ファイル転送サービス

Dropbox Transferの使い方と料金プラン 大容量ファイル転送の注意点も解説

動画データや設計図面など、大容量ファイルを取引先へ安全に送る方法は、多くの企業で課題となっています。 メール添付の容量制限を回避するため、ファイル転送サービスの利用が一般的ですが、セキュリティや使い勝手はサービスごとに様々です。 クラウドストレージで知られるDropboxも、「Dropbox Transfer」というファイル転送機能を提供しています。 これは、Dropboxアカウントを持たない相手にも、手軽かつ安全に大容量ファイルを届けられるサービスです。 本記事ではDropbox Transferの特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!

目次

Dropbox Transferの使い方と料金プラン 大容量ファイル転送の注意点も解説

Dropbox Transfer Image
ファイル転送サービス

Dropbox Japan株式会社

Dropbox Transfer

オススメスコア

3.4

アクセス権限管理

3

価格

4

操作性

5

セキュリティ

4

検索フィルタの使いやすさ

1

機能一覧

  • 最大250GBの大容量ファイル転送

  • パスワード保護

  • 有効期限設定

  • ダウンロード通知

  • 閲覧履歴確認

building icon

おすすめの業界

デザイン, 動画制作, ソフトウェア開発, 建築, メディア, 製造業, プロフェッショナルサービス, 教育

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おすすめの企業規模

購入・導入情報

無料〜

良い点

  • 相手がDropboxアカウントを持っていなくても受信可能

  • 送信後にダウンロードされたか追跡できる

  • 誤送信時にリンクを削除して無効化できる

  • メール添付容量の制限を気にせず送れる

気になる点

  • 無料版(Basic)は1転送あたり最大2GBの制限がある

  • パスワード設定や有効期限のカスタマイズは有料プランが必要

  • 転送されたファイルは一定期間経過後に自動削除される

サービスの特徴と類似サービスとの違い

Dropbox Transferは、ファイルを「送る」ことに特化したサービスです。 一般的なクラウドストレージの共有機能やメール添付とは、設計思想が異なります。 ここでは、その主な特徴を解説します。

①ファイルの「コピー」を一方的に送信する仕組み

Dropboxの共有フォルダ機能は、ファイルへのアクセス権を付与し、共同編集を促す目的で使われます。 一方、Dropbox Transferはファイルの「コピー」を相手に送信する仕組みです。 そのため、元のファイルが編集されても転送データには影響せず、受信者側での変更が原本に反映されることもありません。 最終成果物の納品など、誤って原本を書き換えられるリスクを避けたい場合に適しています。

②受信者はDropboxアカウントが不要

Dropbox Transferでファイルを送信する際、受信者側がDropboxアカウントを持っている必要はありません。 生成されたダウンロードリンクを受け取った相手は、ブラウザから直接ファイルをダウンロードできます。 相手にアカウント作成やログインといった手間をかけさせずに済むため、社外の取引先ともスムーズなデータ共有が可能です。

③最大250GBの大容量転送に対応

メール添付の容量制限(一般的に数MB〜25MB程度)を大幅に超えるファイルを一度に送信できます。 プランや、別売りのクリエイティブツールアドオンの利用により、最大250GBのファイル転送に対応します。 高解像度の動画や大規模な設計データなど、分割や圧縮の手間をかけずにそのまま送れる点は、特にクリエイティブ系の業務で大きなメリットとなるでしょう。

Dropbox Transferを導入するメリット

Dropbox Transferを選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?ここでは、主なメリットを3点紹介します。

①相手の環境を問わずに送れる利便性

前述の特徴と同様に、受信者の環境を問わない手軽さは大きな利点です。 相手は専用ソフトのインストールやアカウント登録が不要で、共有されたリンクをクリックするだけでダウンロードできます。 ITツールに不慣れな担当者とも円滑にやり取りできるため、コミュニケーションコストの削減につながります。

②送信後の追跡と誤送信対策が可能

ファイル送信後、相手がいつダウンロードしたかを確認できる追跡機能が備わっています。 万が一、宛先を間違えてリンクを送信してしまっても、後からリンクを削除して無効化することが可能です。 送信後もデータを自身の管理下に置き、いつでも公開停止できる安心感は、法人利用において重要なポイントです。

③メール添付容量の制限を気にせず送れる

メールの容量制限を気にする必要がなくなり、他の転送サービスに都度アップロードする手間も省けます。 普段利用しているDropboxストレージやPC上のファイルから直接転送データを作成できるため、作業フローがシンプルになります。 容量超過による送信エラーのストレスから解放され、業務の効率化が期待できます。

Dropbox Transferのデメリットと注意点

便利なサービスですが、導入前に知っておくべき注意点が気になる方も多いのではないでしょうか?ここでは、主なデメリットや注意点を3点解説します。

①無料プランは転送容量が100MBまで

無料のDropbox BasicプランでもTransfer機能は利用できますが、1回あたりのファイル転送容量は最大100MBに制限されています。 Standardプランでは2GB、Professionalプランでは100GBと、プランに応じて上限が大きく異なります。 日常的に数百MB以上のデータを扱う場合は、有料プランの契約が必要です。

②パスワード設定や有効期限のカスタマイズは有料プランが必要

セキュリティを強化するパスワード保護や、ダウンロード有効期限のカスタマイズは有料プラン向けの機能です。 無料プランでは有効期限が7日間に固定され、パスワードも設定できません。 機密性の高いファイルを扱う際は、自社のセキュリティ要件を満たせる有料プラン(Standardプラン以上)の導入を検討する必要があります。

③転送されたファイルは一定期間経過後に自動削除される

Transferで送信したファイルは永続的に保管されず、設定された有効期限が過ぎると自動的に削除されます。 あくまで一時的なファイル「転送」用のツールであり、長期的な保管や共有フォルダとしての利用には向きません。 そのため、受信者には期限内にダウンロードするよう、あらかじめ伝えておくことが大切です。

Dropbox Transferの活用が適したシーン

Dropbox Transferの特性を活かせる具体的な利用シーンを想定しました。 以下のような業務課題を持つ企業には特におすすめです。

①映像制作やデザイン業務など大容量データを扱う企業

動画ファイルや高解像度のデザインデータなど、GB単位のファイルを頻繁にやり取りする業種で特に役立ちます。 物理メディアを送付する手間や時間を削減し、オンラインで迅速に納品を完了できるため、業務のスピードアップに直結します。

②社外への納品物や最終版データを安全に渡したい場合

共同編集の権限を与えず、完成したファイルのみを相手に渡したい場合に最適です。 契約書や成果物などの最終版を「コピー」として送信するため、共有元の原本が誤って変更される心配がありません。 これにより、安全なデータ受け渡しが実現します。

③誤送信リスクを低減しセキュリティを重視したい組織

一般的な無料ファイル転送サービスのセキュリティに懸念がある企業や、送信履歴をきちんと管理したい組織に適しています。 送信後のダウンロード状況追跡や、万一の際のリンク無効化機能は、企業のコンプライアンス遵守にも貢献します。

向いていない可能性があるケース

逆に、以下のような運用を想定している場合には、Dropbox Transfer以外の機能やサービスを検討した方が良いでしょう。

①チームでファイルを共同編集したい場合

複数人でファイルを同時に編集したり、常に最新版を共有したりする共同作業には不向きです。 このような用途では、Dropboxの標準機能である「共有フォルダ」を利用するのが適切です。 Transferはあくまで一方的なデータ送付ツールと理解しておく必要があります。

②期限を気にせずファイルを長期保存・公開したい場合

転送リンクには有効期限が設定されており、期限を過ぎるとファイルは自動で削除されます。 社内マニュアルや公開資料など、長期間アクセス可能な状態を維持したいファイルの共有には向いていません。

③複雑なフォルダ階層を維持したまま頻繁に更新する場合

フォルダ単位での転送は可能ですが、中身のファイルを更新した場合は、その都度新しい転送パッケージを作成し直さなければなりません。 頻繁に更新が発生するプロジェクトデータの共有には、ファイルが自動で同期されるクラウドストレージの共有機能の方が効率的です。

まとめ

Dropbox Transferは、大容量ファイルを安全かつ手軽に送信するための便利な機能です。 受信者側にアカウントが不要な点や、送信後の追跡・管理機能が充実している点は、法人利用における大きなメリットと言えるでしょう。 一方で、無料プランの容量制限や、用途によっては共同編集機能の方が適している場合もあるため、自社のニーズに合った使い方を見極めることが重要です。 まずは特定の部門での試用から始めて、その利便性を評価してみてはいかがでしょうか。

Dropbox Transfer Image
ファイル転送サービス

Dropbox Japan株式会社

Dropbox Transfer

オススメスコア

3.4

アクセス権限管理

3

価格

4

操作性

5

セキュリティ

4

検索フィルタの使いやすさ

1

機能一覧

  • 最大250GBの大容量ファイル転送

  • パスワード保護

  • 有効期限設定

  • ダウンロード通知

  • 閲覧履歴確認

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おすすめの業界

デザイン, 動画制作, ソフトウェア開発, 建築, メディア, 製造業, プロフェッショナルサービス, 教育

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おすすめの企業規模

購入・導入情報

無料〜

良い点

  • 相手がDropboxアカウントを持っていなくても受信可能

  • 送信後にダウンロードされたか追跡できる

  • 誤送信時にリンクを削除して無効化できる

  • メール添付容量の制限を気にせず送れる

気になる点

  • 無料版(Basic)は1転送あたり最大2GBの制限がある

  • パスワード設定や有効期限のカスタマイズは有料プランが必要

  • 転送されたファイルは一定期間経過後に自動削除される

概要

Dropboxが提供するファイル転送サービスで、アカウントを持たない相手にも最大250GBの大容量ファイルを安全かつ手軽に送信でき、ビジネス向けの管理・追跡機能も充実しています。

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