30,000社に導入の勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」の機能や価格、導入事例を解説

Last Updated on 2020-10-14 by プロキュア編集部

従業員の勤怠状況を管理することは労働基準法でも定められている、使用者に定められた義務です。しかし勤怠管理は、毎日の打刻作業や、休暇の申請など管理者だけでなく、従業員の手間と時間をかけてしまうものです。多くの企業では勤怠管理システムを利用することで、これらの業務を効率化しています。

今回は30,000社以上に導入されているクラウド型勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」の機能や料金、導入事例を解説します。

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ジョブカン勤怠管理とは

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ジョブカン勤怠管理とは株式会社Donutsが提供するクラウド型勤怠管理システムです。毎日の打刻や休暇申請などをシステム化し、勤怠管理データを一元化できるため、毎日の管理コストを削減できます。8年以上のサービス運用歴と充実した機能で、30,000社以上の企業で利用されています。株式会社Donutsは他にも「ジョブカン経費精算」や「ジョブカン給与計算」などのサービスを提供しており、組み合わせて利用することで、毎日のバックオフィス業務をより効率化することが可能です。

No.1勤怠管理・シフト管理システム「ジョブカン」

ジョブカン勤怠管理の機能

以下はジョブカン勤怠管理の機能です。

勤怠情報を一元管理

ジョブカン勤怠管理では、従業員の打刻状況や出勤簿を管理画面から一覧で確認できます。シフト時間になっても出勤打刻がない場合や、打刻の数が合わない場合などには、対象の従業員へアラートメールを送信することも可能です。その他にも複数拠点での打刻管理や、エラー打刻の抽出など、毎日の勤怠管理がシステム化され、管理者の業務負担が軽減されます。

様々な打刻方法に対応

ジョブカン勤怠管理は、以下の打刻方法に対応しています。

  • ICカード打刻
  • モバイルGPS打刻
  • LINE ・Slack打刻
  • PC・タブレット打刻
  • 指静脈認証打刻

ICカード打刻は、普段利用している交通系ICカードなどを利用して打刻する方法です。カードリーダーにタッチするだけで打刻ができるため、打刻作業がよりスムーズになります。他対応しているICカードの規格は、FeliCaとMIFARE規格の2種類です。

モバイルGPS打刻は、スマートフォンのGPS機能を用いて、位置情報とともに打刻をする方法です。営業職の従業員など、外勤で直接打刻ができない従業員でも、実際に移動した記録とともに打刻ができます。

LINE・Slack打刻は、LINE・Slackとジョブカン勤怠管理を連携させることで、それぞれのサービス内から打刻する方法です。サービスを連携させることで、打刻だけでなく、有給休暇の残日数の確認なども可能となります。

PC・タブレット打刻は、所有しているパソコンやスマートフォンから打刻する方法です。共用端末からの打刻と、従業員各自が所有している端末からの打刻のどちらにも対応しています。専用の外部機器を必要としないため、初期導入コストを抑えてサービスの導入が可能です。

指静脈認証打刻は、指の静脈パターンを専用の機器で読み取って打刻する方法です。打刻用のカードを忘れてしまったため打刻できない、といったこともなく、スムーズに打刻が可能です。静脈のパターンは一人ひとり異なっているため、不正打刻の防止に効果的です。

このように様々な打刻方法に対応しているため、自社にあった打刻方法を選択でき、従業員にも負担をかけることなく、勤怠状況を管理できます。

勤怠データの集計を簡単に

ジョブカン勤怠管理では、従業員の勤怠状況を集計し、CSVファイル形式で従業員の勤務データをダウンロードが可能です。ダウンロードフォーマットは、カスタマイズが可能なため、利用している会計ソフトや給与ソフトとの連携もできます。その他にも残業や深夜労働、36協定超過労働などの各種労働時間の抽出や、8:46で打刻した時刻を9:00の出勤とみなすようなまるめ設定なども可能なため、管理者の集計業務をより効率化することが可能です。

シフト制に対応

ジョブカン勤怠管理は、飲食店などのシフト制の企業でも利用可能です。毎日の打刻管理だけでなく、従業員へのシフト募集からシフトの作成、共有・公開までをシステム上で行えます。LINEとの連携をすることで、LINEから直近7日間のシフト確認も可能なため、管理者だけでなく従業員にも便利なサービスです。

各種申請をシステム管理

ジョブカン勤怠管理では、休暇や残業の申請をシステム内で管理できます。承認フローを社内の規定に沿って設定できるため、これまでの規定に則って、申請をシステム化できます。承認された申請は出勤管理機能やシフト管理機能と連動するため、1つひとつの情報を出勤簿などへ反映させる必要はありません。その他にも、有給休暇の自動付与や休暇タイプの設定など、企業に合わせた形で、各種申請を効率化できます。

生産性向上につながる工数管理

ジョブカン勤怠管理では従業員の各作業の工数の管理と集計が可能です。工数入力の際は、入力ルールをあらかじめ設定できるため、日々の従業員の工数入力作業が効率化されます。入力された工数データは自動で集計され、CSV形式でダウンロードできるため、従業員一人ひとりの工数が把握でき、その情報をもとに適切な人員配置や業務の棚卸しを行うことで、社内全体の生産性向上につながります。

英語にも対応

ジョブカン勤怠管理は、英語にも対応しており、ワンクリックで画面内の文言や通知メールの文章を英語に切り替えることが可能なため、社内に外国人の従業員がいる場合でも、ノンストレスでサービスを利用できます。

ジョブカン勤怠管理の特徴

以下はジョブカン勤怠管理の特徴です。

他サービスとの連携

ジョブカン勤怠管理は給与ソフトと連携ができるため、勤怠データをもとにした給与の自動計算やデータの紐付けが可能です。「MFクラウド給与」はAPI連携が可能なため、最初に連携設定をしておけば、以後はワンクリックで連携ができます。また以下のサービスはCSVファイルを用いての連携が可能です。

  • クラウド給与計算ソフトfreee
  • PCA給与
  • 弥生給与
  • 給与奉行
  • 給料王
  • 給与大臣
  • 給与らくだ与

また、ジョブカンシリーズの「ジョブカン労務管理」と「ジョブカン給与計算」との連携も可能であり、これらのサービスと連携することで、バックオフィス業務がより効率化されるだけでなく、この3サービスを利用すれば、利用料金がユーザー1人につき300円割引となります。

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スマートフォンから利用可能

ジョブカン勤怠管理はパソコンだけでなく、スマートフォンからも利用できます。そのため、直行直帰などの場合でも、外出先からの打刻や各種申請が可能です。

自動でアップデート

ジョブカン勤怠管理はクラウド型サービスです。新機能の追加やバージョンアップが無料かつ自動で行われます。いつでも最新の機能を利用できるだけでなく、サービスがより便利になっていきます。

充実のサポート体制

ジョブカン勤怠管理はメールやチャット、電話でのサポートに無料対応しています。日々の操作方法や機能面の不明な点をスムーズに解決できるでしょう。また、導入前の説明会や社労士の紹介などのサポートも充実しています。

ジョブカン勤怠管理のプランと料金

ジョブカンのプランは「無料プラン」と「有料プラン」の2種類が提供されています。どちらのプランも初期費用とサポート費用は無料です。

無料プランは無料で利用できますが、以下の利用制限がかかります。

  • 登録スタッフ数10名まで
  • データ保持30日間
  • チャット機能利用不可
  • 一部の印刷・データダウンロード機能の制限
  • ジョブカン給与計算とのAPI連携不可

有料プランの利用料金は1ユーザーあたり月額200円(税抜)となっており、機能制限無しで利用できます。

どちらのプランも以下のオプションがそれぞれ月額100円(税抜)で利用可能です。

  • シフト管理
  • 休暇・申請管理
  • 工数管理

月額最低利用料金は2,000円(税抜)と低額なため、小規模の企業でもコストを抑えて導入可能です。

導入前の30日間は全機能を無料で利用できるトライアル期間も提供しているので、実際に操作や機能を実感してみるのも良いでしょう。

ジョブカン勤怠管理の導入事例

ジョブカン勤怠管理は従業員規模が5名から1万名まで、30,000社以上に導入されています。以下はその一例です。

  • 株式会社UNCOVER TRUTH
  • ラクスル株式会社
  • 株式会社キュービック
  • 株式会社箱根湯本ホテル
  • スマートニュース株式会社
  • イサナドットネット株式会社
  • 株式会社SCRAP
  • キノシタ学園日本語学校
  • 株式会社ORSO
  • 株式会社Nagisa
  • 株式会社魚金
  • 株式会社ワンキャリア

業種や業界、規模に関係なく多くの企業で導入されていることが分かります。

参考:
No.1勤怠管理・シフト管理システム「ジョブカン」 導入事例

安価で充実した機能の勤怠管理システム

ジョブカン勤怠管理は、初期費用・サポート費用が無料であり、月額最低利用料金も2,000円という安価な料金体系ながら、勤怠管理のシステム化や他サービスとの連携など、非常に充実した機能を備えています。コストを抑えつつ、勤怠管理をより効率化したい企業は検討してみると良いでしょう。