DynaEye 11の機能・特徴・価格を解説!オンプレミスAI-OCR導入検討ガイド
2026年2月13日
請求書や注文書といった帳票のデータ入力業務は、企業のセキュリティポリシーを遵守しつつ、いかに効率化するかが課題となる場合があります。 PFU社が提供するDynaEye 11は、PCにインストールして利用するオンプレミス型のAI-OCRソフトウェアです。 機密情報を外部に出さずに高精度な文字認識を実現できること、そして定額制でコスト管理しやすい点が大きな特徴です。 本記事ではDynaEye 11の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!
目次
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DynaEye 11の機能・特徴・価格を解説!オンプレミスAI-OCR導入検討ガイド

サポート体制
3
価格
4
操作性
4
接続安定性
5
機能の網羅性
5
機能一覧
高精度AI-OCR
オンプレミス型
定額制(枚数無制限プランあり)
Lite版(枚数制限あり)
生成AI連携オプション
おすすめの業界
流通業, 自治体, 金融業, BPO, 製造業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
初期費用504,000円〜, 継続費用年額84,000円〜
良い点
オンプレミス環境で機密情報を安全に扱える
定額制のため大量処理時のコストパフォーマンスが良い
Lite版によりスモールスタートが可能
直感的なUIで操作が簡単
生成AI連携で複雑な明細も読み取り可能
気になる点
初期導入費用が比較的高額
Lite版には年間処理枚数の上限がある
生成AI連携機能にはインターネット接続が必要
スキャナー等のハードウェア環境が別途必要になる場合がある
DynaEye 11の主な特徴と他サービスとの比較
DynaEye 11が選ばれる理由は何でしょうか?DynaEye 11の主な特徴を3点解説します。
オンプレミス環境で実現するセキュリティと処理速度
DynaEye 11はインターネットに接続せずPC内で処理が完結するため、個人情報や機密情報を外部サーバーに送信することなく、安全に運用できる点が特徴です。 特に金融機関や自治体など、データの持ち出しに厳しい制限がある組織でも、情報漏洩リスクを抑えながら導入しやすい設計です。 また、ネットワークの影響を受けにくいため、レスポンスが早く、スキャン後その場ですぐに確認作業を行える点も利点です。
予算管理がしやすい定額制ライセンス体系
多くのクラウド型AI-OCRが従量課金制であるのに対し、DynaEye 11は利用枚数に制限のない定額制プランを提供しています。 そのため、繁忙期に処理枚数が急増しても追加コストが発生せず、大量の帳票を処理する業務においてコストパフォーマンスが高いといえます。 毎月の請求額が固定されるため、予算計画を立てやすい点もメリットです。
用途に応じた2種類のアプリケーションと対応帳票
定型帳票向けの「標準アプリケーション」と、取引先ごとにレイアウトが異なる非定型帳票向けの「エントリーアプリケーション」の2種類を標準搭載しており、一つのライセンスで両方利用可能です。 手書き文字や活字に加え、ドットプリンターやFAXといった低品質な文字の読み取りにも対応しているため、幅広い業務での活用が期待できます。 インボイス制度や電子帳簿保存法に対応したテンプレートも用意されており、導入後スムーズに利用を開始できます。
DynaEye 11の導入メリット
DynaEye 11を選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?DynaEye 11の主なメリットを3点紹介します。
機密情報の社内管理による高い安全性
DynaEye 11の最大のメリットは、オンプレミス環境でOCR処理を行うため、顧客の個人情報や企業の機密情報を社内で安全に管理できる点にあります。 クラウドサービスへのデータアップロードが禁止されている、高いセキュリティ基準を持つ現場でも、最新のAI技術を活用した文字認識の恩恵を受けられます。
DynaEye 11 Liteによる導入のしやすさ
従来は大企業向けのイメージが強かったDynaEye 11ですが、年間処理枚数に上限を設けた「DynaEye 11 Lite」がラインナップに加わりました。 これにより、中小規模の企業や自治体、あるいは特定の部署単位での導入も検討しやすくなり、必要に応じて上位プランへのアップグレードも可能です。 DynaEye 11 Liteでも機能制限はなく、全機能を利用できるため、コストを抑えつつ本格的なAI-OCRを導入できます。
生成AI連携による認識精度のさらなる向上
オプション機能として生成AIとの連携が可能になり、従来は読み取りが困難だった複雑な明細や非定型の帳票も、より高精度にデータ化できるようになりました。 生成AI連携機能を使用する際はインターネット接続が必要ですが、入力データが学習に利用されることはないため、セキュリティを維持しながら認識精度を向上させることが可能です。 項目名が複数行にわたるケースなど、より高度な読み取りにも対応します。
DynaEye 11の導入を検討する際の注意点
DynaEye 11の導入を検討する際に注意すべき点はどのような点でしょうか?3点解説します。
初期導入コストと年間の総費用
月額数千円から利用できるクラウド型サービスと比較すると、パッケージソフトの購入費用や初期ライセンス費用が必要となるため、導入時のイニシャルコストは高くなる傾向があります。 DynaEye 11 Liteの初年度費用は100万8,000円(税別)からとなっており、長期的な利用を前提としない場合や処理枚数が極端に少ない場合は、割高に感じる可能性があります。 そのため、費用対効果を試算する際は、年間のトータルコストで比較することが重要です。
PC・スキャナなど環境構築と運用管理の手間
ソフトウェアをインストールするPCのスペック要件を満たす必要があり、専用のスキャナなどのハードウェア環境も自社で整備しなければなりません。 ブラウザさえあれば利用できるSaaS型とは異なり、導入時のセットアップや機器管理、OSアップデートへの対応などの運用工数が発生する点には留意が必要です。 マルチステーション機能などを利用する際は、ネットワーク環境の確認も必要になります。
DynaEye 11 Liteの枚数上限と生成AI連携の条件
DynaEye 11 Liteには、年間6,000枚(月平均約500枚)という処理枚数の上限があります。 これを超過する場合は、上位プランへの移行や追加コストが発生します。 また、生成AI連携機能を利用する際には、オンプレミス版であってもインターネット接続環境が必須となります。 そのため、完全なオフライン環境での運用を希望する場合は、この機能を利用できません。 自社のネットワークポリシーと照らし合わせて検討することが重要です。
DynaEye 11の導入が推奨されるケース
DynaEye 11が特に効果を発揮するケースを3点紹介します。
機密性の高い情報を扱う金融機関や自治体
外部ネットワークへの接続が制限されている環境や、個人情報を大量に扱う業務に最適です。 セキュリティポリシーを遵守しつつ、手書きの申請書や届出書のデータ入力業務を効率化したい場合に推奨されます。 オンプレミス環境での安全性が確保されている点が、DynaEye 11の大きな強みです。
大量の帳票処理を行う企業
従量課金制ではコストが予測しにくい、大量の伝票処理を行う流通業や製造業、BPO事業者などの現場に適しています。 枚数を気にせず定額で利用できるため、処理量が多いほど1枚あたりのコストを抑えることが可能です。 繁忙期に処理量が増加してもコストが変動しないため、安心して利用できます。
現場での即時処理とデータ活用を重視するケース
データをクラウドへアップロードする待ち時間が発生しないため、スキャンしたその場で認識結果を確認・修正する業務フローに適しています。 窓口業務や物流センターなど、レスポンスの速さが求められる現場での活用が期待されます。 OCR処理が完了した1ページ目から順次確認作業を開始できるため、全体の待ち時間短縮に貢献します。
DynaEye 11の導入が難しい、あるいは適さないケース
DynaEye 11の導入が最適ではない可能性のあるケースを3点解説します。
初期投資を抑え、手軽にAI-OCRを始めたい場合
導入時にまとまった予算を確保するのが難しい場合や、月額ごく少額のランニングコストのみで運用したい場合には適さない可能性があります。 まずは数万円程度の低コストでAI-OCRの効果を試したい場合、月額制のクラウド型サービスの方が導入のハードルは低いかもしれません。 DynaEye 11 Liteでも初年度費用が発生する点は考慮すべきです。
IT管理者が不在で機器運用が困難な場合
PCへのインストールやスキャナの設定、ライセンスのアクティベーションなど、オンプレミス運用には一定のITリテラシーや管理工数が求められます。 ハードウェアの管理を行わず、常に最新の機能をブラウザ経由で利用したいというニーズには、SaaS型AI-OCRの方が適している場合があります。 OSのバージョンアップ対応なども、自社で管理する必要があります。
処理枚数が少ない、または不定期な利用が中心の場合
年間の処理枚数が非常に少なく、かつ発生時期も不定期である場合、定額制のメリットを享受しにくい可能性があります。 使った分だけ支払う従量課金モデルの方が、閑散期のコストを抑えられるケースもあるため、比較検討が必要です。 DynaEye 11 Liteの年間上限である6,000枚を下回る頻度であれば検討の余地はありますが、極めて少量であればコストメリットが出にくいといえます。
まとめ
DynaEye 11は、オンプレミス環境での高いセキュリティと、定額制によるコストパフォーマンスを両立させたAI-OCRソリューションです。 特に機密情報を扱う業務や大量の帳票処理を行う現場において、その強みを最大限に発揮し、業務効率化に大きく貢献することが期待できます。 DynaEye 11 Liteや生成AI連携などの選択肢も増えているため、自社のセキュリティ要件や処理ボリュームに合わせて導入を検討してみてはいかがでしょうか。

サポート体制
3
価格
4
操作性
4
接続安定性
5
機能の網羅性
5
機能一覧
高精度AI-OCR
オンプレミス型
定額制(枚数無制限プランあり)
Lite版(枚数制限あり)
生成AI連携オプション
おすすめの業界
流通業, 自治体, 金融業, BPO, 製造業
おすすめの企業規模
購入・導入情報
初期費用504,000円〜, 継続費用年額84,000円〜
良い点
オンプレミス環境で機密情報を安全に扱える
定額制のため大量処理時のコストパフォーマンスが良い
Lite版によりスモールスタートが可能
直感的なUIで操作が簡単
生成AI連携で複雑な明細も読み取り可能
気になる点
初期導入費用が比較的高額
Lite版には年間処理枚数の上限がある
生成AI連携機能にはインターネット接続が必要
スキャナー等のハードウェア環境が別途必要になる場合がある
概要
オンプレミス型でセキュリティが高く、定額制で大量の帳票処理に適したAI-OCRソフトウェアです。Lite版の登場により中小規模の企業でも導入しやすくなり、生成AI連携などの機能強化で対応帳票の幅も広がっています。









