大容量ファイル転送サービスMASVの料金・機能は? 使い方やメリットを解説
2026年1月24日
映像制作やデザインの現場では、テラバイト級の大容量データを社外パートナーと安全にやり取りする手段が課題になることがあります。 一般的なファイル転送サービスでは容量や速度がネックとなりがちですが、大容量データに特化したMASV(マスブ)は、そうした課題への解決策となり得るサービスです。 従量課金制を採用し、高速かつ安全なファイル転送を実現します。 本記事ではMASVの特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!
目次
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大容量ファイル転送サービスMASVの料金・機能は? 使い方やメリットを解説

アクセス権限管理
4
価格
2
操作性
5
セキュリティ
5
検索フィルタの使いやすさ
4
機能一覧
ファイルサイズ無制限
最大10Gbpsの高速転送
クラウドストレージ連携(Amazon S3など)
ポータル機能
自動化機能(Watch Folders)
おすすめの業界
メディア・エンターテインメント
おすすめの企業規模
購入・導入情報
1GBあたり0.25ドル(従量課金制)
良い点
ファイルサイズの上限がないため巨大な映像データも送れる
月額固定費やサブスクリプションが不要な従量課金制
特別なプラグインや複雑な設定が不要で使いやすい
転送速度が非常に速く信頼性が高い
複数のインターネット接続を束ねて高速化できる
気になる点
ダウンロードごとに課金されるため受信者が多いとコストが増加する可能性がある
データ量が多い場合は定額制サービスより割高になる場合がある
デフォルトの保存期間が決まっており長期保存には追加費用がかかる
サービスの特徴と類似サービスとの違い
大容量ファイル転送サービスを検討する上で、MASVの特徴が気になる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、類似サービスとの違いも含めて、主な特徴を3点紹介します。
大容量ファイルへの対応
MASVの大きな特徴は、大容量データ転送に特化している点です。 1ファイルあたり最大15TBまでのデータに対応しており、一般的なサービスのようにファイルを分割・圧縮する手間なく、巨大な映像素材や高解像度の画像データなどをそのまま送信できます。
従量課金制の料金体系
料金体系には、月額固定費が不要な従量課金制(Pay-As-You-Go)を採用しています。 課金対象はダウンロードされたデータ量のみで、アップロードやストレージ費用は発生しません。 そのため、利用頻度に波があるプロジェクト単位の業務でも、コストを最適化しやすい仕組みです。
高度なセキュリティ基準
セキュリティ面も重視されており、ISO 27001やSOC 2といった国際的な認証を取得しています。 また、映像業界のセキュリティ基準であるTPN(Trusted Partner Network)の評価も受けています。 転送中のデータと保管中のデータはすべて暗号化されるため、機密性の高いファイルも安全にやり取りできます。
MASVを導入するメリット
MASVを選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか。 ここでは、導入によって期待できるメリットを3点解説します。
圧縮・分割不要の高速転送
大容量のファイルを圧縮・分割する手間なく、そのままの形式で高速に転送できる点が挙げられます。 独自の高速化技術により、ブラウザ経由でも安定した速度を維持しやすいため、納品前の時間的な制約が厳しい場面でも作業効率の向上が期待できます。
シンプルで直感的な操作性
直感的に利用できるシンプルな操作性もメリットです。 特別なソフトウェアやプラグインのインストールは不要で、Webブラウザからすぐに利用を開始できます。 これにより、IT部門のサポートを必要とせず、現場担当者レベルで迅速に導入を進めることが可能です。
安定した転送と柔軟な料金
転送の中断時に自動で再開するレジューム機能や、複数の回線を束ねて速度を向上させる「マルチコネクト」機能を備えています。 これにより、不安定な通信環境でも転送の成功率を高めます。 また、利用量に応じた従量課金制は予算管理がしやすく、プロジェクトの繁閑に合わせて柔軟にコストを調整できます。
MASVのデメリットや注意点
導入を検討する上で、MASVの注意点やデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、事前に把握しておくべき点を3点解説します。
ダウンロードごとの課金
課金はダウンロードされたデータ量に基づきます。 そのため、同じファイルを複数の受信者がダウンロードすると、その人数分の費用が発生します。 例えば、10GBのファイルを10人が受信した場合、100GB分の料金がかかるため、不特定多数への一斉配布などには注意が必要です。
利用量に応じたコスト増
月額固定料金のサービスとは異なり、利用量に比例してコストが増加します。 毎月、テラバイト単位のデータを定常的に転送する場合、定額制の他社サービスと比較して総コストが割高になる可能性があります。 導入前には、想定されるデータ転送量から費用を試算することが重要です。
長期保存に不向きな仕様
MASVはファイル転送を目的としたサービスであり、長期的なデータ保管には適していません。 ファイルの保存期間には標準で期限が設定されており、延長には追加料金が必要です。 そのため、データをアーカイブする目的では、別途クラウドストレージなどを利用する運用が求められます。
MASVの利用が適しているケース
MASVの特性は、特に大容量のデータを扱う特定の業務シーンで効果を発揮します。
映像・デザイン業界での利用
4Kや8Kの映像素材、高解像度のCGデータなど、ギガバイトからテラバイト級のファイルを扱う映像制作会社やデザイン事務所での利用が考えられます。 物理メディア(HDDなど)の郵送に代わる、迅速で安全なオンライン納品手段として役立ちます。
プロジェクト単位・不定期利用
プロジェクト単位で業務を行うデザイン会社や、フリーランスのクリエイターと連携する機会が多い企業にも適しています。 月額固定費なしで利用できるため、大容量転送のニーズが不定期に発生する場合でも、コストを抑えながら必要な時にだけサービスを活用できます。
社外からのファイル収集
社外のパートナーから大容量のデータを受け取る機会が多い場合も活用できます。 専用のアップロードページを作成できる「ポータル」機能を使えば、相手方がアカウントを登録する手間なく、安全にファイルを収集することが可能です。
MASVの利用が向いていないケース
一方で、MASVの特性が合わない用途や、他のサービスの方が適しているケースも存在します。
日常的な小容量ファイルの共有
日常的な文書共有や、数メガバイト程度の小容量ファイルを頻繁にやり取りする用途には向いていません。 チャットツールや既存のクラウドストレージ(Google Drive, Boxなど)で対応できる業務では、MASVを利用するとコストパフォーマンスが見合わない可能性があります。
不特定多数への一斉配布
同一ファイルを不特定多数の宛先へ一斉に配布する用途にも適していません。 ダウンロードごとに課金される料金体系のため、プレスリリース資料の配布やセミナー動画の共有などで利用すると、想定外の高額な費用が発生するリスクがあります。
データの長期アーカイブ
データを長期間クラウド上に保管し、アーカイブとして利用する目的には不向きです。 MASVはファイルの「転送」に特化したサービスです。 長期保管には追加料金が発生するため、データのアーカイブ用途ではAmazon S3のような、より安価なストレージサービスの利用が推奨されます。
まとめ
MASVは、大容量データ転送に特化した、従量課金制のファイル転送サービスです。 特に映像業界やデザイン、広告業界など、テラバイト級のデータを扱うプロジェクトにおいて、物理メディアの郵送に代わる効率的な手段となり得ます。 ダウンロードごとの課金やファイルの保存期間といった特性を理解し、自社の用途に合わせて活用することで、業務効率の向上とコストの最適化を両立できるでしょう。

アクセス権限管理
4
価格
2
操作性
5
セキュリティ
5
検索フィルタの使いやすさ
4
機能一覧
ファイルサイズ無制限
最大10Gbpsの高速転送
クラウドストレージ連携(Amazon S3など)
ポータル機能
自動化機能(Watch Folders)
おすすめの業界
メディア・エンターテインメント
おすすめの企業規模
購入・導入情報
1GBあたり0.25ドル(従量課金制)
良い点
ファイルサイズの上限がないため巨大な映像データも送れる
月額固定費やサブスクリプションが不要な従量課金制
特別なプラグインや複雑な設定が不要で使いやすい
転送速度が非常に速く信頼性が高い
複数のインターネット接続を束ねて高速化できる
気になる点
ダウンロードごとに課金されるため受信者が多いとコストが増加する可能性がある
データ量が多い場合は定額制サービスより割高になる場合がある
デフォルトの保存期間が決まっており長期保存には追加費用がかかる
概要
映像制作やメディア業界向けに特化した大容量ファイル転送サービスで、サイズ制限のない高速転送と使った分だけ支払う従量課金モデルが特徴です。




