「日払い・週払いのニーズがあるものの、その煩雑さに悩んでいた」 そう話すのは、もうやんカレー代表取締役の辻智太郎さん。 Payme導入の理由とは? その経緯について尋ねた。

もうやんカレー株式会社

行列のできるカレー屋「もうやんカレー」が誕生したのは1997年のこと。西新宿にテラス席を含め17坪44席の店を構えた。借金3000万円を背負ってのスタートだった。2017年には創業20周年を迎え、現在は都内に9店舗、名古屋に1店舗を構えるまでに規模を拡大している。
 

■日払い・週払いのニーズによりスマートな対応をしたかった
そんな同店では、これまでも日払い・週払いのニーズが高く、要望があればその都度対応してきたという。とはいえ、勤怠と連携したシステムになっていないため、店舗ごとに店長が電卓でその日の給与を計算し、現金を従業員に手渡していたそうだ。しかし、どうしても手間がかかってしまう。その煩雑さを解消したいと辻さんは考えていた。
「学生や外国人従業員は特に現金でほしいという要望が多いんですね。でも、1日16時間くらい立ちっぱなしで仕事をして、ヘトヘトの状態で伝票を計算しなければならず、正直
なところけっこうな負担になっていたんです。それに給与計算にかける時間があるのなら、少しでもカレーづくりに専念させたいという思いもありました」また、金額にミスが起きることも課題としてあったという。
「残業や深夜手当などがあると計算が複雑になり、しかも手作業で対応していることもあって数字が合わないことがけっこうあるんです。そうすると、ゼロから数え直さないといけないからすごく時間がかかる。ときには夜中になってしまうこともありました。本当に時間の無駄ですよね。これはなんとかしないといけないと徐々に考えるようになりました」

■スマホひとつで申請可能 その手軽さが導入の決め手に
こうした課題を解消するために導入を決めたのがPaymeだった。何よりも気に入ったのが使い勝手の良さだという。
「今ってスマホがあれば何でもできるようになってるじゃないですか。それで時間を節約できるのであれば、どんどん活用していきたいなと思っています」とにかくカレーづくりの妨げになるような負担は減らしていきたい。そんな思いが辻さんの言葉からあふれていた。同店では、Paymeの導入を第一歩にさまざまなシステムのデジタル化を推進していきたいという。
「勤怠との連携はもちろんですが、アナログでやってることがまだまだたくさんあります。タイムカードの代わりになるようなシステムもできたらすごくありがたいですよね」


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