【徹底比較】おすすめ販売管理システム10選【2022年最新】

Last Updated on 2022-01-18 by プロキュア編集部

販売はビジネスにおいて企業利益に直結する重要なセクションのひとつです。多くの企業が売り上げを伸ばすことを考えるのは当然のことですが、「販売管理までは行き届いていない」、「販売管理に労力がかかりすぎている」というケースも少なくありません。

そんな販売管理を手助けするツールとして、「販売管理システム」があります。しかし、一口に販売管理システムといっても様々な種類があり、自社に合ったシステムを探すのは大変です。

本記事では、販売管理の重要性や販売管理システムの基本知識、そしてシステムの具体的な選定ポイントを説明します。記事後半では、編集部おすすめの販売管理システムをご紹介しますので、是非最後まで御覧ください。

この記事で分かること

  • 販売管理システムとは
  • 販売管理システム導入のメリット
  • システム選定のポイント
  • 編集部おすすめの販売管理システム

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販売管理とは?なぜ重要なのか?

販売管理とは、販売に関する「お金」と「モノ」の流れを管理することです。具体的には、「いつ・どこで・誰に・何を・いくつ・いくらで」販売したのか、また請求や売上金の回収は済んでいるのか、などを管理することです。

広義には、受注・売上・請求といった「販売管理業務」だけでなく、出荷・入荷・在庫調整などの「在庫管理業務」や、発注・仕入れ・支払い管理などの「購買管理業務」をまとめて販売管理と言います。

販売管理を正しく行うことで、「お金」と「モノ」の流れを可視化し、販売に関わる各業務を効率的に進めることができます。また、「どんな時にどのような商品が売れるのか」といった、売れ行き動向を把握し、効果的な販売戦略を立てることができます。

しかしながら、一連の販売管理を正確かつ迅速に行うことは難しく、販売管理を課題とする企業が多いのが実情です。

販売管理システムとは

販売管理システムとは、上記のような「販売管理業務」、「在庫管理業務」、「購買管理業務」の一連の販売管理を一元管理してくれるITツールのことです

ここで注目すべきは、販売管理の一元管理という点です。複雑で手間のかかる販売管理を簡略化してくれるのみならず、仕入れから売上までの各業務を一つのシステム上で管理することで、様々なメリットが生じます。

販売管理システム導入のメリット

以下では、販売管理システム導入のメリットについて具体的に説明していきます。

業務の効率化・業務コストの削減

販売管理システムを活用することで、人の手によって行われていた入力・管理業務が自動化され、業務効率が圧倒的に向上します。また、1つのシステム上で業務全体の情報を統合し、共有することができるため、部署間での無駄なコミュニケーションを減らすことができます。業務全体の生産性が上がることによって、業務コストの削減にもつながります。

ミスの防止・業務精度の向上

販売管理システムを活用することで、入力業務が簡略化されるため、書類の記入ミスやチェック漏れなどのヒューマンエラーが無くなります。業務フローやデータの管理方法が統一されることで、業務精度の向上も期待できます。

経営データの活用

販売管理システムを活用することで、売上や商品の動きなどの正確なデータをリアルタイムで把握することができます。これらのデータを分析することで、自社の販売管理における課題を可視化し、業務改善に繋げることができます。また、売上データに基づいて需要予測を行ったり、効果的な販売戦略を立てることも可能です。

販売管理システムを選ぶ際のポイント

販売管理システムの導入には様々なメリットがありますが、自社に合ったシステムを選ばなければ意味がありません。ここでは、自社に最適なシステムを選ぶ上で確認したいポイントを3つ紹介します。

①オーダーメイドorパッケージシステム

販売管理システムの導入方法として、自社仕様のシステムをオーダーメイドする方法と、すでに出来上がっているパッケージシステムを購入する方法の2つがあります。

オーダメイドでは、自社の業務フローに完璧に合致したシステムを構築することができますが、費用はかなり高額で、導入までに多くの時間がかかります。一方でパッケージシステムは、オーダーメイドよりもカスタマイズ性は劣りますが、低コスト、短期間での導入が可能です。

現在、各ベンダーは多様な業種・業務に合わせて、多くのパッケージシステムを提供しています。まずは、数あるパッケージシステムの中から自社にあったサービスがあるか探してみることをおすすめします。

業種特化型パッケージor汎用型パッケージ

パッケージシステムの中にも、大きく分けて「業種特化型パッケージ」と「汎用型パッケージ」の2つがあります。

「業種特化型パッケージ」は、特定の業種に特化したパッケージシステムです。業種ごとに必要とされる機能が事前にパッケージ化されており、セミオーダー形式で利用できます。オーダーメイド寄りともいえるパッケージで、業種特有の業務がある場合におすすめです。

「汎用型パッケージ」は、どの業界でも使える汎用的な管理機能を有したパッケージシステムです。一般的な販売管理機能を備え、必要に応じて柔軟にオプション機能を追加することができます。業界特有の業務が無く、機能を取捨選択してシステムを利用したい、という方におすすめです。

②利用規模・業務範囲

自社の規模感にあったサービスを選ぶことで、初期費用や運用コストを最低限に抑えることが出来ます。自社の従業員数や想定する利用頻度と、システムの対象とする規模感が一致しているかを必ず確認しましょう。ベンダーの導入実績に、自社と同じような規模の企業が入っているかを確認すると良いかも知れません。また、不要な機能が含まれていると使い勝手が悪くなるので、できるだけ自社の業務範囲に合ったシステムを選ぶか、柔軟にカスタマイズできるものを選びましょう。

③サポート体制

販売管理システムは受注から発注、出荷、支払いまで一連の業務を管理し、複数の部署が関わるため、安定稼働が求められます。仮にシステムが停止した場合、一連の業務が滞ってしまい、大きな損失が生じる恐れがあります。コストに気を遣うのも大事ですが、安全で稼働率の高いサーバーのシステムや、トラブル発生時のサポート体制が強いものを選ぶことをおすすめします。

おすすめ販売管理システム10選

上記の選定ポイントを踏まえて、編集部が特におすすめする販売管理システムを紹介します!

業種特化型システム3選

Aladdin Office

出典:公式サイト

サービス概要

株式会社アイル提供の『Aladdin Office』は、導入社数5,000社を超える、販売管理・在庫管理パッケージシステムです。小売、商社・卸売、製造・加工など業種別の商習慣に対応した業種特化型パッケージを豊富に備えています。様々な商材に対応し、アパレル・ファッション、食品、医療、鉄鋼、ねじなど多種多様な業界で利用されています。柔軟性・高機能・コストパフォーマンスに優れたイージーオーダーパッケージを提供し、販売・運用から保守までの一貫したサポート体制が強みです。

特徴

対象規模全ての規模に対応
提供形態パッケージソフト/オンプレミス/クラウド
対象業種アパレル、食品、医療/鉄鋼、ネジ、小売(店舗/EC)、商社、製造など
詳細は要問い合わせ
料金要問い合わせ

楽商

出典:公式サイト

サービス概要

『楽商』は、サポート体制とカスタマイズ性を強みとする、関東の中小企業向け販売・在庫管理システムです。16種類の特定業種向けパッケージを備え、豊富なオプション機能の中から自社に必要なものを選択することができます。効率の良いデータ連携機能によって、正確かつスピーディーな販売・在庫管理を実現できます。ハンディターミナルや他システムとの連携もスムーズに行うことができます。

特徴

対象規模10名以上1,000名未満、1億円以上500億円未満の中堅・中小企業
提供形態パッケージソフト/クラウド
対象業種自動車販売、医療機器、製造業、加工販売、レンタル・リース業など
詳細は要問い合わせ
料金ネットワーク対応版:330万円〜
詳細は要問い合わせ

TRADING

出典:公式サイト

サービス概要

株式会社サンプランソフトの提供する『TRADING』は、貿易業務に特化した販売管理システムです。輸出入・在庫・販売管理までに必要な機能をパッケージ化し、ノンカスタマイズで利用できるのが特徴です。輸出・輸入に必要な他通貨への変換や書類の英文出力などにも対応しています。奉行シリーズや会計ソフトなどの外部システムとも簡単に連携することが可能です。最近では、貿易業務を行う食品業界向けに特化したパッケージも登場しています。

特徴

対象規模全ての規模に対応
提供形態パッケージソフト/クラウド
対象業種商社、貿易業務を行う業種全般
料金要問い合わせ

汎用型システム7選

フリーウェイ販売管理 

サービス概要

『フリーウェイ販売管理』は、売上、請求、入金業務の3つに特化した販売管理ソフトです。機能が絞り込まれており、シンプルで使いやすいのが特徴です。無料版もあり、無料版では1,000伝票まで作成することができます。金融機関でも用いられるようなAWSを採用しており、セキュリティーの心配もありません。ビジネス規模が比較的小さく、安い価格の販売管理ソフトを利用したい、という方におすすめです。

特徴

対象規模小規模
提供形態クラウド
料金初期費用無料
月額2980円〜
無料版あり
出典:公式サイト
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フリーウェイ販売管理
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ExeQuint(エグゼクイント)

出典:公式サイト

サービス概要

『ExeQuint』は、卸売業、製造業、商社をはじめとする BtoBの多業種に対応した販売管理システムです。販売管理に必要な基本機能に加えて多様なオプション機能を揃えており、自社の業務に合わせて低コストでカスタマイズすることができます。また、データ分析の経営情報支援機能によって、スピーディーな経営戦略の策定も可能になります。

特徴

対象規模50名以上1,000人未満、10億円以上500億円未満
提供形態オンプレミス/パッケージソフト/クラウド
料金要問い合わせ

楽楽販売

出典:公式サイト

サービス概要

株式会社ラクスが提供する『楽楽販売』は、充実したサポート体制と柔軟なカスタマイズ性が特徴のクラウド型販売管理システムです。普通のパッケージシステムと異なり、自社の業務に合わせてユーザー側でシステムを作り込むことができます。また、利用者向けコミュニティサイトやサポート窓口など充実したサポート体制のほか、外部システムとの連携も可能です。

特徴

対象規模全ての規模に対応
提供形態クラウド/SaaS/ASP
料金初期費用150,000円
月額60,000円〜
詳細は要問合わせ

SKit FLEXi(スキットフレキシー)

出典:公式サイト

サービス概要

株式会社NTTデータセキスイシステムズの提供する『SKit FLEXi 』は、販売・仕入・在庫管理、会計、情報分析に対応したクラウド販売管理システムです。運用業務全体(業務・アプリ・システム基盤)を全て委託可能なため、情報システム担当の人材不足や、後継者不在の問題解決にも有効です。中堅の卸売業、製造業などでの実績が豊富ですが、小売りやサービス業でも導入されています。

特徴

対象規模要問い合わせ
提供形態クラウド
料金初期費用+月額費用
詳細は要問い合わせ

DeskAssist

出典:公式サイト

サービス概要

東芝テック株式会社の提供する『DeskAssist』は、個人事業主から従業員数50名以下の小規模企業向けの販売管理システムです。売上請求管理、仕入買掛管理、商品在庫管理、見積管理、受注管理、発注管理のうち必要な機能を選択して利用することが可能で、低コストでシステムを構築できます。項目追加や印字位置変更など、柔軟なカスタマイズも可能です。

特徴

対象規模小規模向け
提供形態パッケージソフト
料金要問い合わせ

販売指南

出典:公式サイト

サービス概要

『販売指南』は、三菱電機ITソリューションズ株式会社が提供する、幅広い業種に対応する販売管理システムです。40年を超える事業実績にもとづく業務ノウハウをもとに作られており、業種特化対応版を用意しているので、規模や業種を問わず様々な企業に適しています。豊富なオプション機能を有するほか、専任スタッフによる充実したサポート体制が特徴です。

特徴

対象規模10億円以上100億円未満
提供形態オンプレミス/パッケージソフト
料金要問い合わせ

flam

出典:公式サイト

サービス概要

株式会社フリップロジックの提供する『flam』は、シンプルでスムーズな操作性が特徴のクラウド型販売管理システムです。請求書の作成や、納品書入力など処理業務が簡単にでき、会計システムと簡単にデータ連携することができます。全自動で機能改善などのバージョンアップがなされ、サーバーは強固なウィルス対策が実装されているので、安心して利用することができます。

特徴

対象規模要問い合わせ
提供形態クラウド
料金スタンダード:月額9,300円
プロフェッショナル:月額19,800円
プレミアム:月額49,800円
詳細は要問い合わせ

まとめ

今回は、販売管理システムについて説明しました。

販売管理システムをうまく活用すれば、業務の簡略化だけでなく、これまでより企業の生産性を高めることができます。導入前には、メリットを理解した上で、慎重にサービスを選択することが大切です。

自社に最適なサービスを選ぶためにも、選定のポイントをしっかり把握して導入を検討しましょう。