株式会社建設技研インターナショナルとは 海外インフラ整備の特徴と強みを整理
2026年4月30日
株式会社建設技研インターナショナル(CTII)は、開発途上国を中心とした海外インフラ整備の調査・計画・設計・施工監理を担う総合開発コンサルタントです。 1999年に株式会社建設技術研究所(CTIE)の海外事業部から分社化して設立され、CTIグループの海外事業を担う中核企業として位置付けられています。 業務実績はアジア・アフリカ・中南米・大洋州の多数の国・地域に及び、水資源、防災、道路・橋梁・交通、環境などのプロジェクトに継続的に従事してきました。 本記事では株式会社建設技研インターナショナルの特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!
目次
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株式会社建設技研インターナショナルとは 海外インフラ整備の特徴と強みを整理

サポート体制
4
価格
3
操作性
3
接続安定性
3
機能の網羅性
4
機能一覧
海外インフラ整備に関する調査・計画・設計・施工監理・プロジェクトマネジメント
水資源管理・治水計画
防災(河川・砂防・洪水対策)
道路・橋梁・交通インフラ計画
上下水道・排水計画
おすすめの業界
政府開発援助(ODA)関連機関, 国際開発機関, 各国政府機関, 国際協力機構(JICA), 世界銀行, アジア開発銀行
おすすめの企業規模
従業員101〜500名
購入・導入情報
不明
良い点
CTIグループのグローバル事業展開を担う総合開発コンサルタント
国土交通大臣賞・JICA理事長賞・土木学会賞など受賞歴が豊富
アジア・アフリカ・中南米・大洋州など幅広い地域での実績
親会社CTIEへの国内出向研修によるコンサルタント基礎力の習得制度
新人研修・海外OJT・技術士資格取得・語学取得など人材育成サポートが充実
気になる点
海外(主に開発途上国)勤務・出張が前提となるため業務環境の負担がある
案件はODA・国際機関中心で民間プロジェクトの比重は限定的
サービスの特徴と類似サービスとの違い
株式会社建設技研インターナショナルは、CTIグループの海外部門として開発途上国のインフラ整備を担う総合開発コンサルタントです。 ここでは同社の事業構造や提供範囲を3点に整理して解説します。
CTIグループのグローバル事業展開を担う総合開発コンサルタント
同社は日本で最初の建設コンサルタントである株式会社建設技術研究所のグループ会社として、海外インフラ案件を専門に担当しています。 水資源、防災、道路・橋梁・交通、環境、社会開発、上水道、下水道・排水、エネルギーの8分野を事業の柱としています。 CTIグループは2024年12月期で連結売上高976億円規模(CTIE公表IR情報)であり、グループ一体での技術提供が可能な体制を備えています。
事業発掘から施工監理・能力開発までの一貫したサービス
プロジェクトの発掘・形成から調査、計画、設計、施工監理、現地カウンターパートの能力開発まで一貫して提供できる点が特徴です。 JICAの円借款・無償資金協力案件のほか、世界銀行やアジア開発銀行などのMDB案件にも参画しています。 ハード面の構造物対策に加え、ソフト面の制度整備や人材育成を含む総合的な支援を行っています。
水分野を起点に多分野へ拡大した技術ポートフォリオ
設立当初は水資源管理や防災を強みとしていましたが、現在では交通インフラや都市・環境、エネルギー分野まで領域を広げています。 南スーダン共和国ナイル架橋建設計画では橋梁分野での技術が評価され、関係団体から表彰を受けた実績があります(受賞名・年度は同社公式発表を参照)。 統合的水資源管理(IWRM)や災害リスク評価といった専門領域でも継続的に実績を積み上げています。
調べてわかった株式会社建設技研インターナショナルの良いところ5点
同社の強みは、グループ力・受賞実績・地域カバレッジ・人材育成体制の総合力にあります。 ここでは選定時に評価しやすい要素を5点解説します。
CTIグループのリソースを活用できる体制
親会社CTIEを中核とするCTIグループの海外部門として、グループ全体の技術リソースを活用できる体制を持ちます。 グループにはWaterman Group Plc(英国)や日本都市技術、地圏総合コンサルタントなど多様な専門会社が含まれます。 グループ連結ベースの技術者ネットワークを背景に、幅広い案件への対応力が期待できます(最新の従業員数はCTIE公表IR情報を参照)。
公的機関からの受賞歴が豊富
国際協力機構(JICA)理事長賞や土木学会賞、国土交通大臣賞など公的機関からの受賞歴を多数有しています。 近年では海外インフラプロジェクト技術者表彰(国土交通省主催)や土木学会国際活動奨励賞などを受けた実績があります(具体的な受賞年度・名称は同社公式リリースを参照)。 第三者評価による信頼性の裏付けは、選定時の判断材料として活用しやすい要素です。
アジア・アフリカ・中南米・大洋州の幅広い実績
業務実績国はインド、フィリピン、ミャンマー、パキスタン、バングラデシュなどのアジアから、ケニア、セネガル、南スーダンなどのアフリカ、ホンジュラスやペルーなどの中南米、バヌアツやパラオなどの大洋州まで多岐にわたります。 海外拠点としては支社・支店・連絡事務所・現地法人の区分でフィリピン、パキスタン、モンゴル、カンボジア、パラオなどに展開しています(最新の所在地区分は公式「会社概要」「海外拠点」ページを参照)。 地域ごとの社会的・文化的背景を踏まえた提案が行える体制が整っています。
親会社CTIEへの国内出向研修制度
新卒社員は入社後一定期間、親会社CTIEに出向して国内業務に従事し、コンサルタントとしての基礎を体系的に習得します。 国内の多様なプロジェクトを通じて調査・計画・設計の実務力を磨いてから海外案件に参画する流れです。 技術基盤を固めたうえで国際業務に臨める仕組みは、長期的な品質確保にも寄与します。
新人研修・海外OJT・資格支援など人材育成サポート
新入社員研修や階層別研修、海外OJT、技術士資格取得支援、TOEIC IPテストの会社負担実施など、人材育成への投資が手厚い点も特徴です。 社会人大学院入学支援制度も用意され、専門性の継続的な向上を後押ししています。 技術力を組織として担保する仕組みが整っているため、案件品質の安定が期待できます。
注意すべきポイントと導入時のハードル
同社を協業先や発注先として検討する際には、海外案件特有の業務環境やクライアント構成を理解しておく必要があります。 ここでは判断材料となる留意点を3点整理します。
海外勤務・出張が前提となる業務環境
勤務地は本社(東京都江東区亀戸)と海外(主に開発途上国)であり、海外出張や駐在を前提とする業務が中心です(本社所在地はCTII公式『会社概要』ページを参照)。 気候・治安・インフラ事情が日本と大きく異なる地域での業務には相応の負担が伴います。 協業や人材交流を検討する場合、現地での労務環境や安全管理に関する確認が重要となります。
案件はODA・国際機関中心で民間プロジェクトの比重は限定的
主要取引先はJICA、世界銀行、アジア開発銀行、各国政府などであり、ODAや国際機関案件の比重が高い構成です。 民間ディベロッパーや事業会社の海外プロジェクトに同じ枠組みを当てはめにくい場合があります。 民間発注での迅速な意思決定や商業ベースのプロジェクト経験を最優先で重視する場合は、事前確認が必要です。
案件規模・プロセスが大型公共インフラ前提となりやすい
同社の得意領域はダム、堰、堤防、橋梁、上下水道、道路など大型インフラ整備であり、調査から施工監理まで長期にわたるプロジェクト形態が中心です。 小規模・短期の建設コンサルティング業務には体制やプロセスが過剰となる可能性があります。 同社の業務は案件ごとの個別契約・プロポーザル方式が一般的で、定型の料金プランは公表されていません。 プロジェクト期間や調達方式を踏まえた発注先選定が望まれます。
このサービスがおすすめのケース
海外インフラ整備や国際協力分野で総合的な技術支援を必要とする組織に適しています。 ここでは想定される具体的なケースを3点解説します。
JICA・MDB案件で実績豊富な開発コンサルタントを探している場合
JICAの円借款・無償資金協力案件や世界銀行・ADBなどのMDB案件で経験豊富なパートナーを探している組織に向いています。 同社は長年にわたりこれらの発注機関との協働実績を積み上げています。 受注業務の多くがプロポーザル方式で評価される領域であり、技術提案力が必要なケースに適合しやすいでしょう。
水資源管理・防災・治水分野で高度な専門性を求める場合
河川、ダム、砂防、海岸、統合水資源管理(IWRM)など水・防災領域で高度な専門性を求めるプロジェクトに適しています。 水文・気象情報管理、洪水リスク評価、流域管理など多様なテーマでの実施実績があります。 CTIグループ全体として国内でも有数の実績を持つ分野であり、技術蓄積が豊富です。
開発途上国での現地カウンターパート育成を伴う技術協力
インフラ整備に加え、現地行政機関や水道公社などの能力開発・人材育成を伴う技術協力プロジェクトに向いています。 PCMやPRA、PLAなどの手法を活用したキャパシティ・ディベロップメントを得意としています。 ハード整備とソフト支援の両面が必要な場面に対応しやすい体制が整っています。
向いていない可能性があるケース
事業領域や案件特性によっては、同社の枠組みが適合しない場合もあります。 ここでは検討段階で確認したいケースを3点整理します。
国内の民間建築プロジェクトを主軸に検討している場合
同社の事業は海外インフラが中心であり、国内民間建築プロジェクトを主軸とする発注先としては適合しにくい面があります。 国内案件はグループ会社のCTIEや日総建などが担う領域であり、CTII単体では一般的な民間建築の比重は限定的です。 国内民間建築主体の案件は、グループ内の他社や別企業との比較検討が望まれます。
短納期・小規模の単発コンサルティングを求める場合
大型インフラ案件で多年度にわたるプロジェクト管理を前提とする業務体制であるため、短納期かつ小規模の単発業務には体制が過剰となる可能性があります。 調査から施工監理まで段階的に進む案件構成が一般的です。 スポット的な相談や軽微な業務には他の選択肢も比較したほうがよいでしょう。
商業不動産開発など民間ディベロッパー向け支援を求める場合
主要顧客がJICAや各国政府、国際金融機関である構造のため、民間ディベロッパー向けの商業開発支援とは重視するポイントが異なります。 公共性・国際協力的な視点や持続可能性を重視するプロジェクトに最適化されています。 事業採算性やマーケティング観点を最優先する商業案件は、得意領域とずれる可能性があります。
よくある質問
株式会社建設技研インターナショナルに関して検討段階で確認されやすい疑問を整理しました。 短時間でポイントを確認できる構成にしています。
株式会社建設技研インターナショナルはどのような分野のプロジェクトを手がけていますか?
水資源、防災、道路・橋梁・交通、環境、社会開発、上水道、下水道・排水、エネルギーの8分野を事業領域としています。 海外(主に開発途上国)におけるインフラ整備や社会環境整備が中心です。
主な発注者はどのような機関ですか?
主な取引先は独立行政法人国際協力機構(JICA)、世界銀行、アジア開発銀行、各国政府などです。 ODAや国際機関の枠組みでのプロジェクトが中心となります。
海外拠点はどこに置かれていますか?
支社・支店・連絡事務所・現地法人の区分でフィリピン、パキスタン、カンボジア、モンゴル、パラオなどに展開しています。 最新の所在地や拠点区分は公式「会社概要」「海外拠点」ページで確認することが推奨されます。
どのような受賞歴がありますか?
海外インフラプロジェクト技術者表彰(国土交通省主催)や土木学会国際活動奨励賞、JICA理事長賞、土木学会賞など、公的機関や学会からの受賞歴を多数有しています。 具体的な受賞年度・受賞名は同社公式リリースで確認できます。
まとめ
株式会社建設技研インターナショナルは、CTIグループの海外事業を担う総合開発コンサルタントとして、開発途上国を中心に水資源、防災、道路・橋梁・交通、環境など幅広い分野でインフラ整備を支援してきた企業です。 日本で最初の建設コンサルタントである建設技術研究所をグループに持つ強みを背景に、調査から施工監理、現地能力開発までを一貫して提供できる体制を整えています。 一方で業務領域は海外ODA・国際機関案件が中心であり、国内民間建築や短納期の小規模業務には適合しにくい面もあります。 海外インフラ事業や国際協力分野でのパートナーを検討する際の選択肢として、技術力と実績の観点から比較検討する価値があるでしょう。

サポート体制
4
価格
3
操作性
3
接続安定性
3
機能の網羅性
4
機能一覧
海外インフラ整備に関する調査・計画・設計・施工監理・プロジェクトマネジメント
水資源管理・治水計画
防災(河川・砂防・洪水対策)
道路・橋梁・交通インフラ計画
上下水道・排水計画
おすすめの業界
政府開発援助(ODA)関連機関, 国際開発機関, 各国政府機関, 国際協力機構(JICA), 世界銀行, アジア開発銀行
おすすめの企業規模
従業員101〜500名
購入・導入情報
不明
良い点
CTIグループのグローバル事業展開を担う総合開発コンサルタント
国土交通大臣賞・JICA理事長賞・土木学会賞など受賞歴が豊富
アジア・アフリカ・中南米・大洋州など幅広い地域での実績
親会社CTIEへの国内出向研修によるコンサルタント基礎力の習得制度
新人研修・海外OJT・技術士資格取得・語学取得など人材育成サポートが充実
気になる点
海外(主に開発途上国)勤務・出張が前提となるため業務環境の負担がある
案件はODA・国際機関中心で民間プロジェクトの比重は限定的
概要
日本で最初の建設コンサルタントである建設技術研究所のグループ会社として1999年に設立され、開発途上国のインフラ整備に総合的なコンサルティングサービスを提供しています。水・防災、道路・交通、都市・環境を三本柱に、ODA案件を中心に調査から施工監理まで一貫対応する点が特徴です。









