【比較】エンタープライズサーチ(企業内検索)6選!【ランキング】
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1 . エンタープライズサーチとは?わかりやすく解説!
エンタープライズサーチ(Enterprise Search)とは、企業内の情報をひとまとめに検索できるようにするシステムのことです。社内全体はもちろん、部署やチーム内で管理している書類や、人事関連情報、経営情報、社内外のウェブサイトも統合して検索できます。そのことから、「企業内検索」「企業向け検索エンジン」とも呼ばれています。
社内の情報を一元管理するためのデータベースとして活用されることが多く、社内の重要なデータはもちろん、日報やナレッジの共有にも役立ちます。また、面倒な社内のデータ管理ルールなどを省略できることもあり、業務の効率化や生産性アップだけでなく、コスト削減や働き方改革を実現できるツールとして話題になっています。
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エンタープライズサーチ(企業内検索エンジン)の主な機能
・検索・サジェスト機能
エンタープライズサーチの主な機能の1つ目が、検索・サジェスト機能です。サジェスト(suggest)とは、「提案する」「連想させる」という意味の英単語で、検索キーワードの一部を入力したとき候補となるキーワードの一覧を表示する検索補助機能のことです。
例えば「こ」と打つと「広報」「広告費」「国内」などいくつかの候補をあげてくれますので、効率的に検索を行う事ができます。それだけでなく、過去に過去に検索したキーワードを自動的に表示することもできます。
・フォルダ選択機能
エンタープライズサーチの主な機能の2つ目は、フォルダ選択機能です。普段使っているPCと同じように、フォルダを選択しファイルを絞り込むことが出来ます。社内すべてのファイルを検索したとき、時として結果として大量のデータがヒットすることもあるでしょう。
特定のフォルダ内にあるファイルだけを絞り込んで検索する事もできるため、プロジェクト単位、あるいは事業年度単位などで絞り込んで検索することもできるのです。
・サムネイル機能
エンタープライズサーチの主な機能の3つ目は、サムネイル機能です。サムネイル機能というのは画像のことではなく、検索結果が含まれるテキストの前後を閲覧できる機能のことです。これによって、文脈を判断できるので、目当てのファイルを効率的に探すことができるというわけです。
通常のインターネット検索においても、検索結果一覧からそのページ内容の一部をみることができますよね。この機能によって一つずつファイルを見て確認する時間が短縮されるのです。
・閲覧制限・認証機能
エンタープライズサーチの主な機能の4つ目は、セキュリティに関する機能です。セキュリティに関しては、大きく2つの機能があります。
1つ目は閲覧制限機能です。これは特定の権限を持つユーザーにだけ検索結果を表示する機能で、守秘義務の保持に役立ちます。
2つ目は認証機能です。システムを使用する前にユーザーの認証を求めることで、情報漏えいを防ぐことができます。社内の重要なデータを悪用されたり流出させたりすることなく使用するための重要な機能ですね。
2 . なぜエンタープライズサーチ(企業内検索エンジン)の市場規模は拡大するのか?
企業の情報を一元管理し、活用する
企業の抱えるデータは日々更新され、増え続けています。それらのデータのすべてを適正に管理することは難しいですし、仮にできても多大な労力やコストが必要になります。
エンタープライズサーチを導入することで、こういった膨大な管理の手間を省略できるようになるだけでなく、社内データにいつでも簡単にアクセスすることができるようになります。データの適切な管理と活用は現代社会の大きな課題ですが、エンタープライズサーチはそれを解決するための一歩なのです。
セキュリティを高めることができる
昨今、情報漏洩は企業にとって深刻な問題となっています。顧客や社内の財務関連などの機密事項が万が一漏洩すると、企業の存続を脅かすことになるからです。現代において、このリスクは看過できないものとなりました。
前述の通り、エンタープライズサーチには閲覧制限や認証機能などセキュリティ対策機能があります。慎重に情報を取り扱うことには変わりありませんが、これによって、安心して情報業務の効率化に取り組むことができるのです。
3 . 失敗しないエンタープライズサーチツール選びのポイント
その製品が扱える情報量を確認する
エンタープライズサーチツール選びで失敗しないためには、3つのポイントを押さえることが重要です。1つ目は、その製品が扱える情報量を確認することです。
通常のPCの検索と同じく、エンタープライズサーチによる検索も、検索する情報量が多ければ多いほど遅くなるのです。つまり、企業内データが多い場合は、対応可能情報量も高い製品を選ぶ必要があるのです。対応可能な情報量が低い製品だと検索に時間がかかりすぎ、業務に差し支えが出る可能性があるからです。
その製品が扱える情報の種類を確認する
失敗しないエンタープライズサーチツール選びのポイント2つ目は、その製品が扱える情報の種類を確認することです。
一般企業でよく使われるファイルの種類は、PDFやExcel、WordなどのOffice製品でしょう。業種によっては動画や音声ファイル、aitやHTMLファイルなどを使用することもあるでしょう。事前に社内でどのようなファイルが使用されているのか確認を怠ってしまうと、導入後の業務に支障が出てしまう場合もあるのでご注意ください。
製品のセキュリティ対策を確認する
失敗しないエンタープライズサーチツール選びの最後のポイントは、製品のセキュリティ対策を確認することです。
前述の通り、情報漏洩は企業の存続を揺るがしかねない強大なリスクです。アクセス制限などの対策がどの程度可能なのか、その上でどのように権限を付与すべきなのか入念に確認しましょう。
仮にアクセス制限の機能があったとしても、社員のセキュリティに対する意識が低いと本末転倒です。適切な情報管理のため、導入に際して社内のリテラシーやセキュリティへの意識を問い直す必要があるでしょう。
5 . 最もおすすめするエンタープライズサーチはこれだ!!!
①Neuron(ニューロン)
おすすめする理由1 : 検索情報を分析し、業務効率化を図る
私どもが「Neuron(ニューロン)」をおすすめする1つ目の理由は、検索情報を分析し業務効率化を図る上で最も優れているからです。
上図は、Neuronのログ情報です。ユーザーの行動分析や、情報の保管の見直し等、業務改善に役立つ情報を得ることが出来ます。
導入には当然コストがかかりますが、こういった機能が用意されていることで高い費用対効果を得ることが期待できます。業務の効率化は働き方改革を目指す上で欠かせない要素です。
おすすめする理由2 : お手頃な価格で利用可能
Neuronをおすすめする2つ目の理由は、お手頃な価格で利用可能だからです。エンタープライズサーチの導入に魅力を感じていても、金額的を見ると踏み切れないというケースも少なからずあるのではないでしょうか。
通常、ユーザ数や扱うデータ量によって従量課金を求められたり、コストによって利用できる機能に制限が設けられることが多いですが、Neuronは違います。導入最初の2ヶ月間は無料体験できますので、自社の環境にて性能を評価することができます。
おすすめする理由3 : 初めての人での利用できるシンプルなUI
Neuronをおすすめする理由の3つ目は、初めての人でも利用できるシンプルなUIです。
上図のように、Neuronは非常にシンプルなユーザーインターフェースを導入しています。これは、「利用者が望むのは探し出した情報を使って仕事を効率的に進めることだ」という考えに基づいてのものだそうです。
「はじめての方でもマニュアルを見ずに利用できる」「シンプルで無駄がなく、それでいて必要な機能がある」など、新しい機能を覚えずとも即戦力とできる点が最大の魅力です。
導入実績・事例
・カシオ計算機株式会社
例えばカシオ計算機株式会社では、導入後以前のシステムに比べ、約200%精度が向上したことがわかったそうです。検索精度の向上は検索にかかる時間を1/20にし、これは金額に換算して実に数千万円相当にもなると言われています。
業務のストレスとロスタイムを減らしたということは、生産性の向上を意味します。技術とコストのバランスが非常に優れた製品だと言っても過言ではありません。
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5 . おすすめ6社の価格や導入方法を徹底比較!!
1位 . Neuron(ニューロン)
機能
Neuron(ニューロン)の最大の特徴は、コストの低さと優れたユーザーインターフェースによる高い操作性です。あのカシオ計算機株式会社からも「Neuronの秀でた点は、機能や価格面だけでなく、ユーザーの要望を真摯に受け止め、それを製品に反映する体制があること」と言わしめるまでの高い評価を獲得しています。
企業向け検索エンジンとしての高い機能と操作性はもちろん、分かりやすくリーズナブルな料金プラン、企業の要求に応えるセキュリティと管理機能、管理者向けのデータ解析、そして継続的な追加機能開発と、エンタープライズサーチを牽引するに相応しいクオリティのサービスであることに疑いようはありません。
特徴
- サムネイル表示・プレビュー表示に対応
- 日付や操作ログをもとにランキング操作が可能
- アクセス権のないファイルは検索に表示されない
- サーバ側へのエージェントインストールは不要
- オープンソースで継続的に追加される新機能
料金
- 2ヶ月間の無料体験期間があり、自社環境で動作のテストと評価ができる
- ライセンス体系により、人数の多い企業ほどローコスト
- 従量課金や機能制限の不便さがないシンプルな料金プラン
- 使用方法や人数に応じて料金プランが選択できる
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2位 . QuickSolution(クイックソリューション)
特徴
- 絶大な拡張性(スケーラビリティ)1サーバで500TBまで対応可能
- AIによる超高速かつ高精度な検索が可能
- 直感的な操作性。導入に際しての社員教育が不要
- 3つの市場調査で、シェアNO.1を誇る
料金
- 基本ライセンスとフルスペックの拡張ライセンスがあり、規模や予算に応じて5つのモデルから選択が可能
- 最上のプランでは、データの数も容量も無制限。日々増え続けるデータにも対応できるプランがある
- ライセンス価格は150万円(税抜)~
3位 . FileBlog(ファイルブログ)
特徴
- 導入作業に手間がかからず、ストレスも少ない
- 運用も容易
- 「フォルダツリー」を備えた世界初のエンタープライズサーチ
- ファイルサーバー特化のため検索が早い
- 端末を選ばずファイルサーバを検索可能(スマホ・タブレット・PC)
料金
- 「ユーザ数ライセンス」と「文書数ライセンス」のそれぞれが必要
(利用人数x対象ファイル・フォルダ数で料金が決定)
- 更に年間契約タイプ、または買い切りタイプが選択可能
- 年間契約の場合、初年度の導入費用が半額程度で収まる
- 保守やオプションも希望ならオプションとして加入できる
4位 . SAVVY/NEO(サビー・ネオ)
特徴
- 8種類の検索方式に対応(完全一致検索・近傍検索・自然語調検索など)
- 様々なプログラミング環境から利用できる
- 高速でインデックスできる
- カード型データベースへの拡張も可能
料金
- 詳しい料金については要お問い合わせ
関連サービスの導入には以下のコストが掛かるようです。(参考サイトはこちら)
5位 . SAVVY/EWAP(サビー・イーワップ)
特徴
- フォルダによる情報の整理機能。社内に散在する情報を見える化できます
- 全文検索でも超高速で検索ができます。欲しい文書がすぐに見つかります
- 多観点ツリーによる検索結果の分類や絞り込みができます
料金
- 詳しい料金については要お問い合わせ
6位 . J-Insight(ジェイ インサイト)
特徴
- 検索結果向上のための仕組みがあるため、検索の手間を省くことができる
- 具体的にはAI検索エンジンによる学習が可能
- 学習教科モード、辞書取り込みなどで機能向上が見込める
- FAQコンテンツの作成が得意
料金
- 詳しい料金については要お問い合わせ
6 . まとめ
いかがでしたか?ここまでの情報を網羅すると、次のようになります。
- エンタープライズサーチとは、企業内情報の一括検索ツールである
- エンタープライズサーチを導入することで、ファイル管理の手間が減り生産性の向上が見込める
- 検索結果のプレビュー表示やセキュリティなど、様々な便利機能がある
- 導入前に、以下の3点を確認すると良い
- 扱うデータの量
- 社内で使用するファイルの種類と対応の可否
- セキュリティ面と社員の情報教育
- イチオシのエンタープライズサーチはNeuron(ニューロン)