金融コンサルティング

ABNアドバイザーズ株式会社とは 銀行系M&Aアドバイザリーの特徴と料金体系を解説

2026年5月17日

ABNアドバイザーズ株式会社は、あおぞら銀行の100%子会社として2017年に設立された銀行系M&Aアドバイザリー会社です。 中小企業の事業承継問題や成長戦略の支援を目的に、銀行で培ったファイナンスリテラシーと地域金融機関ネットワークを背景としたM&A支援を提供しています。 対応領域は事業承継、譲渡・売却、譲受・買収、出口戦略など、オーナー経営者の経営課題に幅広く対応しています。 本記事ではABNアドバイザーズ株式会社の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!

目次

ABNアドバイザーズ株式会社とは 銀行系M&Aアドバイザリーの特徴と料金体系を解説

ABNアドバイザーズ Image
金融コンサルティング

ABNアドバイザーズ株式会社

ABNアドバイザーズ

オススメスコア

3.4

サポート体制

4

価格

3

操作性

3

接続安定性

3

機能の網羅性

4

機能一覧

  • M&A戦略立案

  • 譲渡・売却・事業承継支援

  • 譲受・買収支援

  • 個別相談・レポート作成

  • 提携候補者群への情報提供・マッチング支援

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おすすめの業界

中小・中堅企業全般(事業承継・M&Aニーズのある地方の中小企業オーナー、後継者難企業など)

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おすすめの企業規模

従業員11〜50名

購入・導入情報

完全成功報酬型(レーマン方式)/詳細は要問い合わせ

良い点

  • あおぞら銀行100%子会社による銀行系M&Aアドバイザリーとしての安心感と信頼性

  • コンプライアンス重視と高い倫理観

  • 銀行で長年培ったファイナンスリテラシーに基づく確かなM&Aサポート

  • 顧客本位で丁寧にプロジェクトを進める姿勢

  • 全国の地域金融機関との業務提携を通じた地方経済活性化への貢献

気になる点

  • 銀行系のためコンプライアンス重視で意思決定や案件推進に時間を要する可能性

  • 未上場のため業績や報酬体系の詳細情報が限定的

  • 主に中小企業の事業承継領域に注力しており、対象案件の特性によっては適合しない可能性

サービスの特徴と類似サービスとの違い

ABNアドバイザーズの特徴は、銀行系M&Aアドバイザリーとしての信頼性と、中小企業オーナーに寄り添う伴走型の支援姿勢にあります。 ここでは類似サービスとの違いを3点紹介します。

あおぞら銀行100%子会社の銀行系アドバイザリー

ABNアドバイザーズはあおぞら銀行の100%子会社として設立された銀行系M&Aアドバイザリー会社です。 銀行が培ったファイナンスリテラシーを基盤に、事業のリスクと可能性を見極めながらM&A支援を行います。 独立系のM&A仲介会社や大手FASとは異なる、銀行グループとしての信頼性が打ち出されています。

中小企業の事業承継に特化した支援

地方の中小企業オーナーを主な対象に、事業承継問題の解決に特化したサービスを提供しています。 上場企業や大企業向けM&Aとは求められるスキルが異なるため、子会社として独自の体制を構築している点が特徴です。 経営者の事業への思いや歴史を尊重し、事業・従業員・顧客を引き継ぐ相手とのマッチングを行います。

全国の地域金融機関とのネットワーク

あおぞら銀行が連携する全国の地銀・信金との業務提携を通じて、案件ソーシングと地方経済活性化の両立を図っています。 地域金融機関や地場の税理士法人を中心としたネットワークを活用し、北海道をはじめ各地のアドバイザーが多数のM&A支援実績を有しています。 地域に根ざした案件発掘は、独立系仲介会社にはない強みといえます。

調べてわかったABNアドバイザーズ株式会社の良いところ5点

ABNアドバイザーズの強みは、銀行系ならではの信頼性と顧客本位の支援姿勢に集約されます。 ここでは具体的な評価ポイントを5点解説します。

銀行系アドバイザリーとしての安心感

あおぞら銀行100%子会社という銀行系の看板が、初対面のオーナーにも安心感を与えやすい点が強みです。 M&A仲介に警戒感を持つ経営者でも、銀行系という属性を理由に相談しやすいケースが多いとされます。 信頼性を重視する事業承継局面で評価されやすい特徴です。

顧客本位を重視する姿勢とコンプライアンス

銀行グループとしてのコンプライアンス意識と倫理観を重視している点も特徴です。 顧客本位で丁寧にプロジェクトを進める姿勢を掲げ、情報管理や利益相反管理など銀行系ならではの社内体制が整えられています。 長期的な信頼関係の構築を前提とした支援が想定されます。

銀行で培ったファイナンスリテラシー

銀行が長年培ったファイナンスリテラシーに裏付けられたM&Aサポートを提供します。 事業のリスクと可能性を捉える力に加え、資本政策を含めた事業全体を俯瞰する力を強みとしています。 経営全般や財務面に踏み込んだ助言が期待できる点も、銀行系アドバイザリーの利点といえるでしょう。

顧客本位で丁寧なプロジェクト推進

顧客と正対し、共にプロジェクトを進める伴走型の姿勢を打ち出しています。 個別相談から最終契約までを支援フローとして整理し、レポート作成、マッチング、TOP面談、基本合意、買収監査、成約まで一貫して対応します。 経営に関するアイデアや示唆を提供するアドバイザーとしての価値提供を重視しています。

成功報酬型を基本とする料金体系

着手金は原則無料の成功報酬型で、中間報酬として基本合意時に想定成功報酬額の10%が発生します。 成功報酬は取引金額に応じたレーマン方式を採用しており、5億円までの部分は5%、5億円超10億円までは4%、10億円超50億円までは3%、50億円超100億円までは2%、100億円超は1%と段階的に低減します。 最低報酬額は2,000万円に設定されています。

注意すべきポイントと導入時のハードル

利用検討にあたっては、銀行系であるがゆえの特性や対応領域の重点を理解しておくことが重要です。 ここでは留意点を3点紹介します。

銀行系ならではの意思決定スピード

銀行系のためコンプライアンス重視であり、意思決定や案件推進に時間を要する可能性があります。 独立系仲介会社のようなスピード重視の進め方とは異なる場合があり、迅速性を最優先する案件では留意が必要です。 一方で、慎重かつ丁寧な進行を求めるオーナーには適合しやすい特徴ともいえます。

未上場のため公開情報が限定的

未上場会社のため、業績や報酬体系の細部、社内制度などの公開情報が限られます。 比較検討の際には、公式サイトや個別相談で必要な情報を確認する必要があります。 十分な判断材料を得るためには、初期相談の段階で具体的に質問することが望ましいでしょう。

中小企業の事業承継に注力した領域

主に中小企業の事業承継領域に注力しているため、案件の特性によっては適合しない可能性があります。 上場企業同士の大型クロスボーダーM&Aや、特殊な業種・スキームを必要とする案件では、専門特化型のFASやブティック型FAとの比較検討が有効です。 自社のM&Aの目的や規模に応じた選定が求められます。

このサービスがおすすめのケース

ABNアドバイザーズは、信頼性を重視しつつ事業承継や成長戦略のためのM&Aを検討する中小企業オーナーに適しています。 ここでは適合しやすい3つのケースを解説します。

事業承継に悩む中小企業オーナー

後継者不在や事業承継問題を抱える中小企業オーナーに適しています。 経営者の事業への思いや歴史を尊重し、事業・従業員・顧客を引き継ぐ相手企業とのマッチングが行われます。 少子高齢化を背景にした事業承継ニーズに対し、銀行系の支援体制を活かした提案が期待できます。

成長戦略やパートナーシップを検討する企業

地域や業種の垣根を越えて、成長のためのパートナーを探したい企業にも向いています。 業績が安定していても先行きに不安を感じる経営者に対し、M&Aによる成長戦略やパートナーシップの選択肢を提示できます。 資本政策を含めた事業全体の検討が可能な点も特徴です。

銀行系の安心感を重視するオーナー

M&A仲介会社の選定にあたり、コンプライアンスや倫理観、安心感を重視するオーナーに適合します。 あおぞら銀行グループとしての信頼性と、銀行で培われたファイナンスリテラシーを背景にした支援は、初めてM&Aを検討する経営者にとって心理的なハードルを下げる要素となります。 慎重な検討を望む層との相性が良いといえます。

向いていない可能性があるケース

一方で、ABNアドバイザーズの強みが必ずしも合致しないケースも存在します。 ここでは想定される3つのケースを紹介します。

スピード最優先で進めたい案件

意思決定の迅速性を最優先する案件では、銀行系のコンプライアンス重視の進行と相性が合わない場合があります。 短期間でのクロージングを必須条件とするケースでは、独立系仲介会社やブティック型FAとの比較も検討材料になります。 スピードと丁寧さのどちらを優先するかを明確にしておくことが重要です。

大型クロスボーダーM&Aを想定する案件

上場企業同士の大型クロスボーダーM&Aや、特殊なスキームを必要とする案件では適合しない可能性があります。 ABNアドバイザーズは中小企業オーナーをメインターゲットとしているため、グローバル案件や巨額の資本市場取引には、大手投資銀行や外資系FASのほうが適合する場合もあります。 案件規模と特性に応じた使い分けが望まれます。

最低報酬を下回る小規模案件

最低報酬額が2,000万円に設定されているため、取引金額が小さい案件では報酬負担が相対的に大きくなります。 レーマン方式に基づく成功報酬体系は、一定規模以上の案件で経済合理性が出やすい仕組みです。 小規模案件の場合には、小規模特化型の仲介会社との比較検討も視野に入れるとよいでしょう。

よくある質問

ABNアドバイザーズに関する疑問点を短時間で確認できるよう、主要な質問と回答を整理します。 検討初期の判断材料として活用してください。

ABNアドバイザーズはどのような会社ですか?

ABNアドバイザーズはあおぞら銀行の100%子会社として2017年5月に設立された銀行系M&Aアドバイザリー会社です。 中小企業の事業承継問題をM&A手法を通じて支援することを主な事業としています。

報酬体系はどのようになっていますか?

着手金は原則無料の成功報酬型で、中間報酬として基本合意時に想定成功報酬額の10%が発生します。 成功報酬は取引金額に応じたレーマン方式を採用しており、最低報酬額は2,000万円です。

どのような企業がM&Aの対象になりますか?

主に地方の中小企業オーナーを中心に、中堅・中小企業のM&Aを支援しています。 大企業・上場企業向けの案件については、あおぞら銀行本体と連携して対応する場合があります。 事業承継や成長戦略、出口戦略など、経営課題に応じた相談が可能です。

どのような流れでサポートが進みますか?

個別相談、M&A戦略立案、レポート作成、マッチング、TOP面談、基本合意、買収監査、成約という流れで支援が進みます。 各フェーズで当事者間の調整や情報提供を行いながら、最終契約まで一貫してサポートする体制です。

どこに本社がありますか?

本社は東京都千代田区二番町4番地3 二番町カシュービル3Fにあります。 問い合わせ窓口として0120-077-220のフリーダイヤルも用意されています。

まとめ

ABNアドバイザーズ株式会社は、あおぞら銀行100%子会社の銀行系M&Aアドバイザリーとして、中小企業の事業承継や成長戦略を支援するサービスを提供しています。 銀行で培ったファイナンスリテラシーとコンプライアンス意識、全国の地域金融機関とのネットワークを背景に、顧客本位で丁寧にプロジェクトを進める姿勢が特徴です。 一方で、銀行系ゆえの意思決定スピードや未上場による情報開示の制約、最低報酬額2,000万円の設定など、案件特性によっては留意すべき点もあります。 事業承継や成長戦略を信頼性の高いパートナーと進めたい中小企業オーナーにとって、有力な検討候補のひとつといえるでしょう。

ABNアドバイザーズ Image
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ABNアドバイザーズ株式会社

ABNアドバイザーズ

オススメスコア

3.4

サポート体制

4

価格

3

操作性

3

接続安定性

3

機能の網羅性

4

機能一覧

  • M&A戦略立案

  • 譲渡・売却・事業承継支援

  • 譲受・買収支援

  • 個別相談・レポート作成

  • 提携候補者群への情報提供・マッチング支援

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おすすめの業界

中小・中堅企業全般(事業承継・M&Aニーズのある地方の中小企業オーナー、後継者難企業など)

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おすすめの企業規模

従業員11〜50名

購入・導入情報

完全成功報酬型(レーマン方式)/詳細は要問い合わせ

良い点

  • あおぞら銀行100%子会社による銀行系M&Aアドバイザリーとしての安心感と信頼性

  • コンプライアンス重視と高い倫理観

  • 銀行で長年培ったファイナンスリテラシーに基づく確かなM&Aサポート

  • 顧客本位で丁寧にプロジェクトを進める姿勢

  • 全国の地域金融機関との業務提携を通じた地方経済活性化への貢献

気になる点

  • 銀行系のためコンプライアンス重視で意思決定や案件推進に時間を要する可能性

  • 未上場のため業績や報酬体系の詳細情報が限定的

  • 主に中小企業の事業承継領域に注力しており、対象案件の特性によっては適合しない可能性

概要

あおぞら銀行の100%子会社として2017年に設立された銀行系M&Aファイナンシャルアドバイザリー会社。中小企業オーナーの事業承継・譲渡・譲受を支援し、銀行系ならではの安心感とファイナンス知見を活かした顧客本位のM&Aソリューションを提供しています。

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