STRAVISの機能や料金とは?連結決算の課題を解決する特徴を解説!
企業のグローバル化や多角化にともない、グループ全体の経営状況を迅速かつ正確に把握することは、多くの企業にとって重要な課題です。 特に連結決算業務は、子会社からのデータ収集や整合性の確認に多くの工数を要し、担当者の負担が大きい業務ではないでしょうか。 このような状況で注目されるのが、株式会社電通総研が提供する「STRAVIS」です。 STRAVISは、制度連結から管理会計までをカバーする連結会計ソリューションで、1,100社以上の導入実績を誇ります。 多くの企業でグループ経営管理の基盤として採用されており、複雑な業務の効率化を支援します。 本記事では、STRAVISの機能や特徴、導入のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
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STRAVISの機能や料金とは?連結決算の課題を解決する特徴を解説!

仕訳入力の効率性
4
セキュリティ
5
決算書作成機能
5
設置・導入のしやすさ
3
銀行・カード連携
1
機能一覧
連結会計
管理会計
グループ経営データ収集
IFRS対応
内部取引事前照合
おすすめの業界
製造業, 卸売業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
要問い合わせ
良い点
導入実績が1000社超と豊富で信頼性が高い
標準機能が充実しておりノンカスタマイズ導入率が99%を超える
公認会計士資格保持者などによるサポートが手厚い
Excelライクな操作性でデータ収集や入力が容易
制度連結と管理連結を同一システムで運用可能
気になる点
多機能かつ専門用語が多いため初心者には操作が難しく感じられる場合がある
大量のデータを扱う際に処理速度が低下することがある
画面UIがやや古く直感的に分かりにくいという声がある
コストが比較的高額になる傾向がある
STRAVISの主な特徴と他サービスとの違い
STRAVISは、単なる連結財務諸表の作成ツールではなく、グループ経営を高度化する情報プラットフォームとして設計されています。 他の会計システムと比較した際に見られる、STRAVISならではの特徴を解説します。
①制度連結と管理連結を同一システムで統合管理
一般的な会計システムでは、制度会計(法律や基準に基づく会計)と管理会計(経営判断のための社内向け会計)が別々に管理されることがあります。 STRAVISの大きな特徴は、制度連結と管理連結に関する情報を、同一のシステム基盤上で統合管理できる点です。 これにより、制度会計の正確なデータを基に、事業別や地域別など管理会計独自の視点で分析を行えます。 データの二重入力や不整合を防ぎ、経営判断の迅速化に貢献します。
②子会社からのデータ収集を効率化する専用機能
グループ会社からのデータ収集と整合性チェックは、連結決算で特に工数がかかる業務です。 STRAVISは、データ収集・報告パッケージ「STRAVIS-LINK」を提供しています。 これはWebブラウザ経由で各子会社が直接データを入力できる仕組みです。 入力時のエラーチェックや報告業務の進捗管理機能が備わっており、親会社の確認や差し戻しの手間を削減します。 特に子会社の数が多い企業では、業務効率化の効果を実感しやすい機能です。
③IFRS対応とグローバル経営支援
グローバル展開する企業にとって、国際財務報告基準(IFRS)への対応は重要な経営課題です。 STRAVISは、IFRS対応に必要な組替処理や注記情報の収集機能を標準で備えています。 日本基準とIFRSなど、複数基準での会計処理を並行して行うことも可能です。 また、多言語・多通貨に対応しているため、海外拠点を含むグループ全体の経営データを円滑に統合できます。 これにより、グローバルな経営管理基盤としての役割を果たします。
STRAVISを導入するメリット
STRAVISを選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?主なメリットを3点紹介します。
①ノンカスタマイズ導入率99%超の豊富な標準機能
大規模なシステム導入では、自社業務に合わせたカスタマイズが一般的ですが、STRAVISは99%超の高いノンカスタマイズ導入率を特徴としています。 これは、長年の導入実績で培われた業務ノウハウが標準機能として豊富に組み込まれているためです。 多くの業務要件に設定変更のみで対応できる柔軟性があり、導入期間の短縮や開発コストの抑制につながります。 また、法改正や制度変更にも標準のバージョンアップで対応しやすい点も利点です。
②公認会計士資格保持者らによる専門的なサポート体制
充実したサポート体制も、STRAVISが評価される理由の一つです。 サポートデスクやコンサルティングチームには、公認会計士や連結実務の専門家が在籍しています。 そのため、システムの操作方法に関する問い合わせだけでなく、会計業務の観点を含めた専門的なアドバイスが期待できます。 決算期のトラブルや複雑な制度変更の際にも、専門知識を持つスタッフの支援を受けられることは、運用上の大きなメリットです。
③Excelライクな操作性でデータ収集や入力がスムーズ
STRAVISは高機能なシステムですが、操作性にも配慮がなされています。 特にデータ入力画面やレポート機能は、多くの経理担当者にとって馴染み深いExcelに近いインターフェースを採用しています。 Excelファイルのインポート機能や、システム上のデータをExcel形式でエクスポートする機能も標準で備わっています。 これにより、既存の業務フローからの移行がしやすく、新たなシステムへの心理的なハードルを下げることが期待できます。
STRAVIS導入における注意点
STRAVISの導入を検討する上で、注意すべき点が気になる方も多いのではないでしょうか?事前に確認しておきたいポイントを3点解説します。
①多機能ゆえに操作習熟には一定の時間が必要
STRAVISは豊富な機能を備えているため、全ての機能を使いこなすには一定の学習時間が必要です。 多機能である分、設定項目も多く、連結会計に関する専門用語も使用されるため、習熟には継続的な利用が前提となります。 シンプルなクラウド型会計ソフトのように直感的な操作だけでの習得は難しく、導入時には教育・研修の期間を設けることが望ましいでしょう。
②大量データ処理時のパフォーマンスへの考慮
利用環境やデータ量によっては、パフォーマンスに関する考慮が必要です。 特にグループ会社数が数百社にのぼる場合や、膨大な明細データを扱うケースでは、処理に時間を要する場面があるという声も聞かれます。 決算期のように大量のデータ集計や複雑な計算が集中する際は、レスポンス速度が業務効率に影響する可能性も考えられます。 そのため、導入検討時には自社のデータ量で性能検証を行うことが重要です。
③導入および運用コストは個別見積もりが必要
STRAVISは多機能なエンタープライズ向けシステムであり、相応の導入・運用コストがかかります。 公式サイトに具体的な料金プランは掲載されておらず、企業の規模や利用機能に応じて個別に見積もりが必要です。 比較的安価なクラウド型の連結会計ツールと比較すると、初期費用やライセンス費用は高くなる傾向があるため、費用対効果の慎重な検討が求められます。 自社の課題解決に必要な機能と予算のバランスを見極めることが重要です。
STRAVISの導入が向いている企業
これまでの特徴やメリットを踏まえ、STRAVISの導入によって特に高い効果が期待できる企業のケースを紹介します。
①グループ企業数が多く連結決算業務が煩雑化している企業
連結対象の子会社が数十社から数百社規模にのぼり、データ収集や管理に課題を抱えている企業に適しています。 Web経由でのデータ収集により、Excelでの手作業で起こりがちな転記ミスやバージョン管理の煩雑さを解消できます。 収集状況をリアルタイムで可視化できるため、進捗管理の負担軽減にもつながり、決算業務全体の効率化が期待できます。
②制度連結だけでなく管理連結も高度化したい企業
財務報告(制度連結)だけでなく、経営判断に用いる管理連結の高度化を目指す企業にも向いています。 事業別、地域別といった多角的な視点での分析や、詳細な予実管理機能を活用し、グループ経営の実態をより深く把握することが可能です。 制度連結と管理連結のデータを一元化することで、整合性の取れた情報に基づいた迅速な意思決定を支援します。
③グローバル展開を進めておりIFRS対応が必要な企業
海外拠点を多数持ち、異なる会計基準のデータを統合する必要があるグローバル企業にも適しています。 IFRS対応や多通貨・多言語対応は標準機能のため、追加開発なしでグローバルな経営管理基盤を構築できます。 M&Aによって海外子会社が増加している企業や、将来的に海外での事業展開を加速させたい企業にとって、有力な選択肢の一つです。
STRAVISが向いていない可能性のある企業
一方で、企業の状況やニーズによっては、STRAVISが必ずしも最適とは言えないケースも考えられます。
①連結対象会社が少なくExcel管理で十分対応できる企業
連結対象の子会社が数社程度で、Excelなど既存のツールで業務が問題なく回っている場合は、導入メリットが限定的かもしれません。 STRAVISは多機能な分、相応のコストがかかるため、業務効率化の効果が導入コストに見合わない可能性があります。 より安価でシンプルな機能を持つクラウドツールの方が、費用対効果の面で適している場合もあります。
②コストを最優先し低価格なツールを探している企業
導入コストを最優先に考え、低価格なツールを探している場合、STRAVISは予算と合わない可能性があります。 エンタープライズ向けのパッケージシステムであるため、一般的に月額数万円程度から利用できるSaaS型のツールとは価格体系が異なります。 必要最低限の機能でコストを抑えたい場合は、他のクラウド型連結会計ソフトと比較検討することをおすすめします。
③専任の経理担当者が不在でシンプルな操作性を求める場合
連結決算の専門知識を持つ担当者が少なく、誰でも直感的に使えるシステムを求めている組織には、STRAVISの操作が複雑に感じられる場合があります。 豊富な機能と柔軟な設定が可能な反面、使いこなすには一定レベルの会計知識やシステムへの習熟が求められるためです。 操作のシンプルさを重視する場合は、より初心者向けに設計されたインターフェースを持つサービスも検討対象となるでしょう。
まとめ
STRAVISは、グループ経営管理の高度化を目指す企業にとって、有力な選択肢となる連結会計ソリューションです。 制度連結から管理連結、IFRS対応までをワンストップで実現できる点、そして高いノンカスタマイズ導入率が大きな特徴です。 導入コストや操作習熟の必要性といった側面もありますが、多くのグループ会社を抱える企業や、複雑な連結業務を効率化したい企業にとっては、導入効果が期待できるでしょう。 自社の課題や将来の事業戦略と照らし合わせ、導入を検討することが重要です。

仕訳入力の効率性
4
セキュリティ
5
決算書作成機能
5
設置・導入のしやすさ
3
銀行・カード連携
1
機能一覧
連結会計
管理会計
グループ経営データ収集
IFRS対応
内部取引事前照合
おすすめの業界
製造業, 卸売業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
要問い合わせ
良い点
導入実績が1000社超と豊富で信頼性が高い
標準機能が充実しておりノンカスタマイズ導入率が99%を超える
公認会計士資格保持者などによるサポートが手厚い
Excelライクな操作性でデータ収集や入力が容易
制度連結と管理連結を同一システムで運用可能
気になる点
多機能かつ専門用語が多いため初心者には操作が難しく感じられる場合がある
大量のデータを扱う際に処理速度が低下することがある
画面UIがやや古く直感的に分かりにくいという声がある
コストが比較的高額になる傾向がある
概要
グループ経営管理の高度化を支援する連結会計ソリューションであり、制度連結から管理連結、IFRS対応まで幅広い業務をカバーする大手企業向けの高機能システムです。









