NTT西日本
丁様:ソリューションのイメージをお客様に直感的にお伝えするには、事例動画や説明動画が有効であるということがわかっていました。
一方で、お客様先で動画をお見せしても、その場限りとなってしまい、繰り返し見ていただいたり、後で見返していただいたりすることが難しいとも感じていました。
その点では、紙のパンフレットのほうが後で見返すことができるので、パンフレットと動画の両者のいいとこ取りができないかということを考えていたところ、ARの技術をうまく活用すればよいのではないかという考えに至った次第です。
大竹様:ARサービスの活用を考えた際、インターネットでいくつかの会社を探したところ、COCOARを見つけました。
インターネットからデモアカウントの申請を行ったところ、貴社の営業担当者様からご連絡をいただきましたので、利用方法を教えていただきながら評価を行ったという形になります。
丁様:当社としての取り組みの方向性・ビジョンや、当社の強みをお客様の課題解決にどのように活かしていただけるのかをわかりやすくご説明するということについて、メンバで何度も議論を重ねて形にしていきました。
ARが関係する部分で言いますと、お客様にストレスなく、楽しく動画をご覧いただくため、見た目の品質が落ちないようにしつつギリギリまで動画サイズを小さくしたり、パンフレットの絵があたかも動き出すようなアニメーションの工夫をしたりするなど、細部にもこだわって構成しました。
ひとつのパンフレットに21個の動画を埋め込んでいます。パンフレットに掲載しているソリューションの事例動画や説明動画が中心となります。
渡辺様:特に苦労した点はございません。マーカー画像にも認識しやすいものとそうでないものがあるので、どういう画像がマーカーに適しているのかという「コツ」みたいなものを掴むのに多少時間がかかったぐらいでしょうか。
大竹様:当社では我々の部署が先駆的にCOCOARを活用したところ、社内のいくつかの他の部署からも活用してみたいと問い合わせを受けているところです。
パンフレットに限らず、様々な印刷物や資料で活用できるのではないかと思いますので、今後も高認識かつ軽量なところは維持しつつ、ARアプリとして様々な機能追加を継続していただければと思います。