【徹底比較】おすすめ動画マニュアル作成ソフト6選!【2024最新】
目次(クリックでジャンプします)
1 . 動画マニュアル・研修動画作成ソフトとは?
動画マニュアル・研修動画作成ソフトとは、最近注目されている動画形式のマニュアルを作成できるソフトです。動画によるマニュアルは、社内教育などに利用する研修マニュアルや作業マニュアルなどがあり、ペーパー形式のマニュアルを用意して研修を行う場合よりも、作成や管理に掛かる手間がかからないほか、学習効率アップが期待できます。
動画マニュアル・研修動画作成ソフトでできることは以下のようなものになります。
・製品マニュアル
取扱説明書やチュートリアルなど、製品の使い方や操作方法、組み立て方法など製品に関する動画マニュアルが作成できます。
・業務マニュアル
会社に入りたての社員を対象に業務の全体像を把握してもらうために作成する、業務マニュアルを動画化できます。
・営業マニュアル
営業マンが行うべき接客方法やセールスプロセスを動画マニュアル化します。新人のOJTなどにも有効で、営業ノウハウなど実践的な知識を効果的に身につけられます。
・研修(教育)マニュアル
電話応対、商品説明、店舗運営方法など新人研修用のマニュアルとして効果的に活用できます。
動画マニュアル・研修動画作成の種類
クラウド型
特徴
・Web公開機能があり、ネットを介して社内共有できる
・機能の更新や追加のペースが早い
・高度な動画編集機能を持つものがあまりない
費用
・月額費用+初期費用のパターンが多い
・月額数千円程度から
オンプレミス型(インストール型)
特徴
・インストールして使う
・独自のWeb公開機能はなく、共有にはeラーニングや動画配信サービスの利用などが必要
・ソフトによっては高度な編集機能を持つタイプもある
費用
・ソフト購入費用のみで月額費用は掛からない
・3万円程度から購入できる
一括資料ダウンロード(無料)
マニュアルは紙媒体と動画でどちらが良いの?
動画マニュアルのメリットは、理解のしやすさ、学習効率の良さです。文字では読むのも大変ですし、イメージしにくい動きやニュアンスなど細かい部分も動画なら目で見て理解できます。視覚と聴覚を使って理解を進められるので、学習効率もアップ。教える側の負担も少なくて済むようになります。紙のマニュアルならそうはいきません。
動画作成には一定のスキルと手間はかかりますが、それを補って余りあるメリットがあります。よってマニュアル作りは、動画の使用をおすすめします。
業務マニュアル、製品マニュアル、社員研修マニュアルなど、さまざまな用途に活用できるのが動画マニュアルの魅力です。
2 . 動画マニュアル・研修動画を利用することのメリット
①紙媒体では伝えにくいことも直感的に理解することができる
紙のマニュアルでは、作業工程や作業者の動きを忠実に再現することができません。図、写真では連続した細かい動きは表現できないので、マニュアルを見ている人に正確に伝えるためには不十分です。
動画マニュアルでは、紙では伝えにくい作業の流れや、作業そのものを動画で表現できます。説明が難しい部分を動画にして表現できる点は、紙にはない大きなメリットです。
②場所を選ばず、どこでも動画を見ることができる
動画マニュアルをクラウド環境で管理すれば、会社のパソコンだけでなく自分のスマホや自宅PCなど、いつでもどこでもマニュアルを閲覧できます。
紙のマニュアルは作業内容の見直しや実情に合わなくなった内容のカットなど、内容更新のたびに編集・印刷、そして回収・再配布が必要ですが、動画マニュアルなら内容を更新してアップデートするだけでよいので、常に最新のマニュアルを維持できます。こうした特徴を生かせば管理側の負担軽減にもつながるでしょう。
③繰り返し見ることで習得度を上げることができる
動画マニュアルなら一度の学習では理解できない部分も、繰り返し再生し簡単に確認が可能です。短時間で理解を深め、習熟度を高めることができるので、作業精度の向上とミス率の削減につなげられるかもしれません。
紙のマニュアルではわからない箇所は理解できないまま読み飛ばしたり、後で確認しようとして忘れたりといったことが起こり、短期間で習熟度を上げるのはかなり難しいといえます。そうしたマイナス面がないのも動画形式のマニュアルのメリットです。
④印刷代などのコスト削減に繋がる
紙のマニュアルも動画のマニュアルもその作成にはお金がかかります。動画では、作成ソフトの購入やクラウドサービスとの契約で初期投資が必要ですが、紙の方は印刷や印刷にかかるインク代などがコストとして掛かってきます。その内容が濃ければその分マニュアルの量は多くなり、動画なら収録時間、紙のマニュアルなら印刷枚数が増えていきます。
動画マニュアルは収録時間が増えてもコストが増大することはありませんし、紙のマニュアルのように一つファイルがあればそのデータを共有できるため、同様にコストは増えません。人数分を印刷しなければならない紙マニュアルに比べて、そのコスト削減効果はかなり大きくなります。
⑤マニュアル更新・修正に手間が取られず、常に最新状態を維持できる
マニュアルの更新は動画マニュアルのほうが容易です。なぜなら、動画なら修正箇所が複数あったとしても、そのシーンを新しく撮影するか新しい素材を用意し、ソフトの機能を使って簡単に再構成できるため、修正に時間と手間がかからないためです。
紙のマニュアルでは更新箇所の追加、あるいは修正だけではなく、その前後、場合によってはマニュアル全体を見直し、文章の整合性などを合わせていかなければなりません。修正が複数個所になれば最初から作り直さなければならないこともあるでしょう。動画マニュアルなら常に最新の状態を容易に維持することができます。
3 . 動画マニュアル・研修動画ソフトを選び、比較する際の3つのポイント
①多言語に対応しているか
多言語対応のソフトであれば、外国人に向けた動画マニュアルを作成できます。多言語対応と一言でいっても、そのすべてのページ対応しているものもあれば、一部のパーツだけ外国語対応のもの、あるいはテキスト部分の外国語変換はできないものの、動画部分は字幕で外国語に差し替えたり、自動音声を付け加えたりする機能をもつソフトやクラウドサービスもあります。
外国語対応のソフトやサービスを選ぶ際は、どの程度のレベルのものが必要になるかを検討してからのほうが良いでしょう。
②実際どのような手順でマニュアル作成を行うのか確認
動画マニュアル作成ソフトそれぞれ作成手順が異なるので、マニュアルの作成手順を確認してから作業を始めると良いでしょう。
作成ソフトの手順でよくあるのは、動画をベースにして後から細かい説明をテキストで入れていくタイプ、パワーポイントで下書きをして、それをクラウド上に素材としてアップしてマニュアルとしての体裁を整えていくタイプ、ソフト側で用意されているテンプレートに説明や必要事項をあてはめて作っていくタイプの3種類です。
・マニュアルが全くない状態、つまりゼロから作るケース
・紙媒体をデジタル化して作るケース
・すでにある別のソフトで電子化されたマニュアルを更新するケース
と企業によって作成のスタート地点も異なるはずですから、まずは導入を行うソフトがどのようなタイプで、今ある素材をどのように活用できるかも加味して選んでいきましょう。
③サポート体制
マニュアルの作成時に不明点は必ず出てくると思います。カスタマーサポートがしっかりしていると安心です。
また、作成した動画マニュアルをクラウド環境で管理するために、最低限求めたいサポート機能があります。
具体的には外部漏洩、セキュリティに対する対策がしっかりしていること、災害時にもデータ損失に対するリスク管理ができること、数多くマニュアルを作成した場合にもインデックスしやすいかなど、ソフトやサービスを長期間安心して利用できるサポート体制があるか確認しましょう。
マニュアルは会社の資産となり、今後10年、20年以上の活用が可能な資産です。それをしっかりと管理し、いつでも利用できるような利用環境を求めたいものです。
4 . 動画マニュアルの作り方とは?
①必要な資料や情報などの素材集め
どんな動画マニュアルを作るのか、完成形をイメージしながらどんな素材が必要になるか、情報を書き出して収集し、整理していきます。
その過程の中で不要な素材や利用しなかった素材も出てくると思います。ただ、最初に完成形をイメージし、必要不可欠な情報を集めようと最初から意図していれば、無駄な情報ばかり集めて時間を費やすこともなくなるでしょう。それに入れるべき情報の入れ忘れも少なくなります。
②どのようなマニュアルにするか、構成を練る
動画マニュアルなので、さまざまな情報を簡単に追加しやすいため、あれもこれもと入れてしまい、誰の、何のためのマニュアルなのかわからなくなってしまうこともあります。
そうした事態を避けるためには、マニュアルを見る人のスキルとシチュエーション、そしてどんなことを学習してもらいたいかを明確にして、作成しなければなりません。
マニュアルを見る人の知識、リテラシーレベルに合わせたものを作らないと、習熟度は下がります。せっかく手間と費用をかけて作ったマニュアルも意味がなくなってしまうでしょう。
③絵コンテ・台本を作成する
全体の構成を考えたら、どんな動画を入れるのかわかるおおまかな絵コンテを作りましょう。
絵コンテは、どのようなカットをどれくらいの長さに収録するかがわかる、映像の設計図です。手書きでもいいですし、ツールを使ってもよいので、映像で伝えるべき情報、動画の長さ、撮影場所、カットごとの表示時間、テロップの内容と表示位置、音楽の有無などを書き込んでおくと、作成内容がよりわかりやすくなります。
余裕がない場合は台本を作っておきます。ナレーションや実演が入る場合は、絵コンテにプラスして、セリフなど、説明してほしいことを書いておくと丁寧です。
④動画撮影・録音・ナレーション収録開始
動画の撮影は、明るいところで行うのが基本です。野外であれば昼間に撮影をしましょう。余裕があれば同じシーンを違うアングルで複数カット撮影しておくと、撮りなおしのリスクが減ります。引きと寄りの映像を組み合わせるなど、ズーム機能で手元の細かい作業がよくわかるように工夫することも大切です。
録音やナレーションですが、ナレーションが難しい場合はテロップで説明します。ただ音声で説明したほうが理解しやすいので、適宜ナレーションを入れましょう。ナレーションは台本を作っておき、ナレーターと打ち合わせをしてから行うとスムーズです。
⑤動画編集
動画マニュアル作成の最後の工程となる編集作業です。撮影した動画、音声、音楽などの素材を組み合わせ、不要な部分をカットしていく作業です。映像のトリミングやテロップ挿入、ワイプ、エフェクトなども行います。
編集を一人ですべて終わらせるのではなく、いろいろな人の意見を聞きながら、またチェックを入れながら進めたほうが無難です。全体のバランス、伝えるべきことが伝わるかなど、クオリティを意識して作業しましょう。
ちなみに編集でカットした部分も、後で必要になるかもしれないので消さずに素材として残しておきます。
5 . 【厳選】最もおすすめする動画マニュアルソフトはこれだ!!
①Teachme Biz(ティーチミービズ)
出典:公式サイト
おすすめする理由1 : わかりやすいマニュアルを簡単に作成
画像や動画にマークやテキストを入れられる機能つき。補足情報を説明文に入れるだけでわかりやすいマニュアルが出来上がります。撮影した動画から静止画を切り出して手順書に追加できるため、撮影し忘れた箇所があっても補足ができます。
また、マニュアル作成自体も簡単で、作業工程をステップ化して案内してくれるので、作成作業未経験でも安心です。
おすすめする理由2 : 検索機能やQRコードで探してるマニュアルがすぐ見つかる
マニュアルが必要になったときに正式な名前がわからなくても大丈夫です。キーワード検索ですぐに見つけられますし、QRコードからアクセスすることも可能です。探しているマニュアルがすぐに見つかります。
また閲覧・検索ログが取れるので、どのマニュアルを、いつ、だれが、何度見たのかわかります。そのためマニュアルのニーズを分析するのも簡単です。
おすすめする理由3 : 外国人材の活躍を支援する自動翻訳機能
Teachme Bizで作成したマニュアルを最大16の言語に自動で翻訳することが可能。国内で増加する外国人材の活躍を支援します。
またサーバーを24時間365日で監視、クラウドサービスは国際セキュリティ基準に準拠して運用されているので、セキュリティ対策は万全です。
導入実績・事例
・大成株式会社
ビルを総合的に管理するサービスを展開する大成株式会社の事例。緊急対応時などのノウハウの共有がされておらず、活かされていないことを課題に感じ、有益なノウハウの全社展開を行うためTeachme Bizを導入。
結果、個人のノウハウの見える化に成功。個人の経験によって問題への対処が左右されることがなくなり、教育時間の削減にもつながったという。新人でも緊急対応を柔軟にできるようになるなど、サービス品質の安定化が成果として得られたとのこと。(参考:公式サイト)
資料ダウンロード(無料)
6 . 動画マニュアル・研修動画ソフト6選を徹底比較
①Teachme Biz(ティーチミービズ)
機能
Teachme Bizは、作業手順などを見える化、より伝わりやすく、展開しやすい動画マニュアルの作成サービスです。そして、Teachme Bizの魅力は「見える」「伝わる」「成長を支える」機能が充実している点です。作業工程が見えやすく、画像編集や素材切り出しも簡単で、わかりやすいマニュアルが簡単に作成可能です。
また、検索機能やタスク配信機能、QRコードでダイレクトに見たいマニュアルにアクセスできる機能を備えるなど、伝わりやすく、拡がりやすい仕組みが充実しているとともに、運用に合わせた権限設定や、アクセス制限、信頼性の高いデータセンターを利用、サーバー監視による障害対応も万全なども充実しており、安心感をもって利用できます。
そのほかにもマニュアルを活用して、新入社員などのトレーニングコースの設定やその実施状況分析、トレーニングコースの受講承認など、従業員の教育と成長を支える機能が提供されています。
このようにTeachme Bizには動画マニュアルの作成だけでなく、それを活用していかに企業の成長に寄与できるかというところまでを考えた機能が搭載されています。その点がほかのツールとは異なる部分です。
特徴
・お客様満足度 No.1、業種や業界を問わず様々な企業で利用されるマニュアル手順書ツール
・画像編集もカンタンで、わかりやすいマニュアルを簡単に作成することが可能
・万全のセキュリティとアクセス制御で安心して利用できる
料金
詳細については要問い合わせ
②ABILI Clip(アビリクリック)
特徴
・動画を利用したマネジメント・情報共有が可能なコミュニケーションツール
・スタッフ教育、接客・応対力の強化、ノウハウや優良事例の共有などができる
・IP制限・端末認証が可能、WAF、SSLなどセキュリティ面も安心
料金
・詳細については要お問い合わせ
③tebiki(テビキ)
出典:公式サイト
特徴
・動画マニュアルの作成からスタッフの習熟度管理まで動画で解決できる、クラウド動画教育システム
・スマホ撮影だけでOK、現場スタッフが動画マニュアルをかんたんに作成。
・自動翻訳機能あり。100カ国以上の言語に対応、外国人スタッフの教育にも最適
料金
・無料トライアルあり
・利用規模で料金は異なる。詳しい料金は要お問い合わせ
④AirCourse(エアコース)
特徴
・企業の人材育成の悩みを解決する社員教育クラウドサービス
・社員教育を効率化、研修動画も簡単に配信できる
・レポート機能や集合研修の管理など管理者向け機能も充実
料金
・無料トライアルあり
・初期費用0円
・フリープラン0円、ベーシックプラン月額360円/1ユーザー、コンテンツプラスプラン月額600円/1ユーザー。ユーザー数増加で割引あり
⑤TANREN(タンレン)
特徴
・専用のアプリを使って、動画を共有し研修を見られるようにするトレーニングツール
・好事例やマニュアルを共有するなど社内のナレッジ共有に役立つ
・管理者が研修動画をチェックし、評価に使える
料金
・無料トライアルあり
・TANREN for Input 初期費用0円 月額費用200円/月
・TANREN for Output 初期費用0円 月額費用2,000円/月
※受講生ID数が200を超える場合の料金は要お問い合わせ
⑥RICHKA(リチカ)
出典:公式サイト
特徴
・スキル不要、シーンごとにテキストと素材を入れるだけで動画が完成
・業種、用途ごとに豊富な動画フォーマットが用意されている
・効果的な研修・教育・マニュアル動画などがすぐに作れる
料金
・初期費用+月額費用
・無料トライアルあり
7 . 動画マニュアル・研修動画ソフトの比較は一括資料請求がおすすめ!
動画マニュアル・研修動画ソフトの導入をご検討の担当者様はどのシステムを選べばいいのか頭を悩ませているでしょう。
自社に最適なシステムを選定するのは個々のサービスの正確で詳細な情報を入手するのがファーストステップとして重要です。
個々の正確で詳細な情報は、公式サイトでサービスの資料を請求することで入手することが可能ですが、多くの公式サイトを回って、毎回個人情報を入力し資料をダウンロードするのは非常に時間がかかり労力がかかります。
そこでおすすめするのは資料比較サイトを利用し、導入を検討している種類のシステムの資料をまとめてダウンロードすることです!
弊サイトPROCURE(プロキュア)は、管理部門向けITサービスに特化した資料比較サイトであり、ユーザー登録ひとつで欲しい資料を一括で、無料で、ダウンロードすることができます。
動画マニュアル・研修動画ソフトをお探しの方はぜひご活用ください。
8 . まとめ
ここまで動画マニュアル・研修動画作成ソフトの概要と、おすすめのサービスを紹介してきました。
パワーポイントなどでも”動画マニュアル”は作成できますが、作りやすさ、伝わりやすさ、活用のしやすさでは、こうしたソフトやクラウドサービスにはかないません。
作成も簡単で、なおかつわかりやすいのが動画の利点です。属人化している作業や特定の人だけが持っているノウハウを社内共有できる、もっとも簡単な仕組みが動画マニュアルといってもいいかもしれません。
ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。