「BtoBプラットフォーム 請求書」の評判や機能を解説!!【インタビュー】

Last Updated on 2022-05-02 by プロキュア編集部

こちらの記事は株式会社インフォマートの田中様監修のもと執筆された記事です。

田中将統

株式会社インフォマート 
ユーザーリレーション・マーケティング部 課長

「BtoBプラットフォーム 請求書」のマーケティングを担当。広告、Webサイト、セミナー・展示会など、オンライン/オフラインでのさまざまな接点を通じて、電子請求書の認知・理解の促進に務める。

FaceBook:https://www.facebook.com/tanaka.msnr

この記事では、請求書発行システム「BtoBプラットフォーム 請求書」の特徴、評判、導入のメリット、料金プラン、アップデート情報について、実際にインフォマート社の田中様にインタビューした情報をもとに解説します!

多くの請求書発行システムを前に導入の検討に悩まれている担当者の方に向けて、請求書発行システムでシェアNo.1(※)を達成する「BtoBプラットフォーム 請求書」の他システムにはない魅力をお伝えいたします!
※2019年度クラウド請求書サービス(市場)、㈱富士キメラ総研調べ(月刊BT 151号)

『BtoBプラットフォーム 請求書』をおすすめする理由は?

  • 請求書発行機能のみならず受取機能も充実している!
  • 電子帳簿保存法、2023年10月から始まるインボイス税制に対応!
  • 発行前の販売管理システム、受取後の会計ソフトなど自社の基幹システムとの連携が容易
  • 承認フローが効率化される!
  • 郵送代行、OCRによる入力代行等便利なオプションが数多く搭載
  • 大企業向けだけでなくライトユーザー向けの嬉しい料金プランもあり

『BtoBプラットフォーム 請求書』とは、請求書発行・受取・管理システムのこと

BtoBプラットフォーム 請求書」は、経理部の日常的な業務である請求書まわりの業務を一元的にWeb上で行うことを可能にするITツールです。請求書の「発行」業務の効率化に特化した、いわゆる一般的な「Web領収書システム」とは異なり、請求書発行の承認から、送付、受領、その後の管理まで請求業務の流れ全てを効率化することができます。そのため発行側の機能だけでなく受取側の機能も充実しています。

導入実績は70万社(2022年3月末)を達成しており、高い信頼性を誇るシステムといえるでしょう。

『BtoBプラットフォーム 請求書』の3つの特徴

先述の通り、請求書に関するあらゆる業務を行うことができます。

また「BtoBプラットフォーム 請求書」は直感的なUIによる簡単な操作感が特長です。

しかし、ありていに言えば、他社の請求書発行システムも同様に使いやすいUIを実現しています。そのため、操作性の良さという要素はスタンダードとなっており、差別化のポイントとは言えず、それ以外の他の特長で比較することを推奨いたします。

ここでは、「BtoBプラットフォーム 請求書」を開発・販売する株式会社インフォマートのマーケティング部田中様に直接伺った、本サービスの特長をご紹介します!

1.発行だけじゃなく受け取りもできる!

請求書発行業務だけでなく受領業務もできるのは大きな特長の1つです。

多くの請求書発行システムが発行業務に特化し、販売管理システムの連携、デザイン性の高い請求書作成機能に注力しているのに対し、「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書を受け取った後の承認・保管・管理機能や会計ソフトとの連携機能も優れています。

受取請求書サービスは現在国内の提供ベンダーが少ないのが実情です。新しいサービスがどんどんリリースされてはいますが、多数の導入実績を誇り導入から運用までしっかりサポートできるのが「BtoBプラットフォーム 請求書」だと言えます。

その他の受取請求書サービス

・TOKIUM社の受取請求書代行サービス製品詳細はこちら

・mofmof社のToriders製品詳細はこちら

・Sansan社のBill One製品詳細はこちら

・オートメーションラボ社のsweeep製品詳細はこちら

2.電子帳簿保存法に「しっかり」対応

「BtoBプラットフォーム 請求書」は、請求書発行、受取システムの導入を検討される担当者の方が重視されるであろう項目「電子帳簿保存法に対応しているか」に関しては、十分にクリアしていると言えます。

電子請求書発行サービスの中には、受け取った請求書について税務署への申請承認が必要なものもありますが、「BtoBプラットフォーム 請求書」はクラウド上で電子データを授受するシステムのため、発行・受取双方とも税務署への申請不要でお使いいただくことが可能です。そのため、請求書システム導入の障壁である相手方の理解も得られやすいことが特長です。

電子帳簿保存法 ―帳簿は7年間の保存が必要―

正式名称「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律(平成10年法律第25号)」は、国税関係の帳簿書類について、税務署長などから承認を受けた場合に、磁気テープや光ディスクなどへ電子データとして保存することを認めた法律。

情報化の進展や規制緩和などを背景に、納税者の公平な課税を確保しつつも、国税関係帳簿書類の保存にかかる負担軽減を図るため、1998年7月から施行されている。2005年3月に改正され、紙媒体の書類をスキャナで電子化しての保存の規定が追加された。電子帳簿保存法により、総勘定元帳などの書類を紙媒体に代えて、電子データを原本として保存することが可能となった。税務上は帳簿書類の7年間の保管が求められているため、電子データについても同様に7年間の保存が必要となる。

引用:BtoBプラットフォーム 請求書公式HP

3.軽減税率、インボイス税制に対応

2019年10月に行われた消費税10%への引き上げ及び軽減税率導入に伴い、消費税計算のベースとなる証票制度がインボイス制度です。

この制度では、軽減税率に対象する品目や消費税の税率・金額等を明記した「適格請求書等」(インボイス)の保存を要件に仕入税額控除が認められます。したがってインボイスがなければ、一般課税の課税事業者は消費税の納税額が増えてしまうことに繋がってしまいます。

2023年10月からこの制度が始まると、事前登録を行った適格請求書発行事業者が発行した「適格請求書」、あるいは「適格簡易請求書」のみが、税額控除の要件を満たす請求書等と認められます。そのため請求書を発行する際には、軽減税率に対象する品目や消費税の税率・金額等を明記する必要が生じるため、手作業だとやってられないくらい面倒になる可能性があります。

しかし「BtoBプラットフォーム 請求書」はこのインボイス税制に対応していることも差別化要因であり強みの1つです。今税制に対応していない簡単なサービスを導入しても、2023年に再度見直さなくてはいけなくなり導入コストも再度かかります。ですので、現段階でインボイス税制にしっかり対応しているサービスの導入を検討されることをおすすめします!

『BtoBプラットフォーム 請求書』導入のメリット、他システムとの違いは?

1.請求書の前後のシステムとの連携で、請求書の発行・受取が更に効率化!

「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入する一番のメリットは、請求作業だけでなく、その前後の業務と連結することができることです。多くの種類のシステムと連携できるため、請求書の一連の作業を自動化することが可能です。

発行側は、請求書業務の手前の部分である、取引データを管理する基幹システム販売管理システムと連携することで、直接データを請求書システムへインポートすることが可能となります。これによって、大量の販売データを一括で請求書に変換して発行するなど、手間と時間を大幅に削減することができます。

受取側は、請求書業務の後の部分である会計システムと連携することで、受け取った請求書をデータ化し、直接会計システムにデータをエクスポートすることが可能です。これによって、人の手を介すことなく、受け取った請求書をもとに会計処理を行うことが可能です。

一般的なWeb請求書発行システムは、請求書を発行する業務を楽にするために、発行業務の効率化に特化したシステムです。

それに対し、「BtoBプラットフォーム 請求書」は、もっと広い範囲で、請求書の流れの全てを効率化するためのシステムなのです。請求書の流れを全てデータで管理し、前後のシステムと連携することで、1つのプラットフォーム上で請求書に関わる業務のすべてを行うことが可能です。

2.承認フローのシステム化によって請求書承認リレーが迅速化!

導入企業によっては一連の請求業務をほぼ自動化しているケースもありますが、お金の流れを管理する以上、承認のフローが必要な会社は多いのではないでしょうか。従来の紙の請求書やPDFデータでは、紛失の危険どこまで承認が回っているか把握できず、最終的には月次がなかなか締め終わらないといった問題を引き起こしてしまいます。

この課題にも「BtoBプラットフォーム 請求書」は対処しており、承認リレーをシステム化しているため、フローの見える化により進捗確認をスムーズに行うことが可能になっています。それによって内部統制も強化することができます。

3.郵送代行・入力代行の併用で請求書業務を一元化!

これまで、全ての請求書をデータ化することで業務全体を効率化することができると解説してきましたが、現実的には紙の請求書が送られてきたり、紙での送付を求められたりと取引先の都合に合わせる必要があることが多く、自社の都合で統一させられないことが多々あります。

しかし、そのように取引先が紙による請求書を使用している場合でも、「BtoBプラットフォーム 請求書」によれば、受取側であれば、入力代行AI-OCRによる文字おこしのオプションを活用すれば、取引先がどのような形態であっても、自社は画面1つで全ての作業を行うことができます。

また、発行側も紙の請求書を送る必要が生じた場合は、郵送代行のオプションも用意されているため、発送業務の手間やコストを削減することが可能です。

このように、「BtoBプラットフォーム 請求書」では、電子化と郵送代行・入力代行の併用により請求書業務の更なる効率化・コスト削減を実現することができます。

『BtoBプラットフォーム 請求書』のユーザー層・口コミ・評判

主なユーザー層

田中様のお話によれば、「BtoBプラットフォーム 請求書」は発行から受取まで一貫して効率化することができるため、主なユーザー層は請求書の大量発行、大量受取が必要な中堅、大手企業であるそうです。

逆に中小企業や個人事業主など、月々の請求書発行枚数がそこまで多くなく簡単に請求書を発行したいニーズのある層は、会計Freeeやマネーフォワードのの請求書発行機能をおすすめいたします!

会計freee月額約2,000円から利用できるほか、会計ソフトとしての機能を持ち合わせているのでコスパがよく個人事業主や小規模法人に向けのシステムです。

しかし、請求書受取機能は持ち合わせていないため、受け取り業務にネックを感じ効率化を求める場合は、「BtoBプラットフォーム 請求書」がおすすめです。

「BtoBプラットフォーム 請求書は大企業向け」という印象をお持ちの方もいるかと思いますが、実は最近料金改定を行い、月額20,000円(税抜)〜導入費用100,000円(税抜)と個人事業主や中小企業といったライトユーザーの方にとっても十分検討いただける価格になりました。ですので、この機会にぜひ導入を考えてみていただけると幸いです。

口コミ・評判

カシオ計算機株式会社

   利用サービス 請求書(発行) | エリア 関東地方 | 業種 機械

  • 紙の請求書を送っていたこれまでは、月末に締めてから取引先様の手元に届くまで3~5日ほどかかっていた。
    それまでは遅いという場合にFAXやメールで対応していたが、今は最短で2日と短縮し、発行から即日画面上でご確認いただける。個別対応が減った。
  • また『BtoBプラットフォーム 請求書』はユーザー数が非常に多いので、取引先様はひとつのIDとパスワードで複数の企業が発行する請求書を受け取ることができる。自分が受け取る立場なら、独自のシステムを使われるより、そのほうがありがたい。

(参考:BtoBプラットフォーム 請求書公式HP)

野村証券株式会社

   利用サービス 請求書(受取・発行) | エリア 関東地方 | 業種 金融・保険

  • 紙の請求書は半減、グループ会社間約1万枚の請求書を95%電子化。システム導入がプロセス変革の契機になりました。
  • 『BtoBプラットフォーム 請求書』の社会への広がりを感じるようになりました。新規の取引先様では既に導入済みであるとか、当初導入いただけなかった取引様も「その後、導入したので」と、途中から切り替えていただけるケースが増えています。
  • システム導入が目的ではなく、目的は全体の業務改善です。『BtoBプラットフォーム 請求書』を使った業務フローで、長年の習慣だけで続けていたムダな作業工程を減らせました。結果としてグループ間での電子請求書の受け渡しの意識はほぼ根付いたといえます。

(参考:BtoBプラットフォーム 請求書公式HP)

株式会社サイバーエージェント

   利用サービス 請求書(受取) | エリア 関東地方 | 業種 広告・メディア

  • 電子請求書が導入されたものは月末締め日の翌朝にはWeb上に請求書が届きます。リードタイムが大幅に短縮されたわけです。内容の不備や修正があった場合の再提出依頼もその日のうちにできてしまいます。
  • 結果的に月次の決算作業もスピードアップしました。これらのスピードアップにより、決算発表の更なる早期化も可能になるでしょう。月次決算の早期化は経営上の課題の早期発見につながりますし、早期発表によってインサイダー情報を抱える期間そのものを短縮するなどの、リスク低減にもつながります。
  • 社内検討の際に出てきたセキュリティリスク等の問題については、インフォマートさんが東証一部に上場していたこと、1998年からBtoBのクラウドシステムを運用するなど実績が豊富だったことから、特に大きな問題にはならず、話は進めやすかったですね。

(参考:BtoBプラットフォーム 請求書公式HP)

『BtoBプラットフォーム 請求書』プラン・利用料金は?

  • 月額利用料(受取/発行):20,000円〜 初期費用:100,000円

※通数による課金あり
※入力代行、郵送代行等のオプションによる課金あり

『BtoBプラットフォーム 請求書』アップデート情報

田中様:

リリースから5年経ち必要な機能は一通り揃っていますが、長い目で見ればインボイス体制への対応の強化をすすめているところです。また、入力代行やAIによるOCRによって、紙媒体上の請求書データを電子データに変換する精度を高めているところであり、より請求業務を一元化できるようにしています。

またあわせて、今後はさらに使いやすいUIなど、サービスの質を高めていきたいと考えています。

コロナ禍において「BtoBプラットフォーム 請求書」と合わせて、「BtoBプラットフォーム 契約書」とセットで導入されるお客様が増えています。契約書の中には、稟議・届出申請等の承認手続きを電子化するワークフローシステムがあり、そのニーズが結構あります。

アフターコロナ、ニューノーマルといった話題が上がっている状況において、バックオフィスもテレワークができる体制を整えて行かなくてはいけないねという文脈で検討を始める企業が多いです。

管理部門から紙をなくすのは一筋縄ではいきませんが、サービスの浸透を通じて企業活動や働き方の改革を支援していきたいという思いを持ってやっています。

まとめ

請求書の手続きは、忙しい月末月初において、経理担当者の負担になります。

請求書の発行を行っているサービスはどこにでもありますが、「BtoBプラットフォーム 請求書」のように請求書の受取や入金の消込まで行ってくれるサービスはめったにないため、請求書の取り扱い枚数が多く、請求書に関わる業務を一元的に効率化したい方にはおすすめのサービスとなります。

請求書の電子化はクライアントにも協力を仰ぐ必要はありますが、請求書の発行や受取がWeb上でできるようになることは、クライアントにとってもプラスに繋がります。

多くの導入実績からセキュリティ面においても信頼できる実績がありますので、請求書の発行・受取の手間をできるだけ省きたいとお考えの担当者は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。