入退室管理システムNet2とは?価格・機能・メリットを比較解説
オフィスの入退室管理を検討する際、初期費用だけでなく長期的な運用コストも重要な判断基準になります。 特に、管理するドアの数や従業員が増える可能性がある場合、将来的な拡張性も見据えておきたいところです。 英国Paxton社が開発した「Net2」は、ライセンス費用が不要で、既存のネットワーク環境を活用できる柔軟性を備えた入退室管理システムです。 本記事ではNet2の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!
目次
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入退室管理システムNet2とは?価格・機能・メリットを比較解説

入退室ログ管理
4
価格
3
セキュリティ
4
権限・エリア設定
4
認証方式の多様さ
4
機能一覧
リアルタイム入退室監視
グラフィックマップ表示
アンチパスバック機能
避難確認機能
火報連動機能
おすすめの業界
オフィスビル, 工場, 大規模施設, 複数拠点を有する企業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
1ドアあたり約60万円(機器・施工費込)
良い点
ソフトウェアのライセンス費用や更新料が無料
最大10
000ユーザーまで対応可能
直感的なグラフィック操作が可能
既存のネットワーク環境を利用し拡張しやすい
気になる点
標準の勤怠管理機能が英国仕様のため日本の一般的なソフトと異なる
一部オプション機能は日本国内サポート対象外
設置環境やPCスペックへの依存がある
Net2の主な特徴とは?
Net2にはどのような特徴があるのでしょうか?他のサービスと比較する上で知っておきたいポイントを3点紹介します。
ソフトウェアのライセンス費用が不要
多くの入退室管理システムでは、管理ソフトウェアのライセンス購入費や年間の更新料が発生します。 Net2の大きな特徴は、管理ソフトウェア「Net2 Lite」のライセンス費用が不要である点です。 これにより、導入後のランニングコストを抑えることができます。 なお、より高度な機能を持つ有償版「Net2 Pro」も提供されています。
既存のネットワーク環境を活かした拡張性
Net2は、専用配線を新たに敷設せず、既存の社内LANやWAN環境を利用してシステムを構築できる柔軟性を持っています。 そのため、ドア1つの小規模な導入から始め、事業の成長に合わせて段階的に管理対象を増やしていくことが可能です。 物理的に離れた拠点もネットワーク経由で一元管理できます。
直感的なグラフィックマップによる管理
施設のフロアマップやレイアウト画像を管理画面に取り込み、視覚的に状況を把握できるグラフィックマップ機能を搭載しています。 マップ上にドアやカメラのアイコンを配置し、アラート発生場所などを直感的に特定できるため、専門知識がない担当者でも運用しやすくなっています。
Net2を導入するメリット
Net2を選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?導入によって期待できる効果を3点解説します。
更新料不要で長期的なコストを抑制
Net2の管理ソフトウェアはライセンスの更新料が不要なため、長期的に利用するほど総所有コスト(TCO)を低減できる可能性があります。 システムの維持にかかる固定費を抑え、他のセキュリティ対策や設備投資に予算を充当しやすくなる点は大きなメリットです。
最大5万人のユーザー管理に対応する高いスペック
Net2は、システム全体で最大1,000ドア、50,000ユーザーまで登録できる仕様です。 このため、従業員数が多い大企業や、管理対象のドアが多い大規模な施設にも対応可能です。 複数の拠点をまたぐ場合でも、一つのシステムでアクセス権限を統合管理できます。
マップと連動したわかりやすい操作性
テキストベースのログだけでなく、グラフィックマップ上でドアの状態をアイコンの色で確認したり、カメラの映像を呼び出したりといった直感的な操作ができます。 異常発生時もマップ上で場所を迅速に特定できるため、日々の監視業務や緊急時の対応を効率化することに繋がります。
Net2のデメリットや注意点
Net2を検討する上で注意すべき点や、デメリットとなりうる要素はどこにあるのでしょうか?導入前に確認しておきたいポイントを3点解説します。
勤怠管理機能が日本独自仕様に対応しにくい
Net2には標準でタイムカード機能が含まれていますが、これは英国の仕様を基本としています。 そのため、日本の労働基準法に準拠した複雑な残業計算や、独自のシフト管理には対応が難しい場合があります。 日本の一般的な勤怠管理システムとは機能や操作性が異なる点に注意が必要です。
一部の高度なオプション機能はサポート対象外
開発元のPaxton社が提供するすべてのオプション機能が、日本国内でサポートされているわけではありません。 例えば、Wiegand(ウィーガンド)のカスタム機能といった一部の高度な技術仕様は、国内サポートの対象外となる場合があるため、特殊な機器連携を要件とする場合は導入前の確認が必須です。
管理用PCのスペックや環境への依存
Net2はオンプレミス(自社運用)型のシステムであり、管理用のPCやサーバーを自社で用意する必要があります。 システムを安定稼働させるには、推奨スペックを満たす機器の準備や常時稼働させるための環境整備が前提となります。 クラウド型のサービスと比較すると、物理的なハードウェアの管理コストが発生する点は注意が必要です。
Net2の導入が適しているケース
では、どのような場合にNet2の導入が特に有効なのでしょうか?考えられる代表的なケースを3つ紹介します。
ランニングコストを重視して導入したい企業
毎年のライセンス更新料が発生しないため、長期的な運用コストを抑えたい場合に適しています。 初期費用だけでなく、5年、10年といった期間で見た総所有コスト(TCO)を重視する企業にとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。
将来的に管理対象エリアを広げる可能性がある企業
まずは一部の重要な部屋から導入し、将来的に対象エリアを広げていきたい場合に有効です。 既存のネットワークを活用して段階的に拡張できるため、事業の成長や組織改編に合わせて柔軟にシステム規模を変更したい企業に向いています。
専任のIT管理者が不在でも運用したい現場
グラフィックマップ機能により、ITの専門知識がない担当者でも直感的に操作しやすい点が特徴です。 複雑なコマンドを覚える必要がなく、視覚的な画面で日々の管理を行えるため、専任のIT管理者がいない拠点や部署での運用にも適しています。
導入に慎重な判断が必要なケース
反対に、Net2の特性が合わないのはどのようなケースでしょうか?導入が適していない可能性のある3つのケースを解説します。
入退室ログをそのまま正式な勤怠データとしたい場合
入退室ログを日本の給与計算ソフトと直接連携させ、複雑な勤怠管理を自動化したい場合には、Net2の標準機能だけでは要件を満たせない可能性があります。 日本の就業規則に対応した勤怠管理を行いたい場合は、別途専用システムとの連携などを検討する必要があります。
PCサーバーの管理運用を行いたくない場合
管理用のサーバーやPCを自社内に設置し、維持管理するリソースがない場合には不向きかもしれません。 ハードウェアの保守や管理業務を避けたい場合は、完全にクラウドで完結するサービスの方が適している可能性があります。 Net2はオンプレミス環境での運用が基本です。
すべての機能を国内メーカー製で統一したい場合
海外製品特有のユーザーインターフェースや仕様、サポート体制に懸念がある場合には、慎重な検討が必要です。 トラブル時の対応なども含め、すべてを国内メーカーの基準で統一したい企業にとっては、一部の機能が国内でサポートされない点がリスクとなる可能性があります。
まとめ
Net2は、ライセンス費用が不要というコスト面の利点と、既存ネットワークを活用した拡張性を両立した入退室管理システムです。 直感的なグラフィックマップにより、専門知識がなくても運用しやすい点が特徴です。 一方で、勤怠管理機能などは英国仕様であるため、日本の労務環境への適合性は事前に確認が必要です。 長期的なコストを抑えつつ、柔軟に管理規模を拡大していきたい企業にとって、検討価値のある選択肢の一つです。

入退室ログ管理
4
価格
3
セキュリティ
4
権限・エリア設定
4
認証方式の多様さ
4
機能一覧
リアルタイム入退室監視
グラフィックマップ表示
アンチパスバック機能
避難確認機能
火報連動機能
おすすめの業界
オフィスビル, 工場, 大規模施設, 複数拠点を有する企業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
1ドアあたり約60万円(機器・施工費込)
良い点
ソフトウェアのライセンス費用や更新料が無料
最大10
000ユーザーまで対応可能
直感的なグラフィック操作が可能
既存のネットワーク環境を利用し拡張しやすい
気になる点
標準の勤怠管理機能が英国仕様のため日本の一般的なソフトと異なる
一部オプション機能は日本国内サポート対象外
設置環境やPCスペックへの依存がある
概要
英国Paxton社が開発しKTシステムズが提供するネットワーク型入退室管理システムで、小規模から大規模施設まで柔軟に拡張でき、特に複数拠点の一元管理に強みを持ちます。






