Macの青色申告を解説!機能や価格 導入前に知りたい注意点とは?
Macで確定申告の準備を進めたいけれど、対応する会計ソフトが少ないと感じることはないでしょうか。 クラウドサービスが主流となる中で、インストール型の「Macの青色申告」はMac専用ソフトとして独自の選択肢を提供しています。 この製品は、マグレックス株式会社が開発した買い切り型の会計ソフトです。 本記事では、Macの青色申告が持つ特徴や機能、導入のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
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Macの青色申告を解説!機能や価格 導入前に知りたい注意点とは?

仕訳入力の効率性
1
セキュリティ
3
決算書作成機能
4
設置・導入のしやすさ
4
銀行・カード連携
1
機能一覧
青色申告決算書(一般・不動産)の作成
専用iPhoneアプリ「iChoubo」との連携
手書き感覚の帳簿入力
前期データ参照機能
固定資産台帳の管理
おすすめの業界
全業種
おすすめの企業規模
購入・導入情報
6,600円〜
良い点
Mac専用に設計された直感的なインターフェース
買い切り型でランニングコストを抑えられる
スマホアプリを使って外出先でも入力可能
帳簿形式で入力できるため簿記初心者でも扱いやすい
気になる点
最新のmacOS(Big Sur以降)に対応していない場合がある
確定申告書Bの作成機能がない(国税庁サイト等の利用が必要)
電子帳簿保存法に対応していない
サービスの特徴と類似サービスとの違い
「Macの青色申告」は、Macユーザー向けに開発されたインストール型の会計ソフトです。 その特徴について、気になる方も多いのではないでしょうか。 ここでは、主な特徴を3点紹介します。
①Mac専用に設計されたインストール型アプリケーション
本製品は、Macに直接インストールして使用するパッケージソフトです。 インターネット接続が必須のクラウド型とは異なり、オフライン環境でも作業できる点が特徴です。 これにより、場所を選ばずに会計処理に集中できます。 MacのUIに準拠した画面設計がされており、普段からMacを使い慣れている方には馴染みやすい操作感が期待できます。
②簿記初心者でも安心の帳簿入力スタイル
複式簿記の知識が少ない方でも利用しやすいよう、現金出納帳や預金出納帳など、帳簿形式の入力画面が採用されています。 手書きの帳簿に近い感覚で取引を入力すると、自動的に複式簿記の形式へ変換される仕組みです。 専門的な仕訳知識に自信がない場合でも、画面の案内に沿って記帳作業を進められます。
③専用アプリ「iChoubo」との連携機能
専用のiPhoneアプリ「iChoubo」と連携し、外出先で記帳作業を行えます。 アプリで入力したレシート情報などのデータは、iTunesを介してMac本体のソフトウェアへ取り込めます。 移動中などの隙間時間を活用して記帳を進めることで、確定申告期間の作業負担を軽減する助けになります。
Macの青色申告を導入するメリット
「Macの青色申告」を選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか。 ここでは、主なメリットを3点解説します。
①買い切り型によるランニングコストの抑制
本製品は、一度購入すれば永続的に利用できる買い切り型のソフトウェアです(※)。 月額や年額の利用料が発生するサブスクリプション型とは異なり、ランニングコストを抑えられる点が大きな特徴です。 毎月の固定費を避けたい個人事業主や小規模事業者にとって、長期的なコストを管理しやすい点がメリットです。 ※法改正に対応した最新版への更新には別途費用がかかる場合があります。
②前期データ参照機能による入力効率化
前年度の仕訳データを参照しながら当期の入力ができる機能を搭載しています。 毎年発生する定型的な取引の入力作業を効率化し、入力ミスを減らす効果が期待できます。 過去のデータを参照するためにインターネット接続が不要なため、オフライン環境でもすぐに前年の仕訳を確認できます。
③柔軟な消費税設定と帳票印刷機能
消費税の切替日を設定し、入力日付に応じて税率を自動で適用する機能を備えています。 また、見積書・納品書・請求書といった帳票の作成・印刷も可能です。 作成した請求書データは売上として帳簿に転記できるため、請求業務と会計入力の二度手間を省けます。 青色申告決算書(一般用・不動産所得用)は、白紙の用紙に罫線ごと印刷できます。
導入前に確認したい注意点
「Macの青色申告」の導入を検討する上で、注意すべき点は何でしょうか。 ここでは、事前に確認しておきたいポイントを3点解説します。
①最新のmacOSへの対応状況
本製品は、特定のバージョンのmacOS向けに設計されています。 例えば、バージョンによってはmacOS 11 Big Sur以降のOSに対応していない場合があります。 最新のMacやAppleシリコン(M1, M2など)搭載モデルでは動作しない可能性があるため、購入前に必ず公式サイトで対応OSを確認してください。
②確定申告書Bの作成機能が非搭載
本ソフトで作成できるのは「青色申告決算書」までであり、確定申告書本体(所得税及び復興特別所得税の申告書)の作成機能は含まれていません。 申告書の提出には、本ソフトで出力した数値を基に、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」などで別途申告書を作成する必要があります。
③電子帳簿保存法などの最新法制度への対応
近年の電子帳簿保存法改正など、最新の法制度への対応が限定的である点に注意が必要です。 クラウドサービスとは異なり、法改正に応じた機能が自動でアップデートされるわけではありません。 65万円の青色申告特別控除の要件であるe-Tax(電子申告)や優良な電子帳簿の保存にも単体では対応できないため、これらの要件を満たすには別途手段を講じる必要があります。
導入が適しているケース
ここまでの特徴を踏まえ、「Macの青色申告」がどのような事業者や利用環境に適しているかを整理します。
①古いOSのMacを現役で使用している場合
macOS Catalina(10.15)以前など、旧バージョンのOSを搭載したMacを利用している場合に適しています。 サポートが終了したOSでは最新のクラウド会計ソフトが動作しないことも多く、古いMacを会計専用機として活用する選択肢になります。
②毎月の固定費をかけたくない場合
事業の規模が比較的小さく、毎月の固定費を発生させたくない事業者に向いています。 買い切り型のため、一度購入すれば追加費用なしで利用し続けることができ(※)、長期的なコストを抑えることが可能です。 ※最新版への更新を除く。
③データ管理をローカル環境で完結させたい場合
会計データをクラウド上に保存することに抵抗がある方や、オフライン環境で作業を完結させたい場合に適しています。 全てのデータが自身のMac内に保存されるため、外部サーバーへのアクセスを遮断し、手元で情報管理を行いたい事業者にとって安心感があります。
導入が適していない可能性のあるケース
一方で、特定の業務効率化を求める場合や、最新の利用環境では導入が適していない可能性もあります。
①最新のMacやOSを使用している場合
Appleシリコン搭載モデルなど、比較的新しいMacを利用している場合は注意が必要です。 製品が対応するOSバージョンは限られており、最新のmacOSでは動作しない可能性が高いため、導入は推奨されません。
②銀行口座やカード明細の自動取込を行いたい場合
銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動で取り込む機能(API連携)は搭載されていません。 全ての取引を手入力する必要があるため、記帳作業の自動化を重視する方や、取引件数が多い事業者には不向きと考えられます。
③確定申告・電子申告を一気通貫で行いたい場合
決算書作成から確定申告書の作成、e-Taxでの電子申告までを一貫して行いたい場合、本ソフト単体では完結しません。 申告書作成や電子申告は外部ツールで行う必要があるため、申告プロセス全体の効率化を求める場合には適していません。
まとめ
「Macの青色申告」は、Mac専用に開発された買い切り型の会計ソフトです。 オフラインでの作業が可能で、ランニングコストを抑えられる点が大きな魅力です。 一方で、最新のmacOSやAppleシリコンへの対応、銀行口座連携、電子申告機能など、現在のクラウド会計ソフトが標準的に備える機能は搭載されていません。 旧バージョンのmacOSを搭載したMacを会計専用機として利用したい場合や、データをローカル環境で管理したい場合には有力な選択肢となります。 しかし、業務効率化や最新の法制度への対応を重視する場合は、他のサービスとも比較検討することをおすすめします。

仕訳入力の効率性
1
セキュリティ
3
決算書作成機能
4
設置・導入のしやすさ
4
銀行・カード連携
1
機能一覧
青色申告決算書(一般・不動産)の作成
専用iPhoneアプリ「iChoubo」との連携
手書き感覚の帳簿入力
前期データ参照機能
固定資産台帳の管理
おすすめの業界
全業種
おすすめの企業規模
購入・導入情報
6,600円〜
良い点
Mac専用に設計された直感的なインターフェース
買い切り型でランニングコストを抑えられる
スマホアプリを使って外出先でも入力可能
帳簿形式で入力できるため簿記初心者でも扱いやすい
気になる点
最新のmacOS(Big Sur以降)に対応していない場合がある
確定申告書Bの作成機能がない(国税庁サイト等の利用が必要)
電子帳簿保存法に対応していない
概要
Macユーザー向けに特化したインストール型の青色申告ソフトです。クラウド型ではなくローカル環境でデータを管理したい個人事業主に適していますが、最新OSへの対応状況や確定申告書の作成機能がない点には注意が必要です。









