入退室管理システム

秘堰とは?機能や導入メリット・注意点をわかりやすく解説

オフィスビルや工場といった大規模施設のセキュリティ管理では、従業員やテナントの安全確保と、煩雑になりがちな管理業務の効率化が重要な課題ではないでしょうか。 秘堰(HISEKI)は、株式会社日立ビルシステムが提供する中・大規模施設向けの総合型入退室管理システムです。 ICカードと指静脈認証を組み合わせた柔軟な認証方式により、エリアごとの重要度に応じたセキュリティレベルを実現できます。 本記事では秘堰の特徴や機能、メリット・デメリットについて詳しく解説します!

目次

秘堰とは?機能や導入メリット・注意点をわかりやすく解説

秘堰(HISEKI) Image
入退室管理システム

株式会社日立ビルシステム

秘堰(HISEKI)

オススメスコア

4.4

入退室ログ管理

5

価格

2

セキュリティ

5

権限・エリア設定

5

認証方式の多様さ

5

機能一覧

  • 部門別管理機能

  • 権限解除

  • 残留者表示・在室者表示

  • ツーパーソン制御

  • 巡回・清掃モード切替

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おすすめの業界

ビル, オフィス, 工場, 病院, データセンター

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おすすめの企業規模

購入・導入情報

価格は公開されておらず、詳細はお問い合わせください。

良い点

  • ICカードと指静脈認証を併用可能でセキュリティが高い

  • 複数企業やテナントでの共用や一元管理が容易

  • 長期間未使用カードの自動停止など運用効率化機能が豊富

  • 大規模拠点の一元管理に対応

気になる点

  • 初期導入コストが高額になる可能性がある。

秘堰が持つ3つの主な特徴

秘堰は、単にドアの施錠を管理するだけでなく、組織の状況に合わせた柔軟な権限設定や、精度の高い認証技術を提供している点が特徴です。

部門やテナント単位での独立した管理が可能

一つのシステムを複数のテナントや企業グループで共用する場合でも、部門ごとに独立した運用を行えます。 事実として、テナントごとに管理者を設定し、自社の従業員情報や入退室記録のみを扱えるように権限を分離できます。 各テナントは自社の情報を管理し、ビル管理者は全体の警報を監視する、といった役割分担が可能です。 これにより、情報漏洩のリスクを抑えながら、効率的な施設管理に繋がります。

ICカードと指静脈認証の柔軟な組み合わせ

エリアの重要度に応じて認証方法を使い分けるハイブリッド運用に対応しています。 例えば、一般的な執務エリアでは利便性の高いICカードを、サーバー室のような重要区画では指静脈認証を必須にするといった設定が可能です。 また、ICカードと生体認証を組み合わせる「二要素認証」(2つの異なる要素で本人確認を行うこと)にも対応し、なりすましなどの不正を防止します。 既存の社員証ICカードを活用しつつ、特定の重要エリアのみ生体認証でセキュリティを強化できます。

厳格なルール適用と管理業務を支援する機能

入室記録のない利用者の退室を許可しない「アンチパスバック」や、2名以上での入室を必須とする「ツーパーソン制御」など、厳格な入退室ルールをシステムで自動化できます。 これらの機能は、共連れによる不正入室などのリスクを低減させるのに役立ちます。 長期間利用されていないICカードを自動で無効化し、管理者の負担を減らしながらセキュリティリスクを低減する機能も備わっています。

秘堰を導入するメリット

秘堰を選択するメリットはどのような点にあるのでしょうか?ここでは、主なメリットを3点解説します。

エリアに応じた最適なセキュリティレベルを実現

認証方式の選択肢が広く、場所や用途に応じて最適なセキュリティレベルを設定できる点がメリットです。 特に日立独自の指静脈認証は精度が高く、利便性と安全性を両立しています。 高精度な指静脈認証は「指のみ」での認証も可能で、カードの紛失・盗難による不正アクセスのリスクを低減します。 これにより、セキュリティと利便性のバランスを柔軟に調整することが可能です。

複数拠点やテナントの一元管理によるコスト削減

大規模ビルや多拠点を持つ企業において、システムの一元管理は管理コストの削減に直結します。 秘堰は分散したサーバーを集約し、全拠点の入退室状況を統合的に監視することが可能です。 カード発行や権限変更といった管理業務を本社などで集約でき、全社的な運用フローの簡素化とガバナンス強化に貢献します。

管理業務の自動化による負担軽減と効率化

人事異動や退職に伴う権限の削除漏れは、セキュリティ上のリスクになり得ます。 秘堰には、一定期間使用されなかったカードの権限を自動で停止する機能があり、手動での確認作業にかかる管理者の負担を軽減します。 人事異動や退職に伴うカード権限の削除漏れといった人為的ミスを防ぎ、セキュリティレベルの維持を支援します。

導入前に確認したいデメリットと注意点

秘堰の導入を検討する上で注意したい点は何でしょうか?事前に確認すべきポイントを3点紹介します。

初期費用が高額になる可能性

秘堰は中・大規模施設向けのシステムであり、サーバー構築や専用の認証機器、電気錠の設置工事などが必要になる場合があります。 そのため、工事不要で導入できるクラウド型のスマートロックなどと比較すると、費用や準備期間がかかることを考慮しなければなりません。 長期的な運用コストと求めるセキュリティ要件を照らし合わせ、計画的な予算策定が重要です。

物理的な設置工事と関連部署との調整

導入時には、各扉への電気錠やカードリーダー、指静脈認証装置といった物理的な機器設置工事が発生します。 既存の建物に後付けで導入する場合、配線ルートの確保やドアの改修作業が伴うこともあります。 導入には施設管理部門やビルオーナーとの事前調整が不可欠であり、プロジェクトとしての工数を見込んでおく必要があります。

事業規模によっては機能が過剰になることも

秘堰は複雑な組織構造や厳格なセキュリティ要件に応える多彩な機能を持っています。 しかし、従業員数が少なく、出入り口が限られる小規模なオフィスでは、全ての機能を活用しきれない可能性があります。 従業員数が少なくシンプルな入退室管理で十分な場合、多機能さがかえって運用を複雑にする可能性も考慮すべきでしょう。

秘堰の導入が特に推奨されるケース

秘堰の特徴や強みが活かされるのは、以下のような環境やニーズを持つ企業・施設です。

複数テナントが入居するオフィスビル

ビル全体で統一したセキュリティシステムを導入しつつ、各テナントには独立した管理権限を付与したい場合に適しています。 共用部と専有部で権限を分離したり、テナントの入れ替わり時に設定をスムーズに変更したりできる点でメリットがあります。 ビル管理会社や施設オーナーにとって、効率的かつ安全な施設運営を実現しやすくなります。

高セキュリティが求められる研究所やデータセンター

個人情報や機密技術を扱うエリアでは、ICカードの貸し借りによるなりすましを防ぐ必要があります。 共連れ防止や在室者管理といった機能も、施設の安全管理に役立ちます。 指静脈認証による確実な本人確認が求められる施設において、情報資産を保護する基盤として有効です。

多拠点のセキュリティを一元管理したい企業

本社や支社、工場など複数の拠点が点在する場合でも、秘堰であればシステムを統合し、全社でセキュリティポリシーを統一できます。 全拠点の入退室ログをリアルタイムで確認し、本社で管理業務を集約することで、全社的なガバナンス強化を図りたい場合に適しています。

導入が適さない可能性のあるケース

一方で、企業の規模や目的によっては、秘堰以外のソリューションが適している場合もあります。

初期費用を抑えたい小規模オフィスや店舗

従業員が数名程度の小規模な事業所で、高額な初期投資を避けたい場合には、導入のハードルが高い可能性があります。 自社の規模や予算に応じて、より手軽な選択肢を検討することも一案です。 工事不要で後付けできるスマートロックや、安価な月額制クラウドサービスの方がコスト面で適している場合があります。

シンプルなドアの開閉管理のみを求める場合

エリアごとの細かな権限設定や詳細なログ管理を必要とせず、単に通用口の施錠・解錠ができればよい、というニーズには不向きな場合があります。 管理機能を重視したシステムであるため、シンプルな運用を望む現場では、機能の豊富さがかえって操作の複雑さに繋がる懸念もあります。

短期間での利用やオフィスの移転が多い場合

設置工事を伴うシステムであるため、数ヶ月単位の短期利用や、頻繁にオフィスを移転する流動性の高い環境では、移設コストや原状回復の手間が課題となることがあります。 フレキシブルに機器を移動させたい場合は、持ち運びが容易な簡易的システムのほうが適している可能性があります。

まとめ

秘堰は、株式会社日立ビルシステムが提供する総合型入退室管理システムです。 特に中・大規模施設や高度なセキュリティが求められる環境において、その特徴を活かせます。 ICカードと指静脈認証を組み合わせた柔軟な認証方式、組織構造に合わせた詳細な権限管理機能は、企業の資産と従業員の安全を守る体制構築に貢献します。 初期導入には計画的な準備とコストが必要ですが、長期的な運用効率と堅牢なセキュリティを両立させたい企業にとって、検討する価値のある選択肢の一つです。

秘堰(HISEKI) Image
入退室管理システム

株式会社日立ビルシステム

秘堰(HISEKI)

オススメスコア

4.4

入退室ログ管理

5

価格

2

セキュリティ

5

権限・エリア設定

5

認証方式の多様さ

5

機能一覧

  • 部門別管理機能

  • 権限解除

  • 残留者表示・在室者表示

  • ツーパーソン制御

  • 巡回・清掃モード切替

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おすすめの業界

ビル, オフィス, 工場, 病院, データセンター

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おすすめの企業規模

購入・導入情報

価格は公開されておらず、詳細はお問い合わせください。

良い点

  • ICカードと指静脈認証を併用可能でセキュリティが高い

  • 複数企業やテナントでの共用や一元管理が容易

  • 長期間未使用カードの自動停止など運用効率化機能が豊富

  • 大規模拠点の一元管理に対応

気になる点

  • 初期導入コストが高額になる可能性がある。

概要

中・大規模施設や複数拠点を持つ企業に適した総合型入退室管理システムです。ICカードと生体認証のハイブリッド運用や、組織構造に合わせた柔軟な権限管理が可能で、ビルのセキュリティレベルを効率的に維持できます。

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