請求業務を徹底的に効率化!消込から催促まで対応できる「請求管理ロボ」を詳しく解説【インタビュー】

Last Updated on 2022-07-19 by HanafusaYuki

こちらの記事はROBOT PAYMENT社の藤田様監修のもと執筆された記事です。

藤田豪人

株式会社ROBOT PAYMENT
フィナンシャルクラウド事業部長

Twitter:https://twitter.com/fujita_takehito
note : https://note.com/noterobotpayment/m/mf1cd9fa5f3fc

2002年に光通信に入社。統括部長として通信・保険キャリア交渉を担当。プロトコーポレーションに移り、ポータルサイトの事業責任者を務める。パイプドビッツではCMOとしてBtoBSaaSのマーケティング戦略を立案・実行。株式会社カオナビでは執行役員コーポレート本部長事務責任者として2019年3月に東証マザーズ上場を果たす。2019年10月にROBOT PAYMENTに入社し、フィナンシャルクラウド事業部長を務める。2020年7月より、経理の不合理を解消したいという想いで「日本の経理をもっと自由に」プロジェクトを立ち上げる。

「請求管理ロボ」は、請求・債権管理を「ラク」「かしこく」行うためのクラウドサービスです。請求業務に関わるあらゆる業務範囲をカバーしており、SFA、CRM、会計ソフト等の業務ソフトとシームレスに連携できることが特徴です。

経理部のDX化を加速させる『請求管理ロボ』

デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

DXとは、「企業がデータやデジタル技術を活用し、製品、ビジネスモデル、業務フローなどをよりよく、便利に変革していく」ことを指して使われる言葉です。

デジタル技術が進化し新規のサービスが増え続けるような世の中では、多くの企業は競争力の強化が求められています。

そんな中で、経済産業省から発表された2025年~30年の間に最大12兆円の経済損失が生じると推定される「2025年の壁」など、あらゆる企業にとってDX化が求められるようになりました。

ただし、経理部のDX化という意味では、まだまだ進んでいないのが現状です。

藤田氏によると、あるアンケートで、過去3年間で経理部において新たなシステムを導入したことがあると回答した割合はたったの23%だそうです。 

つまり、過去3年間で77%の経理部はシステムの刷新をしていないような状況であるため、2025年までにどれだけのDXが進むのか?というと、中々難しそうであることがわかります。

そんな中、企業のDX化の中で特に難しい経理部のDX化をサポートしているのがROBOT PAYMENT(ロボット ペイメント)社であり、今回ご紹介する「請求管理ロボ」を提供している会社です。

ROBOT PAYMENT社は、「日本の経理をもっと自由に」プロジェクトを主導するなど、経理部の働き方改革に尽力している会社の一つです。

『請求管理ロボ』が解決する課題

「請求管理ロボ」が効率化できる範囲は非常に広く、以下のような業務に関する課題解決に役立ちます。

  • 入金消込
  • 請求書発行
  • 債権管理
  • 郵送代行

また、これらの業務を効率化する請求書管理システムと、販売・会計の管理を行うSFA・CRMやERPとの連携に課題がある場合も、「請求管理ロボ」が活躍します。

『請求管理ロボ』とは、経理の業務フローを刷新する請求管理クラウド

「請求管理ロボ」は、請求書の作成から、入金消込までを自動化できるクラウドサービスです。 

ただ単に、請求書を電子化して終わりではなく、販売から、会計までのデータを一元化、請求に関する業務フロー全体を見直してROIの最大化を目指すのが特徴です。

「請求管理ロボ」では、初期3ヶ月間の導入サポートにより、クライアントのビジネスモデルにあった業務フローの設計を行います。

また、「まるなげ」というアウトソーシングのオプションも提供しており、与信業務、回収業務まで全てを代行。請求業務を100%削減することも可能となります。

『請求管理ロボ』の3つの特徴

1.販売から会計あらゆるデータを一元管理し、請求処理を自動化

販売管理のSFAやCRMのデータから、請求情報を作成請求書を発行し、入金の確認・消込まで、一連の作業を全て「請求管理ロボ」上で一元的に行います。

そのため、”請求書作成のためのデータ作成”が必要なく、業務が効率ができる上に、人為的なミスも防げます。 

Salesforceやkintoneを始めとして、連携できるSFA/CRMや会計ソフト等の数が多いことも強みであり、CSVの書き出し/取り込み作業や、Excelやスプレッドシートでの集計作業などを削減できます。

これらのサービス連携は別途開発がなくても、標準的な連携が可能です。

例えば、SalesforceのAppExchangeに対応しているため権限を管理しながらSF内で一元管理できます。

2.消込や未収の催促を自動化

請求書と入金の照合作業や、未収時の経理部、営業部間の連携コストなどに悩まされている担当者様は多いのではないでしょうか。

BtoB取引において、入金漏れのほとんどは、「うっかり漏れ」です。

「請求管理ロボ」では、請求書と入金を突き合わせて自動消込、および支払いの自動リマインド入金の催促自動化を行います。

これにより、初回の入金漏れが7.2%→2.9%まで減ったという事例もあることから、「請求管理ロボ」を導入したことによりキャッシュフローの改善が期待できます。

3.安心のカスタマーサポート

これだけ機能が多く、業務の根本的なリプレイスを行う場合も多いので、導入までの障壁がかなり高いと思われる方もいるかもしれません。

請求管理ロボ」の導入の際は、利用定着までの丁寧なオンボーディングがあります。

ユーザー企業のもとに訪問を行い、徹底的に定着までサポートし、確実に使える様になるように導入支援・運用サポートを行います。

(2020年9月現在、新型コロナウイルスの影響によりWeb会議での導入サポートが中心です。)

SaaSツールにおいては、メールやチャットのみのサポートとしているサービスも多い中、訪問や電話でのサポートも充実していることから、安心して導入をすすめることができます。

『請求管理ロボ』のユーザー層・口コミ・評判

主なユーザー層

月間の請求書処理枚数が50-100枚を超えたあたりから「請求管理ロボ」の検討を始める企業が多いようです。

この規模を超えたあたりから、作業的な負荷に加えて、「ミスができない」という精神的な負荷も大きくなってきます。

また、「IT化なんてまだまだうちの業界は、、、紙が一番安心、、」という企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。

「請求管理ロボ」は、無理な電子化を推奨するシステムではありません。

例えば、飲食店に食材を卸すようなケースだと、PDFで請求書を送っても、取引先に見てもらえないケースが多いです。

バックオフィスの効率化だといって、せっかく請求書発行の電子化を進めたにも関わらず、逆に電子化したPDFを営業が改めて印刷する必要がある、という課題を生んでしまうようなケースも実際にあるようです。

「請求管理ロボ」では、電子送付・郵送で送付どちらも選択でき、郵送の場合も社内のリソースを割くことなく対応することが可能です。

最先端のIT企業から、街の飲食店まで幅広い企業の業務を効率化できるのも「請求管理ロボ」の特徴です。

口コミ・評判

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

   導入機能|請求書作成 継続請求 売上管理・売掛管理

  • サービスを開始し顧客数が増えたが、請求処理における人件費は一定で変わらなかった
  • 請求管理ロボの導入により、プロセスの見直しを含め、顧客情報管理から請求書発送までのコストを7割ほど削減できた
  • 事前にAPI連携を意識したプロセスの見直しを行ったことで、効果を最大化することができ満足

(参考:請求管理ロボHP)

ベルフェイス株式会社

   導入機能|請求書作成 継続請求 売上管理・売掛管理 顧客管理・契約管理 自動消込・自動催促

  • 契約管理と紐づけができ、Salesforceの契約と請求が連動した上で、プロセスビルダー機能の活用により、大幅な業務効率化がはかれた。
  • プロファイルで細かく編集権限が割り当てることが可能なため、担当者以外は上書きできなくなり、作業も2日から2時間に短縮できた
  • 継続請求に強みのある請求管理ロボは、継続的な請求を想定した機能を多く備えている。例えば、いつからいつまでといった細かい日付の設定も可能。そして、入金消込作業は、請求・入金別々のデータを見ながら手動で消込していたが、一度口座を登録すれば、次月から自動消込出来るので、時間も短縮でき、確認漏れが出ないので安心。

(参考:請求管理ロボHP)

クラウズ・スパイス株式会社

   導入機能|請求書作成 売上管理・売掛管理 自動消込・自動催促 資金繰り改善

  • 実質的に1、2週間かかっていた作業を自動化させる事ができ、「人手不足」というネガティブな課題が逆にプラスへ好転する業務改善ができた
  • 上記により、時間的な余裕がでた分、本来進めるべき営業活動に集中でき、結果的にビジネスのスピード化に繋がり、営業活動が効率化できた
  • 売掛保証により、決まった期日に売掛金が遅延することなく手元に届くので、回収業務に対する社員のストレスも減り、安定して経営の見える化を実現できた
  • セールスフォースと連携できたことで、データの正確性も確保できた

(参考:請求管理ロボHP)

『請求管理ロボ』プラン・利用料金は?

月額課金型のサービスなります。

月額費用 :2万円~(請求書発行の件数に応じて変化)

『請求管理ロボ』アップデート情報

藤田様:今後も、API周りを更に強化していく予定で、どんどん開発していっているところです。

「請求管理ロボ」は、SalesforceのAppExchangeアプリをもっているのですが、 「これがあったから導入した」と言っていただけるくらいご評価頂いているなものなので、このようなAPI連携を今後も提供していきます。

後は、 「請求管理ロボ」で効率化できるカバー範囲はそのままに、更に機能の深堀りを行い、使いやすさを追求していきます。

まとめ

バックオフィス業務のペーパーレス化は、企業のDX化、およびテレワークを推進する上で非常に大切です。

しかし、紙と印鑑をなくすだけでは、なかなか企業のテレワーク、およびDX化が進んだとは言い切れない部分があります。

テレワークが進んでいくと、コミュニケーションに手間と時間がかかります。

そのため、全てのデータをクラウド上で共有でき、データが一元化され、情報へアクセスする障壁を下げることが重要です。

「請求管理ロボ」は、請求業務そのものを無くすことを目指している製品です。

あらゆる請求関連業務を自動化し、販売や会計システムとのシームレスな連携を実現します。

また、オンボーディングやカスタマーサポートが充実しているので、ただ高機能な製品というだけでなく、電子・紙をうまく使い分けながらそれぞれの企業にあった業務フローの提案が可能です。

ITリテラシーの高い企業からそうでない企業まで、請求業務になんらかの課題をお持ちの方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?