M&Aコンサルティング

みずほ証券株式会社のM&Aアドバイザリーの特徴と銀行系大手証券の体制を整理

2026年5月9日

みずほ証券株式会社は、みずほフィナンシャルグループ傘下の大手証券会社で、企業のM&Aアドバイザリー業務を提供しています。 銀行・信託・証券が連携したワンストップ体制と、海外17拠点(2025年6月30日現在、みずほ証券単体)を活用したグローバル対応が特徴です。 本社は東京都千代田区大手町に置かれ、日本の大手証券5社の一角として、投資銀行部門でM&A案件のオリジネーションからエグゼキューションまでを担います。 本記事ではみずほ証券株式会社の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

目次

みずほ証券株式会社のM&Aアドバイザリーの特徴と銀行系大手証券の体制を整理

みずほ証券 M&Aアドバイザリー Image
M&Aコンサルティング

みずほ証券株式会社

みずほ証券 M&Aアドバイザリー

オススメスコア

2.6

サポート体制

2

価格

2

操作性

2

接続安定性

3

機能の網羅性

4

機能一覧

  • 国内・クロスボーダーM&A案件のオリジネーション及びエグゼキューション

  • 事業承継支援

  • 企業の資金調達アドバイザリー

  • 投資銀行業務全般

  • みずほフィナンシャルグループと連携したワンストップサービス

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おすすめの業界

全業種(大企業・中堅企業の事業承継、再編、クロスボーダーM&Aを検討する法人)

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おすすめの企業規模

従業員501名以上

購入・導入情報

不明

良い点

  • みずほフィナンシャルグループの国内ネットワークが強固

  • 銀行系証券として法人顧客基盤が広い

  • 海外21拠点を有しグローバル対応が可能

  • 大手証券の一角としてM&Aアドバイザリーで高い実績

  • グループ各社と連携したワンストップの高度なサービス提供

気になる点

  • 不明

サービスの特徴と類似サービスとの違い

みずほ証券のM&Aアドバイザリーは、銀行系メガ証券としての顧客基盤とグローバル拠点網を兼ね備えている点が特徴です。 ここでは独立系M&Aブティックや他の大手証券との違いを3点紹介します。

みずほFGと一体となったワンストップ体制

みずほフィナンシャルグループの一員として、銀行・信託・証券が連携した総合金融サービスを提供しています。 顧客企業の資金調達やファイナンス面と組み合わせた提案が可能で、M&A後のPMI(買収後の統合プロセス)に必要な金融機能まで一気通貫で対応しやすい体制です。 グループ各社と連携したワンストップのサービス提供を掲げています。

国内外に広がるネットワーク

国内の法人顧客基盤に加え、海外17拠点(2025年6月30日現在、みずほ証券単体)を有するグローバル体制を整えています。 米国子会社のMizuho Securities USA LLCはニューヨーク連邦準備銀行よりプライマリーディーラーに指定されています。 主要海外子会社にはMizuho International plc(英国)、Mizuho Securities Asia Limited(香港)、Mizuho Securities (Singapore) Pte. Ltd.などがあり、クロスボーダーM&A案件にも対応できる基盤が整えられています。

大手5社の一角としての引受実績

野村證券、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と並ぶ日本の大手証券会社の一角を担っています。 社債主幹事業務やサムライ債市場で高いシェアを持ち、銀行系証券としてM&Aアドバイザリーでも一定の実績があるとされます。 実績規模を重視する企業にとって候補となりやすい存在です。

調べてわかったみずほ証券株式会社の良いところ5点

みずほ証券のM&A関連サービスにおける強みは、グループの総合力と国内外のカバレッジに集約されます。 ここでは公開情報をもとに整理した良い点を5点紹介します。

みずほFGの国内ネットワークの強さ

みずほフィナンシャルグループの国内ネットワークは厚く、幅広い法人顧客にアクセスできる点が魅力です。 旧日本興業銀行、旧富士銀行、旧第一勧業銀行という3行統合の流れを汲み、長年の取引先を多く抱えています。 買い手・売り手のマッチング機会を広げやすい環境と言えます。

銀行系証券としての法人顧客基盤

銀行系証券として法人顧客基盤が広く、事業承継や資金調達と一体での提案がしやすい点が強みです。 みずほ銀行との連携によって、融資や預金取引のある企業に対してM&Aの選択肢を提示しやすくなります。 財務戦略全体を見据えた助言が期待できます。

海外拠点を活かしたグローバル対応

海外17拠点(2025年6月30日現在、みずほ証券単体)を有しており、クロスボーダーM&Aに対応できる体制を整えています。 米国・欧州・アジアの主要地域に現地法人や駐在員事務所を配置し、現地市場との接点を確保しています。 海外進出や海外企業の買収を検討する企業にとって有用です。

M&Aアドバイザリーでの実績

大手証券の一角としてM&Aアドバイザリー実績を有し、案件規模や難易度に応じた対応が期待できます。 投資銀行部門では中途採用も継続的に行われており、案件遂行力の維持・強化が図られています。 複雑な案件でもプロジェクトマネジメントを担える体制があるとされます。

再生可能エネルギー分野の専門性強化

2025年に英国の再エネ特化アドバイザリーブティック「Augusta & Co」を買収するなど、特定分野の専門性強化を進めています。 欧州・中東・アフリカ地域でのエナジー・トランジション分野の競争力強化を目指しており、テーマ特化型の助言にも対応しやすくなっています。 グローバルM&Aプラットフォームとの組み合わせも図られています。

注意すべきポイントと導入時のハードル

大手金融グループならではの体制ゆえに、検討時には組織規模や運用面で留意すべき点があります。 ここでは判断材料として3点解説します。

大手組織ゆえの意思決定プロセス

大手金融グループの一員であるため、社内手続きや稟議のプロセスが多層的になりやすい点に留意が必要です。 金融機関ならではのセキュリティチェックや稟議対応に時間を要する場面もあるとされます。 スピードを重視する小規模案件では負担に感じられる可能性があります。

クロスボーダー案件における体制構築途上の側面

国内ネットワークの強さに比べ、クロスボーダーM&A分野ではさらなる強化が課題として指摘されることがあります。 社員クチコミなどでも国内基盤の厚みに対しクロスボーダー領域への言及がみられます。 海外案件では事前に体制や担当チームの構成を確認することが望まれます。

料金・手数料体系は個別確認が必要

M&Aアドバイザリーの具体的な手数料体系は公開情報からは確認できないため、個別の問い合わせが必要です。 案件規模や難易度によって条件が異なるのが一般的で、提案時に内訳や成功報酬の設計を確認することが重要です。 複数社比較のうえで判断することが望まれます。

このサービスがおすすめのケース

みずほ証券のM&Aアドバイザリーは、規模やネットワークを必要とする案件に向いています。 ここでは親和性が高いケースを3点紹介します。

みずほFGとの取引がある企業

すでにみずほ銀行やみずほ信託銀行と取引がある企業にとって、グループ連携の利点を享受しやすいケースです。 融資や決済の関係性を踏まえた一体的な提案を受けやすく、情報共有もスムーズに進む可能性があります。 財務戦略との整合性を取りやすい点もメリットです。

クロスボーダーM&Aを検討している企業

海外企業の買収や海外進出を視野に入れている企業に向いています。 米国・欧州・アジアに現地法人を持ち、再生可能エネルギー分野ではAugusta & Coの買収によりEMEA地域での専門性も補強されています。 グローバルプラットフォームを活用した助言が期待できます。

大型案件で実績を重視する企業

大型案件や複雑なストラクチャーを伴うM&Aで、実績豊富な大手アドバイザーを求めるケースに適しています。 大手証券5社の一角として案件遂行体制を有し、引受やDCM・ECMなどとの連動も期待できます。 社債主幹事実績などとの組み合わせ提案も視野に入ります。

向いていない可能性があるケース

案件の規模や性質によっては、他の選択肢のほうが適する場合があります。 ここでは事前に検討したいケースを3点解説します。

小規模・スピード重視のM&A

小規模なM&Aや短期間でのクロージングを最優先したい場合は、よりコンパクトな仲介会社のほうが合うことがあります。 大手金融グループでは社内プロセスが慎重に運用されるため、機動性を重視する案件では検討余地が生じます。 案件規模との相性を見極めることが重要です。

業界特化型の細やかな仲介を求める場合

特定業界に深く特化したアドバイザリーを求める場合は、業界特化型ブティックも選択肢になります。 大手証券は幅広い業界をカバーする一方、ニッチ領域での独自ネットワークは特化型企業に強みがあるケースもあります。 両者の補完関係を意識した比較が望まれます。

みずほFGとの関係性を重視しない場合

金融グループとの紐づきを意識せず、独立性の高いアドバイザーを求める場合は他の選択肢も検討に値します。 銀行系証券は融資取引との連動メリットがある反面、利益相反への配慮など独自の運用が伴います。 中立性を重視する場合は独立系FAも比較対象となります。

よくある質問

みずほ証券株式会社のM&Aアドバイザリーに関する基本的な疑問を、検討初期の論点整理に役立つ形で短時間で確認できるよう整理しました。

みずほ証券はクロスボーダーM&Aに対応していますか?

対応しています。 海外17拠点(2025年6月30日現在、みずほ証券単体)と現地法人を活用し、米国・欧州・アジアを含むクロスボーダーM&Aのオリジネーションとエグゼキューションを行っています。

みずほ証券のM&A業務はどの部門が担当していますか?

投資銀行部門が担当しています。 国内・クロスボーダーM&A案件のオリジネーションおよびエグゼキューションをチーム体制で遂行しています。

みずほ証券は再生可能エネルギー分野のM&Aに対応していますか?

対応を強化しています。 2025年に英国の再エネ特化アドバイザリーであるAugusta & Coの全株式取得を発表し、エナジー・トランジション分野での助言体制を拡充しています。

まとめ

みずほ証券株式会社は、みずほフィナンシャルグループの一員として国内外で証券業務とM&Aアドバイザリーを展開する大手証券会社です。 国内の顧客基盤、海外17拠点(2025年6月30日現在、みずほ証券単体)を活かしたグローバル対応、グループ連携によるワンストップサービスが特徴で、大型案件やクロスボーダー案件で強みを発揮しやすい体制を整えています。 一方で、大手組織ならではの社内プロセスや、案件規模との相性を踏まえた検討は必要です。 みずほFGとの取引状況や案件の特性を踏まえ、複数のM&Aアドバイザーと比較しながら自社に合うパートナーを選定することが望まれます。

みずほ証券 M&Aアドバイザリー Image
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みずほ証券株式会社

みずほ証券 M&Aアドバイザリー

オススメスコア

2.6

サポート体制

2

価格

2

操作性

2

接続安定性

3

機能の網羅性

4

機能一覧

  • 国内・クロスボーダーM&A案件のオリジネーション及びエグゼキューション

  • 事業承継支援

  • 企業の資金調達アドバイザリー

  • 投資銀行業務全般

  • みずほフィナンシャルグループと連携したワンストップサービス

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おすすめの業界

全業種(大企業・中堅企業の事業承継、再編、クロスボーダーM&Aを検討する法人)

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おすすめの企業規模

従業員501名以上

購入・導入情報

不明

良い点

  • みずほフィナンシャルグループの国内ネットワークが強固

  • 銀行系証券として法人顧客基盤が広い

  • 海外21拠点を有しグローバル対応が可能

  • 大手証券の一角としてM&Aアドバイザリーで高い実績

  • グループ各社と連携したワンストップの高度なサービス提供

気になる点

  • 不明

概要

みずほフィナンシャルグループ傘下の大手証券会社として、国内ネットワークの強さとグループ連携を活かしたM&Aアドバイザリーを提供。海外21拠点(2024年9月時点)を有し、大企業・中堅企業のクロスボーダー案件や事業承継を含む幅広いニーズに対応可能です。

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