでしょう。
このサービスがおすすめのケース
同社は、戦略から実行までを一貫支援したい大企業や、グローバル展開を進める企業に適しています。 ここでは特にフィットしやすいケースを3点紹介します。
①製造業・流通業のグローバル事業変革を進めたい企業
製造業や流通業のグローバル事業展開を支援してきた実績が豊富で、海外拠点と連携した変革プロジェクトに向いています。 製品の設計・開発、販売、生産、調達、経営管理といった基幹業務の改革に強みを持っています。 海外事業を含めた業務改革をワンストップで進めたい企業にフィットしやすい選択肢です。
②AIやデジタル技術を活用した業務改革を検討する企業
生成AIやエージェント型AIなど先端技術を活用した企業変革を、構想策定から定着まで一気通貫で進めたい企業に適しています。 グループ会社と連携したAI関連の企業変革支援メニューや、新規事業企画評価サービスなども提供されています。 技術導入で終わらせず、業務プロセスや組織文化まで含めた変革を志向する場合に有効です。
③SAPなどERP導入を含む基幹システム変革を進める企業
SAP S/4HANA Public CloudやSAP Ariba、SAP BTP、SAP EWMといったエンタープライズソリューションの導入支援に強みを持っています。 SAPジャパンのチャネルパートナーとして「SAP AWARD OF EXCELLENCE」を複数回受賞している実績もあります。 基幹システム刷新と業務変革を同時に進めたい企業にとって、有力な検討先となります。
向いていない可能性があるケース
同社は総合コンサルティングファームのため、規模や目的によっては合致しないケースもあります。 ここでは検討時に注意したい3つのケースを解説します。
①小規模・短期間で完結させたい単発相談
大企業向けの戦略・変革プロジェクトを中心としているため、小規模・短期間のスポット相談には費用面で合いにくい傾向があります。 総合ファームならではの体制やプロセスが前提となるため、個人事業主や小規模事業者の経営相談を低コストで受けたいニーズには別の選択肢が向く場合があります。 事前に想定スコープと予算感を共有して適合性を確認することが重要です。
②システム自社開発まで一括委託したい場合
同社はコンサルティング業務に特化しており、システムの自社開発は行わない方針です。 コンサルティングと開発実装を1社内で完結させたい場合は、グループ内の他社との連携が前提となります。 発注体制をシンプルにしたいケースでは、契約形態や調整負荷の確認が必要です。
③価格や標準サービスを公開ベースで比較したい場合
料金が個別見積もり中心のため、Webサイト上で公開された定額メニューを横並びで比較したいケースには向きません。 SaaSのように標準機能と料金プランを比較する選定スタイルとは性質が異なります。 提案ベースでの比較に時間をかけられない場合は、別の進め方を検討する必要があります。
よくある質問
同社について検討段階で気になりやすい疑問点を整理しました。 短時間で要点を確認できる構成にしています。
フォーティエンスコンサルティング株式会社は旧クニエと同じ会社ですか?
同一の会社です。 2025年10月1日付で株式会社クニエからフォーティエンスコンサルティング株式会社へ社名変更しています。
どのような業界のコンサルティングに対応していますか?
製造業や流通業を中心に、消費財、通信・メディア、ヘルスケア、金融、公共など幅広い業界に対応しています。 業界別とサービス別の両軸で支援メニューが用意されています。
海外でのコンサルティング支援は可能ですか?
可能です。 タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中国に拠点を有し、日本のコンサルタントが現地に同行して支援する体制も整えられています。
コンサルティング費用はどのくらいですか?
案件ごとの個別見積もりが基本です。 戦略・変革支援は内容に応じた見積もりが前提となるため、事前に想定スコープを伝えたうえで提案を受ける流れになります。
SAP導入の支援は受けられますか?
受けられます。 SAP S/4HANA Public Cloud、SAP Ariba、SAP BTP、SAP EWMなどのエンタープライズソリューション導入を支援しており、SAPチャネルパートナーとして実績を積んでいます。
まとめ
フォーティエンスコンサルティング株式会社は、NTTデータグループの一員として戦略立案から実行までを一貫支援する総合ビジネスコンサルティングファームです。 製造業や流通業を中心に幅広い業界・サービス領域をカバーし、約1,200名のコンサルタントと海外5拠点を活かしたグローバルな企業変革を支援しています。 一方で大企業向けが中心であることや、費用が個別見積もりとなる点は、選定時に確認しておきたいポイントです。 事業変革のパートナーを探している企業にとって、技術力と業務理解を兼ね備えた候補として比較検討する価値のあるサービスといえます。

サポート体制
4
価格
3
操作性
3
接続安定性
3
機能の網羅性
5
機能一覧
経営・事業戦略立案
新規事業開発
DX・ビジネストランスフォーメーション
グローバル戦略
組織・人材変革
おすすめの業界
製造, 消費財, 小売・流通, 通信・メディア, サービス・公益, ヘルスケア, 金融, 公共, ライフサイエンス
おすすめの企業規模
従業員501名以上
購入・導入情報
個別見積もり
良い点
NTTデータグループの一員として最先端のデジタル技術とグローバルネットワークを活用可能
業界・サービス領域を幅広くカバーする総合コンサルティングファーム
戦略立案から実行まで一貫して支援するBridge & Hub型のコンサルティング
タイ・インドネシア・ベトナム等に海外拠点を有しグローバル展開支援が可能
約1
200名のコンサルタントを擁する体制
気になる点
大企業向け中心で中小企業には価格帯が合わない可能性
個別見積もりのため事前に費用感を把握しにくい
概要
2025年10月にクニエから社名変更したNTTデータグループの総合コンサルティングファーム。製造・流通を中心に経営戦略から業務改革、AI活用までを伴走支援し、グローバル展開する大企業の事業変革パートナーとして適しています。









